2015年2月21日(土)に開催された「業績発表会」 (兼 愛知県支部設立に係わる報告会)の報告 |
今回の業績発表会は「愛知県支部設置に係わる報告会」と並行して行われた。 1.開催日時・場所・参加者 (1)日時 : 2015年2月21日(土) 13:30〜18:00 (2)場所 : 中部大学名古屋キャンパス (3)参加者 : 報告会・業績発表会 29名、 技術交流会 25名 2.愛知県支部設立に係わる報告会 (13:35〜14:30) 野々部代表幹事と水野副代表幹事の2人から、次の報告があった。 (1) 野々部代表幹事 「概要説明『愛知県技術士活動の現在と未来』」 2015年度の愛知県技術士会の活動方針と共に、「日本技術士会中部本部愛知県支部」の発足に伴う愛知県技術士会の発展的解散についての説明があった。 (2) 水野副代表幹事(愛知県支部プロジェクト) 「愛知県支部設置の意義と現状」および「愛知県支部のこれからの活動方針」 「日本技術士会中部本部愛知県支部」設立の経過についての詳細な説明があった。発議書の建議、賛同書の回収結果についての報告があり、理事会での支部設立認可の経緯説明があった。 3.業績発表会 (14:45〜16:20) 次の3名の技術士の方にる講演があり、1名あたり30分の持ち時間で質疑応答も行った。 (1) 大坪験西氏 (技術士(情報工学部門)) 「総務省G空間シティー実証実験への参画」 都市における災害時の対応として、携帯電話端末を利用した位置情報取得のためのアプリケーションについての説明があった。最前線でのインフラ工事における苦労話など現場での情況を理解することができ、参考になったのではないかと思う。 (2) 阿部秀樹氏 (技術士(電気電子部門)) 「『公益性確保の責務』の実践事例について」 企業におけるクレーム隠しという重大事に直面した講演者が技術士として対応した告発について、赤裸々な事情を解説された。告発というと会社側からすればネガティブなものと解釈されやすいが、講演者は告発の順序を的確に行い、結果として会社に利益を齎した。参考となる講演であった。 (3) 柴田素伸氏 (技術士(金属部門&総合技術監理部門)) [元 愛知県技術士会 代表幹事] 「愛知県技術士会の生い立ち」 愛知県技術士会の成り立ちを余すところなく解説していただいた。草創期における苦労話というものはその組織に属する者にとってとても貴重な「宝」であり、組織の更なる発展には不可欠な事項である。とても感動する講演であった。 4.技術交流会(17:00〜18:00) 名古屋工業大学大学会館の大食堂で実施した。和気あいあいと進捗し、1時間程で閉会した。 (担当幹事 : 山口昇三、山口正隆、吉川豊行) |