2007年8月25日(土)に開催された「講演会」の報告 | ||||||||
2007年8月25日(土)の午後、名古屋国際センター(3階 第3研修室)で、40名の出席を得て愛知県技術士会2007年度第2回例会「講演会」を開催しました。 今回は、JR東海鰍フ総合技術本部 リニア開発本部の加藤覚様から、「超伝導リニアの技術開発の現状」についてご講演いただきました。 〔内容〕 1) 挨拶 (13:30〜13:40 ) : 中川代表幹事 2) 「世界の高速鉄道と磁気浮上式鉄道」 13:40〜14:10 : 担当幹事 小島晋 3) 講演 (14:20〜16:00) 「超伝導リニアの技術開発の現状」 JR東海椛麹技術本部・リニア開発本部 加藤覚様 4) 技術交流会 (16:10〜16:50) 中川代表幹事による挨拶と講師紹介のあと、担当幹事の小島から、日本の新幹線をはじめとした世界の高速鉄道の概要と磁気浮上式鉄道の開発にいたる経緯について簡単に紹介しました。 休憩をはさんで、加藤覚様からJR東海が推進している、超伝導リニアの開発の経緯をはじめとして、技術的な解説、山梨実験線での成果、今後の計画など、興味あふれる内容の説明がありました。
講演の最後では、山梨実験線の成果を紹介したビデオを紹介していただきました。(最初DVDがうまく始まらなく苦労しましたが、パソコンを交換してOKとなりほっとしました) 今後は、2025年の東京−名古屋の実用線開通をめざして開発推進されるとのことで、次世代の扉を開く全く新しい輸送システムの誕生を期待したいと思います。 また、講演の最後の質疑応答では質問が殺到し、担当幹事は時間進行が心配でうれしい悲鳴となりました。(質問を途中で切らせていただきましたが、申し訳ありませんでした) 講演のあとは、恒例となった技術交流会を行い、飲み物とツマミを楽しみながら、情報交換やら技術論議に花が咲きました。
最後に、猛暑のなか、名古屋までご足労いただいたリニア開発本部の加藤様、能見様をはじめ、参加していただいた皆様のご支援で充実した内容とできたことを報告し感謝いたします。 (担当幹事 : 小島晋(文責)、澤井巌、森澤千春) |