ISO(International Organization for Standardization)は国際標準化機構のことです。ここが決めている国際間の取引きをスムーズにするために共通の基準がISO規格です。ISO規格には、ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、ISO22000(食品安全マネジメントシステム)、ISO27001 (情報セキュリティマネジメントシステム)などがあります。 愛知県技術士会の「ISOワーキンググループ」では、技術者としての環境問題へ取り組み方を勉強しあい、その成果を対外発表してきました。 |
2015年度(4〜9月)の「ISOワーキンググループ」の活動計画 |
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エネルギー問題は企業の「リスク・クライシスマネジメント」にとって重要課題であり、このリスク・危機管理の取り組みと対応を理解し、実行することが大切である。安心・安全のマネジメントシステムやリスク管理・危機管理の関連の技術の開発や標準化がどのように進んでいるかをお互いにテーマを持ち寄り、従来の品質・環境ISOの改訂や再生可能エネルギー対策も踏まえ、その調査・研究を進める。 1.2015年度(4〜9月)の活動計画 1)ISO の動向報告と討議 ISO全般の制定や話題の情報交換と討議を行う。 2)環境問題の動向報告と討議、技術の可能性 環境問題、その他全般の展望について、話題の情報交換とその技術動向の実施の可能性につき討議を行う。 3)日本技術士会会員と一般向け討論会の開催 ISOなどの内容でワークショップを開催する。 以下の4つなど、グローバルな視点か ら、安全保障、環境問題の規格の最近の動向などを情報収集し、再生可能エネルギーの限界と見通し、原発を巡る議論のまとめ、シェールガス革命とその影響IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)をめぐる動き、電気自動車の今後、家庭用ソーラー発電、燃料電池の動向、エネルギー見える化に関連した計測機器の動向などに主力を置く。 @グローバルな安全保障、環境問題の規格の最近の動向 ・・・ 近況の各種ISOマネジメントシステムの最新情報を収集 A代替エネルギー ・・・ 燃料電池の水素などと、政府のエネルギー基本計画との対応 Bシェールガス・オイル革命 ・・・ 新たな天然ガスの採掘等による石油価格の暴落で世界のエネルギー対策は変わるのか? C改正ISO14001/9001規格の動向と変更内容 ・・・ 2015年問題として検討 4)その他環境対策技術及び関係先からの要請対応 自治体や各種団体などからの要望に対応した活動を、愛知県技術士会と協議して行う。 2.定例会議とスケジュール 下表のように、毎月第2土曜日の13:30〜16:30に花車ビル北館地下2階会議室で定例会議を開催する。
(世話役 : 長谷川欽一) |
2014年度の「ISOワーキンググループ」の活動報告 |
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1.2014年度の活動概要 第180回(2014年4月11日)から毎月約1回のペースで(2013年8月は休み)、190回(2015年3月14日)まで、11回の研究会を開催した。 ワーキンググループ設置から18年が経過した。 2.2014年度の活動詳細 1)ISOの動向報告と討議 ISO全般の制定や話題の情報交換と討議を行った。 2)環境・安全・品質ISOの動向報告とテキスト発刊及び討議 環境問題全般のトピックスや話題の情報交換と討議、技術の可能性と展望について、エネルギー問題、原発問題、PM2.5、CO2削減など、メンバー内での発表と討議を進めた。 ISOの安全衛生管理等をテーマとして、花井建夫と長谷川欽一が外部執筆者含めた9名で、日刊工業新聞社刊行の月刊誌「工場管理」(2014年10月臨時増刊号)の「第4章 危険に気づく人づくり」を執筆し、テキストとしてメンバーや関連部署に配布した。 3)日本技術士会会員と一般向け討論会の開催 2014年11月23日の午後、名城大学名駅サテライトにて、「気候・資源・エネルギーのリスクにどう備えるか」をテーマにワークショップを開催し、19名(技術士16名、一般3名)に参加していただいた。
4)その他環境対策技術及び関係先からの要請対応 特になし。 (世話役 : 長谷川欽一) |
2013年度の「ISOワーキンググループ」の活動報告 |
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1.2013年度の活動概要 第169回(2013年4月13日)から毎月約1回のペースで(2013年8月は休み)、179回(2014年3月8日)まで、11回の研究会を開催した。 ワーキンググループ設置から17年が経過した。 2.2013年度の活動詳細 1)ISOの動向報告と討議 ISO全般の制定や話題の情報交換と討議を行った。 2)環境問題の動向報告と討議 毎回各メンバーから新聞・雑誌その他からの情報提供があり、環境問題全般のトピックスや話題の情報交換と討議を行った。(ワーキンググループの毎回の定常議題として実施) 技術の可能性と展望について、エネルギー問題、原発問題、PM2.5、CO2削減など、より具体的なテーマと取り組みについて、メンバー内での発表と討議を行った。 3)日本技術士会会員と一般向け討論会の開催
4)その他環境対策技術及び関係先からの要請対応 特になし。 (世話役 : 長谷川欽一) |