2007年4月22日(土)に開催された「2007年度定時総会」の報告 |
2007年4月21日(土)の午後、ウィルあいちにて、下記の次第にしたがって定時総会を開催しました。委任状(44名)を含めて会員の過半数の出席のもと、第1号から第3号までの全議案が承認されました。 定時総会 (13:30〜14:45) 1.開会挨拶 (代表幹事) 2.議長選出 (規約にしたがって、代表幹事が議長に) 3.議案 第1号議案 … 平成18年度 事業報告、決算報告、会計監査報告 第2号議案 … 平成19年度 役員の改選 (退任4名、新任4名) 第3号議案 … 平成19年度 事業計画案、予算計画案 ![]() 4.その他連絡事項 なごや環境大学共育講座について 5.新役員紹介 6.来賓挨拶 … 愛知県環境部長 林 清比古氏 (技術士(環境、総合技術監理部門)) 祝辞と環境部の取り組みの紹介 ![]() 7.閉会挨拶 (新代表幹事より 特別講演 (15:00〜17:00) 演題 … 「神経内科医から診た世相と処方箋」 講師 … 山本紘子氏 (藤田ばんたね病院長、前名古屋市教育委員長) ![]() 山本紘子氏は、ベストセラーになった「1リットルの涙」の著者、木藤亜矢さんの主治医。神経内科、心療内科、精神科などはオーバーラップする医療の分野で、ソフトが大切な現場であり、的確な診断、治療には経験が大切。その意味では技術士の仕事と共通点があると指摘された。後述の適応障害症や弱力症は乳幼児期の母親との接点が大切なことを強調された。父親の役割は5,6歳以降とのこと。「鬱」にも3種あり、薬や治療などで回復するタイプは20%程度、自意識過剰で自分で「鬱」と自己診断するタイプ(適応障害)や、元々気力に欠ける「弱力型」が殆どを占めているように感じているが、これが世相かなとのこと。本物の「鬱」以外は乳幼児期に萌芽があり、大人になっての対応は難しい。遅すぎた情報というきらいはあるが、夫婦は「嫌だなと思うことが一致している」と円満のようだとの処方箋もあった。会場からの個人診断に応じていただいたり、医者の選び方などご教示をいただいたりした。かなり頻繁に笑い声も起こり、心療的な治療をしていただいた感があった。 懇親会 (17:00〜18:30) ウィルあいちの地下食堂に会場を移し、山本紘子講師にも加わっていただき、総会参加者の多くの参加を得て懇談した。18時30分ごろに中締めをして散会。 ![]() ![]() |