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2015年4月18日の定時総会にて承認 |
ISによるテロ行為と武力支配、ロシアとウクライナの対立、中国の急激な経済成長とCO2排出量急増など、海外情勢は全く予断を許さない状況です。日本がこれらの課題にどう立ち向かうかという試練にさらされることも増えてきました。日本が世界的に優位に立ち元気になるためには、日本の強みである科学技術の益々の発展に託すしかないという思いがこみ上げてきます。そして、愛知県の工業生産額は1977年より37年連続で日本一であることを考えますと、この地区が全国の産業界をリードしていく重要な役割が期待されていると言えます。 あらゆる技術分野の一流技術者が集まっている団体は、公益社団法人日本技術士会以外には存在しません。今ほど技術士に何ができるかを真剣に考え、行動しなければならない時期はないでしょう。技術士一人ひとりは高度な専門的応用能力を持っています。その団体である愛知県技術士会には、世の中を大きく変えるのに十分な技術力やエネルギーを秘めているはずです。世の中に技術士の底力を見せつけようではありませんか。 2015年度の運営方針として、以下の4点を中心とした事業展開を図っていきます。そして。2015年9月30 日には愛知県技術士会を発展的に解散し、このような高い志を日本技術士会中部本部愛知県支部に引継ぐ所存です。 1.わかりやすく親しみの持てる活動を通じた社会貢献 2.会員の相互啓発および広報活動の充実 3.魅力的な例会を通じた本会の活性化を全員で取り組む 4.愛知県技術士会の最後の締めくくりに相応しい有益な活動と、日本技術士会中部本部愛知県支部組織設立への協力 事業活動 これらの達成のために、具体的に次の通り実施する予定です。 1.愛知県技術士会の解散に向けての取り組み 最後の締めくくりに相応しい有益な活動を行います。解散に伴う事務処理も順次実施します。 2.愛知県支部立上げ 日本技術士会中部本部愛知県支部の立ち上げに取り組みます。愛知県在住・在勤の日本技術士会中部本部役員で愛知県技術士会の会員でない方々とも協力します。 3.会員の相互啓発および広報活動として 1) 例会 : 2015年度は2014年度とは異なり、2回の開催とします。内容の質を高め会員らの資質向上にも寄与するだけでなく、会員が参加したくなる親しみのある例会を目指します。各例会では、プレゼンテーションなどに先立って愛知県技術士会や日本技術士会中部本部の活動状況の紹介をすることにします。 2) ワーキンググループ活動 : HACCPワーキンググループ、ISOワーキンググループ、わいがやフォーラムの3つ が、引き続き活動を展開します。 3) ホームページなどについ て: 愛知県技術士会の解散日である2015年9月30 日をもってホームページ更新を終了し、以降は、日本技術士会中部本部愛知県支部に引き継ぎます。ただ、2016年12月31日までは、愛知県技術士会の活動記録として閲覧できる状態で残し、その後は責任者のもと、クローズ状態でデータを保管します。本会の会員名簿とメーリングリストも2015年9月30日をもって終了させますが、残務処理で必要な場合は使用します。 4.社会に貢献する活動として : @公開セミナーの開催 : ワーキンググループ単位で積極的に実施します。 A 理科支援特別講師派遣 : 教育関係者のニーズは多いため、引き続き要望に応じて協力をしていきます。 Bその他、社員教育、社内講演の出前サービス、技術相談、コンサルタント派遣など、可能なところから進めます。 5.日本技術士会中部本部活動への参加協力 @日本技術士会中部本部愛知県支部設立への協力 ACPD 行事への出席 B役員会や各委員会への参加・協力 C理科支援員配置事業特別講師派遣への協力 D技術士試験の運営と監督業務 Eその他 6.解散式 2015年9月26日に行います。 7.役員会 定期会合を年4回予定します。その他、役員会メーリングリストによる情報交換を密に行うようにします。 |