2009年4月18日(土)に開催された「2009年度定時総会」の報告 | ||||||||||
2009年4月18日(土)の午後、金山南ビル14階の名古屋都市センター(第1,2会議室)で、「2009年度定時総会」を開催しました。 〔定時総会〕 (13:30〜14:45) 愛知県技術士会会員の過半数の出席(委任状も含む)で成立し、代表幹事の中川宗彦の議長のもと、第1号議案「2008年度事業報告および決算報告」、第2号議案「2009年度事業計画および予算計画」、第3号議案 「2009年度役員改選」の何れもが承認されました。続いて、報告事項として、HACCPワーキンググループ、ISO14000sワーキンググループ、わいがやフォーラム、なごや環境大学共育講座の活動状況が各世話役から報告されました。
新役員の紹介の後、来賓の藤井敏夫様(愛知県環境部長)、辻喜礦様(日本技術士会 中部支部長)、田中秀和様(岐阜県技術士会 代表幹事)、 吉澤淳様(静岡県技術士会 代表幹事)、前田持様(三重県技術士会 副代表幹事)の4氏を代表して、藤井敏夫様と辻喜礦様から挨拶をいただきました。藤井敏夫様からは愛知県の環境活動への日本技術士会会員の協力・支援への期待が述べられ、また、日本技術士会の環境技術指導などの貢献が技術士の社会的評価を高めることにも言及されました。辻喜礦様からは食料自給率の話題などから、食の安全への取り組みの重要性を述べられました。
〔記念講演〕 (15:00〜16:45) 藤井敏夫様から「持続可能な社会経済システムを目指した新たな動き」と出した講演をいただきました。「グリーン革命」(トーマス・フリードマン著)の書籍から、「ローマクラブ提唱の『成長の限界』がやってきた!!」「世界同時不況は神の啓示か??」「21世紀における世界の動き」「アメリカ社会自体の問題」について述べられました。2008年後半からの世界同時不況は起こるべくして起こったもので、資源が枯渇し、資源利用システムがストップする前に、金融システムが壊れたという現状ということでした。資源利用システムが壊れては再生ができない。しかし、金融システムは再生できるので、これを実行する間に資源利用を再考することができ、全システムがうまく回るようにする必要があると言われました。 次に、愛知県の環境施策がめざす方向として、「地球温暖化対策」「資源循環」「 生物多様性」について説明され、2010年開催のCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)の内容説明と本会議やパートナーシップ事業への支援を要望されました。
〔技術交流会〕 (17:15〜19:00) 金山総合駅北口にある「アスナル金山」の飲食店で交流会を開催しました。アルコールも入って和気あいあいとした技術論議や情報交換が行われました。 |