春名康平のクルマ遍歴

PART2「セカンドカー編」

結婚して暫くの間は、一台だけしか所有していませんでしたが、
子供が産まれ、もう一台あった方が良いだろうという事で、
セカンドカーを持つようになりました。
言うまでもなく、カミサンが主に使うクルマなんですが、
ブルー系の色が多いのはちょっと不思議です。

1 台目 ホンダ トゥデイ ポシェット

写真は 同型同色ですが 実車ではありません


後ろ向きですがやっと画像が見付かりました
2013.6.30画像追加


例によりまして、カーディーラーに勤める従兄の世話で購入しました。
それまで、一度も軽自動車を持った事がなかったので、
パワーウィンドウやステレオが装備されている事に感動しました。

買い物や子供を保育園へ送って行く時に使っていましたが、
一度だけ、高速道路を使ってドライブしました。
狭い空間に家族4人が寄り集まっている様子が、
妙に一体感を感じさせ、「家族っていいなぁ」なんて・・・。

当時は2LDK のアパート暮らし、
駐車場は1台分しか借りられませんでしたので、
駐車禁止では無い場所ではあったものの、
道路を車庫代わりに使っていました。
ある時、長時間駐車で切符を切られました、
反則金は5万円也、痛かったなぁ・・・。
皆さん!クルマを所有する際には、ちゃんと保管場所を用意しましょう!



2台目 ニッサンパルサーセリエ X-1



1台目のトゥデイが不調になり、2台目にバトンタッチ。
かわいいひとり息子(僕)に、一度たりともクルマを買ってくれた事のない両親が、
かわいい嫁と孫のために・・・と言って、気前良く買ってくれました。

1500ccと、エンジンも車体も大きくなりましたので、
時にはこのクルマで仕事に行く事もありました。
子供が小さい頃を共に過ごしたクルマですので、
ジュースをこぼしたり、土足のままでシートの上に上がったり、
時にはおもらししたり・・・。
内装は随分汚してしまいました。

写真は、このクルマとお別れの日に写したものです。
ちなみにグレード名の「X-1」は「エックス・ワン」と読んで下さい、
くれぐれも「バツイチ」とは読まないように!
わたくしはバツイチではありません、
念のために、家族と一緒の写真を掲載しておきましょう!
えっ、春名康平が一緒に写ってないから疑わしいですって?
僕は、シャッターを押してるからしゃあないですよ。



3台目 ニッサンキューブ アルテUα


ディーラーに勤める従兄から「キューブが安いから見においで」との連絡があり、
早速行ってみたところ、カミサンがやけにこのクルマを気に入ってしまい、
あれよあれよという間に購入する事になりました。
(やはり大蔵省が買う気になると話が早いですね・・・今は「財務省」と言うべき!?)

間もなくフルモデルチェンジするという事で、
「投売り」状態になっており車両本体価格99万8千円、
不思議な事に、ナビを付けても99万8千円。
迷わず、ナビ付きにしたのは言うまでもありません。
さらに、ハンドルのボタンでギアチェンジして遊びたい!
・・・というささやかな僕のわがままで、
10万円ほど値は張りましたが、この装備が着いている、
ハイオク仕様101馬力の「α」にしました。

やはりベースとなったマーチの設計が古いためか、
エンジン音がとてもうるさく、乗り心地もちょっとイマイチ。
エンジンを回せば走るのかもしれませんが、
日常的な使い方では、「α」のメリットは感じられませんでした。

残念ながら、不測の事故により大破してしまい、
約1年半という短い付き合いに終わりました。
  
左前方が大きくえぐれ、足回りまでいってしまいました。
シートベルトをしていたのと、エアバッグのおかげで、
運転していたカミサンをはじめ、同乗していた家族も、
ほとんど無傷で済みました。

みなさん、くれぐれも安全運転を!


4台目 ニッサンキューブ SX 70thU


事故のため急遽買い換える事になった訳ですが、
当時ニッサンにはこのクラスにNOTEもティーダも無く、
結局、キューブを乗り継ぐ事になりました。
(NOTEやティーダが出ていてもキューブにしたかな)
最後まで迷ったのは、ミッションでした。
通常の4速オートマにしようか、それともCVTか・・・。
試乗車を持っているディーラーをハシゴして、
何台も乗り比べた結果、CVTにしました。

今になって考えると、CVTで大正解、
キューブのエンジンは2200回転あたりから、急に唸りだします。
4速オートマは、加速時にどうしてもこの回転数を超えてしまいますが、
CVTの場合は、通常の加速なら2000回転を超えることはありません。(僕の運転の場合ですが)
また、高速道路でも4ATより10%程低い回転数で巡航出来て楽です。
車両価格はCVTの方が数万円高かったものの、
燃費が良いので、たぶんじきに元はとれるでしょう。

