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ウイスキー
ウイスキーの発祥
ウイスキーの発祥については諸説ありますが最も有力な説をここでは紹介します。中世のアイルランドで錬金術の研究をしていて偶然できたのがウイスキーと言われています。記録に登場するのはイングランド国王ヘンリー2世(1133〜1189年、即位1154〜1189年)がアイルランドへ遠征したときのもので、ウイスキーの原型になる蒸留所についての記載があります。しかしながら、当時はまだ無色のお酒で、現在の琥珀色のウイスキーになるのは19世紀のことです。ウイスキーの色は樽に入れて熟成させることによって生まれます。樽に入れるきっかけになったのは政府の厳しい課税でした。密造業者が課税を逃れるため、できたお酒をシェリー酒の樽にいれて隠しました。しばらくして、樽からお酒を出すと色が琥珀色になっていました。そのお酒を飲んでみると、味がまろやかになり、香りもよくなっていました。こうして、ウイスキーは現在のように樽で熟成させる手法が使われるようになりました。
世界の5大ウイスキー
ウイスキーには産地によって名前があり、その中で5大ウイスキーというものがあります。
【スコッチ・ウイスキー】
イギリスのスコットランド地方で作られたウイスキーです。さらに地域によってハイランド、ローランド、キャンベルタン、アイレイに分類されます。原料の穀物を酵母により発酵させ、アルコール度95度未満で蒸留を行い、木樽で3年以上熟成させます。
【アイリッシュ・ウイスキー】
イギリスのアイルランド地方で作られたウイスキーです。昔ながらの製法で作られています。
【カナディアン・ウイスキー】
カナダで作られているウイスキーです。容量180リットル以下の樽で3年以上熟成させます。アメリカの禁酒法(1920年1月16日施行、1933年2月廃止)のあと、アメリカという巨大マーケット復活により、大きく発展しました。
【アメリカン・ウイスキー】
アメリカ産のウイスキーです。主にアメリカケンタッキー州で作られ、原料はライ麦ととうもろこしです。アルコール度95度未満で蒸留し、それをオーク樽で熟成後、アルコール度40度以上でビン詰めしたものをいいます。
【ジャパニーズ・ウイスキー】
日本のCMでもおなじみの「山崎」「響」といったブランドの国産ウイスキーです。近代的な装置で作られています。
ウイスキーの製法による分類
ウイスキーには産地の他にも製法によって分類があります。
【モルト・ウイスキー】
大麦の麦芽(モルト)だけを原料に作られたウイスキーです。
【グレーン・ウイスキー】
とうもろこし、又は小麦・大麦麦芽を原料にして連続式蒸留器で作られます。ピートによる香りを付けをしないのが特徴です。
【ライ・ウイスキー】
原料に51%以上のライ麦を使っているウイスキーです。
【コーン・ウイスキー】
原料に81%以上のとうもろこしを使っているウイスキーです。
【バーボン・ウイスキー】
原料に穀物を使い、とうもろしが51以上80%以下で作られるウイスキーです。熟成はホワイト・オーク樽の内部を焦がしたもので、2年以上のものです。
ジャック・ダニエル
テネシー・ウイスキー?
アメリカのテネシー州にあるジャックダニエル社製のウイスキーです。同社はテネシー・ウイスキーという名前を使っていますが、一般的にはバーボン・ウイスキーとして認知されているようです。
響
高級国産ウイスキー
製造はサントリー社です。CMでもおなじみのブランドでしょう。
山崎
高級国産ウイスキー
大阪府にある山崎蒸留所でつくられたピュア・モルト・ウイスキーです。製造はサントリー社です。熟成期間は様々なタイプがあり、値段もそれに比例して高くなります。