2010年6月19日(土)に開催された「あいち交流会」の報告 | ||
6月19日(土)の午後、 中部大学名古屋キャンパスの6階大ホールにおいて、新会員の発掘と会員相互の技術交流を目的とする「あいち交流会」を開催いたしました。非会員の方の飛び入り参加を含め、参加人員は35名でした。 〔プログラム〕 1)13:30〜13:35 代表幹事からの開会挨拶 2)13:35〜14:15 ベテラン技術士による発表 @私の安全研修のやり方 安藤雅彦氏 技術士(建設、総合技術監理部門) A製品安全への取組みについて 竹下敏保氏 技術士(機械、総合技術監理部門) 3)14:30〜16:10 新合格者による発表 Bアミューズメント業界と私 伊夫伎啓之氏 修習技術者(電気電子部門) C技術士試験、独学ストレート合格のための勉強法 武市義久氏 技術士(情報工学部門) Dアルミダイカストの現状と課題 下村勇一氏 技術士(金属部門) E配電設備と私の業務 長谷部和憲氏 技術士(電気電子) F「環境」と「総合」へのこだわりの軌跡 斉藤保彦氏 技術士(環境部門) 4)16:10〜16:25 連絡事項など 5)16:25〜16:30 副代表幹事からの閉会挨拶 6)17:00〜19:00 場所を変えて技術交流会 2名のベテラン技術士による意見発表、および、5名の新合格者による自己PRと意見発表に基づいて、多くの質疑応答があり、活発な意見交換が行われました。 安藤氏は、安全研修を行う際、講師の立場から、有意義な研修にするために心がけていることを分かりやすく解説しました。 竹下氏による発表では、トレーラーを安全に使用するために、現状を様々なデータで紹介したうえで、意見提案がありました。 伊夫伎氏は、アミューズメント業界で使用されている電子機器と業界特有のテーマを、パチンコ業界に在籍する立場からのメッセージを楽しく熱く語っていただきました。 武市氏からは、技術士試験を独学ストレート合格のための勉強法を実経験から解説いただきました。情報処理技術等をベースとし、多くの資格試験や昇格試験を踏まえての技術士試験合格は特筆ものでした。 下村氏は、豊富な業務経歴を土台としてアルミダイカスト業界の課題を指摘し改善研究の展望を示しました。 長谷部氏は、配電設備の点検業務や品質保証に関する説明と今後の課題を指摘したうえで、ご自身の目標を明確にいたしました。 斉藤氏は、環境、総合に対するこだわりを持ったきっかけを説明し、環境コンサルタント活動や業務について解説しました。最後にはキーワードによりテーマを参加者からいただき、解説するという大胆な手法により聴講者の興味を一段と盛り上げました。
特に今回は例年になく新合格者の方が多く参加し、世代交代の予感と、ますます他分野の技術交流の可能性が大きく膨らんだ例会となりました。 ※担当幹事 (野々部、行本、山口、竹下) |