これまでのブルー系はやめ、「ビーンズ」と呼ばれる黄色系のボディにしました。
初代のキューブに比べると、見違えるほど改良されていまして、
静かで乗り心地は実に良い、それでいてそこそこ走る、
(ハイオク仕様の初代キューブよりもよく走ります)
軽自動車並に小回りも利くので、Uターンも楽々。
また、収納など車内のユーティリティも良く考えられたクルマです。
半年点検の際にETCをつけたおかげで、
家族4人で日帰りのちょっとしたドライブする時には、専らキューブです。

難点はといえば、ルーフが長くてフロントウィンドウが立っているため、
押しボタン式など、真上に近い位置にある信号機は見づらい事。
学生時代、常に「座高一」だった僕が運転すると、
覗き込むような格好になっちゃいます。

また新車から2年ほど経った頃から、
加速時に「カリカリ」という異音がするようになってきました。
ディーラーに1ヶ月近く預けて、挙句の果てにはミッションを乗せ換えても
結局原因が 解明されず、止む無くそのまま乗っています。
整備士さんには「この音が原因で壊れる心配はないですよ」
と、言われたものの、やっぱり気になっちゃうんですよね。


荷物もいっぱい積めるので、テーブルを持ってピクニックにも出かけます


5台目 ニッサンNOTE X

2009年2月7日〜2018年1月29日


先代のキューブの異音が日に日に酷くなり、
走行距離も7万5千ほど行っていましたので、
2回目の車検をきっかけに買い換えとなりました。
(僕がバンパーを擦ったのも大きな原因のひとつ!?)

これまでクルマに関してはすべて相談していた従 兄が、
日産ディーラーを退職しましたので、
各メーカーから選ぶ事も可能だったんですが、
癖というのは恐ろしいもので、知らず知らずのうちに日産へ・・・。

新型キューブもいいなぁと思ったものの、
発売されたばかりで値引きが超キビシー。
ふと見ると、NOTEがマイナーチェンジによって、
かなり僕好みの面構えになっていまして、
それからはほとんど迷う事なく、このクルマに落ち着きました。
色はめったに見かけない「フロスト・グリーン」
日産の中では、かなりの台数が売れているNOTEですが、
この色は1ヶ月に1台くらいしか見かけません。
・・・やっぱり我が家のセカンドカーはブルー系が多いですね・・・

暫く走ってみて率直な感想は、
「コンパクトカーってどんどん進化しているなぁ」
先代のキューブを買った時にも、
走りや乗り心地、静かさには感心しましたが、
低燃費系ビュンビュン系」というコミカルなCMのとおり、
走りも燃費も大きく進化しているように感じました。

メインのクルマを合わせると、CVTはこれで5 台目ですが、
CVTの制御が特に良くなっているように思います。
のんびりと加速していく時には、
エンジンは1000回転以下でも流れに乗れます。
このあたりが、燃費には有利に働きそうです。

燃費にはかなり悪い条件でもリッター13Km、
時々、FM三重まで往復することがありますが、
おとなしく走ればリッター22〜23Kmいっちゃいます。
ETCの割引を考えると、
バイクで行くよりも交通費が安上がりかも!?
ちなみにバイクはリッター25〜26Km、ETC無し、
だってバイク用のETC高いんだもんなぁ。

燃費計
そんな燃費フェチの僕に嬉しいのが、この燃費計です。
これまでは、燃費向上の効果があると思ってやっていた事が、
意外と逆だったりして、このメーターにいろいろ教えられています。

最高でも30Km/lまでしか表示されませんか ら、
定速走行時ならフツーに、この30という数字が出ています。
50Km/lくらいまで表示してくれると楽しいんですが・・・。

キューブのような車内のゆったり感はありません が、
NOTEは元気に走って、疲れも少ない、
オールマイティなクルマです。
運転席周りにCDやMDを格納できるスペースが
もうちょっとあれば良いのですが・・・。

後部座席に飲み物を置く場所が少ないので、
オプションのシートバックテーブルを着けました。
セレナにもオプションで同じものをつけましたが、
セレナの場合はテーブル4つで15750円
NOTEは撥水シートとセットオプションではあるものの、
26250円でテーブルは運転席の後の1つのみ。
なんでこんなに値段が違うんだろう!?
ちなみにC24セレナには、デザインは違いますが、標準装備されていました。

さてさて、子供が生まれた事がきっかけで、
セカンドカーを所有するようになったんですが、
その子供たちも
(パルサーと一緒に写っています)今では高校生。
間もなく運転席に座る日が来るんですね、月日の流れは速いなぁ。

2016年9月追記
今は娘の車です
この春から社会人になり、通勤の足となっています

2018年1月29日
買い換えのためお別れとなりました




80年代後半にメインのクルマとしてリベルタ・ビラ
90年代後半にはセカンドカーとしてパルサー
どちらも1500ccでハッチバックの小型車。
NOTEはおそらくこれらの後継車種にあたると思いますので、
ちょっと比較してみましょう。

