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ジン
ジンの発祥
今でこそジンと言えばイギリスのものが有名ですが、ジンの発祥は意外なところにあります。ジンはもともとイギリスで生まれたわけではなく、オランダで作られたものだったのです。ジンの発祥は大航海時代にまでさかのぼります。当時、オランダは世界に進出し、多数のオランダ人が海外に渡り、そして帰ってきました。しかしながら、帰ってきた多くの人が海外で病気を抱えて帰国しました。1660年、ライデン大学の医学・薬学博士シルヴィウスは、そうした人々の薬としてジュニパー・ベリー(杜松子)浸した薬をつくりました。今もオランダで飲まれているジュニーヴァの起源はここにあります。これが後にイギリスに渡り、ジンとなったのです。
ジンがイギリスに伝わった時期
イギリスでは、ジェームズ2世(1633〜1701年、在位1685〜1688年)の統治下、宗教問題・人身保護法などにより国王と議会は激しく対立していました。そして1688年、イギリスで名誉革命が起こりました。形勢不利とみたジェームズ2世は、フランスに亡命することになります。そして新国王として迎えられたのがオランダのオレンジ公ウィリアム(1650〜1702年、在位1689〜1702年)でした。彼は、オレンジ公ウィリアム2世とイングランド王チャールズ1世の娘メアリのあいだの息子で、イギリス王家の血を引いていることから新国王として即位しました。この時、オランダからイギリスにジンが伝わりました。その後、同王の下でジンはイギリスで生産され、発展をとげていきました。
ジンの製法
原料は小麦などの穀物で、蒸留器で繰り返し蒸留してアルコール度数の高いスピリッツを作ります。そこにボタニカルと呼ばれる香りをつけるための実や種などの香辛料を加え、再び蒸留します。このボタニカルこそが、ジンの香りの元です。製品によってこのボタニカルの数、種類、割合が違います。
ジンの種類
【ジン】
一般的にドライ・ジンと呼ばれるもので、イギリス、ロンドンが主な産地です。原料は穀物です。
【ジュニーヴァ】
原料は小麦などの穀物で、ライデン大学のシルヴィウス教授がつくった原型に近いジンです。オランダ・ジンとも呼ばれ、産地はオランダです。
銘柄一覧
ウィルキンソン
ウエストミンスター
エギュベル
オールド・トム
オールド・チェルシー
オールド・ラジェ
カルヴァート
Q(キュー)
ギルビー
キングスバリー・ヴィクトリアン・ヴァット
クイーン・ヴィクトリア
コーク
ゴードン
ジーア・ウード
シーグラム・ジン
シュリヒテ
ショリゲル
シンケンヘーガー
ダックリング
タンカレー
チャーチル
ツヴァルスキー
ノールド
パーク・レーン
バーネット
バファーツ
ビーフィーター
ピムリコ
ファイティング・コック
ブラックウッズ
ブードルス
プリマス・ジン
プリンス・チャールズ
ブルームスバリー
ボーズ・オールド・トム
ボンベイ・サファイア
マキシム・ド・パリ
マルボロー
ラッセルズ
リーベス・スペシャル
ロンドン・ヒル