リベルタ・ビラは、エンジン音はうるさく、
しかもその音質は安っぽい、言わば我慢のクルマでした。
あまりロングドライブはしたくない感じ。
でもメインのクルマでしたから、そこそこ遠くへも行きました。

パルサーは、リベルタ・ビラに比べ、
カタログ上のスペックはかなり向上し、納車前には期待しましたが、
思ったほどの進化を体感する事は出来ませんでした。
とはいえ、たまに気分転換で乗るには楽しいクルマでした。

そしてNOTEは実に気持ち良く走り、音も静か。
発進&加速時は、セレナ(C25)よりも静かで気持ちいいです。
「一度大きい車に乗った人は、小さい車では満足出来ない」
なんて事をリベルタ・ビラで痛感しましたが、
NOTEは大きいクルマから乗り換えても、
そんなに不満を感じないと思います。



番外編!サードカー
スバル プレオL プラスパッケージU


2012年10月4日〜2016年9月4日

娘が通学に上記のNOTEを使うようになり
カミサンの普段の足として3台目のクルマを所有することとなりました
自宅から半径5Km程度がおもな用途なので
中古の軽自動車で十分とのこと
そこで僕がカミサンに強く提案したのが
スバルのプレオだったという訳です

軽自動車といえば、
スズキ、ダイハツ、ホンダ等がお馴染みなのに
なぜスバルプレオなのか!?

@今や軽には搭載していない4気筒エンジン(普通車と同じ)
Aほどよいパワーのマイルドチャージ(60馬力!)
B効率良く走れるCVTをいち早く採用(我が家のクルマは全部CVT)
Cなんたって不人気だから安い!

ちょっと買い物に行くときはもちろん
家族で外食なんてときにも
NOTEやセレナにすりゃいいのに
定員いっぱいの4人乗車で出かける事もあります
僕はスピードを出さない方ということもあり
正直、チョイ乗りならこれで十分なんじゃないの・・・って感じです

また、一部高速道路を使い
片道100Kmほどの通勤に使った事もありましたが
ひとり乗車だと一層キビキビ走ってくれて
思ったよりもず〜っと快適でした


サードカー 2
スバル プレオ プラス L

2016年9月4日〜

前プレオくんの車検が切れる
2017年の春に買い換えようと探し始めたところ

色・・・以前乗ってたキューブに近い!?
グレード・・・標準のひとつ上、メッキグリルやアルミホール装備
安全装備・・・レーダーブレーキサポートで安心

など好みにぴったりの
新車同様の中古車に出くわしてしまいました
しかも次に見かけた時には、たまたま決算セール対象車で10万円引き
これも何かのご縁と、半年前倒しで購入

見てのとおり、
ダイハツの人気車種「ミライース」のスバルバージョン(OEM)です
これまで乗っていたプレオの想い出を繋げていきたいという思いと
本音を言うと、中古は有名なミライースよりちょっと安いかな・・・!?

前プレオくんは
4気筒&マイルドチャージで
とっても上質でパワフルな走りだったのですが
それと引き換えに燃費が・・・
下手すりゃ2000cc8人乗りのセレナよりも悪いかも!?(チョイ乗り中心だからですが)
そんな事情もあり、燃費に特化したこの車種となりました

ちょっとマニアックな話になりますが・・・
プレオプラス(ミライース)は何度か改良を受けています
2013年8月にはマイナーチェンジで外観のリフレッシュ
エンジンのパワーは変わらず、初期型よりも10%ほど燃費が向上
その後の小変更でさらに燃費は向上しますが、パワーは下がります

で、うちのプレオくんは2013年8月のマイナーチェンジ直後のもの
パワーと燃費が程よいバランスのモデルです

軽自動車、日進月歩ですね
数ある軽自動車の中でも、最下層の車種ですが
ちょっと出かけるにはこれで十分
3気筒エンジンをとことん毛嫌いしていましたが
静粛性や振動も問題ありません



80年代後半にメインのクルマとしてリベルタ・ビラ
90年代後半にはセカンドカーとしてパルサー
どちらも1500ccでハッチバックの小型車。
NOTEはおそらくこれらの後継車種にあたると思いますので、
ちょっと比較してみましょう。

リベルタ・ビラは、エンジン音はうるさく、
しかもその音質は安っぽい、言わば我慢のクルマでした。
あまりロングドライブはしたくない感じ。
でもメインのクルマでしたから、そこそこ遠くへも行きました。

パルサーは、リベルタ・ビラに比べ、
カタログ上のスペックはかなり向上し、納車前には期待しましたが、
思ったほどの進化を体感する事は出来ませんでした。
とはいえ、たまに気分転換で乗るには楽しいクルマでした。

そしてNOTEは実に気持ち良く走り、音も静か。
発進&加速時は、セレナ(C25)よりも静かで気持ちいいです。
「一度大きい車に乗った人は、小さい車では満足出来ない」
なんて事をリベルタ・ビラで痛感しましたが、
NOTEは大きいクルマから乗り換えても、
そんなに不満を感じないと思います。