2004年1月〜6月

6月28日(月)

【ジャジーなひとときを】

僕の音楽的趣味は、基本的にはハードロック、
中でもジャーニーを初めとするアメリカン・ロックが
20代前半から変わらずフェイバリットなジャンルです。
家やクルマで聴くのはもちろん、
バンドを組んでいた頃には、せっせとコピーしていました。

さて、ここにきて年齢のせいなのか!?
ちょっと聴く音楽が変わってきました。
相変わらずハードロックも聴いていますので、
変わってきたと言うよりも、「聴くジャンルが広がった」
と表現した方がより正確かもしれません。

1年程前から、ちょくちょく聴いているのがJAZZです。
それまでは「え〜っJAZZゥ、ちょっとジジ臭い」と思っていたのが、
ノラ・ジョーンズの出現がきっかけとなって、
「JAZZ、ちょっといいかも」なんて思うようになりました。
仕事柄、我が家には大抵のジャンルのCDは揃っているんですが、
棚の上で埃を被っていたJAZZのコンピを引っ張り出してきて、
夜な夜な聴いています。

またごく最近は、インストものも聴くようになりました。
その昔「イージーリスニング」と呼ばれたジャンルです。
このジャンルは、番組のテーマ曲やBGM用に、
すごく沢山のCDを取り揃えています。
初心者の僕としては、とりあえず定番ものから聴いていまして、
ジョージ・ウィンストンのピアノや、ケニー・Gのサックス、
日本のアーティストでは、スタジオジブリや北野武監督作品の
映画音楽を多く手がけておられる久石譲さんもいいですね。

休日の午後や深夜に、リビングのソファに身を委ねて聴いていると、
何時の間にか気持ちよく眠ってしまう事もしばしば・・・。
JAZZとインストもの、僕にとっては至福のひとときです。
ちょっとお疲れぎみのあなたにもオススメですよ。

  



6月20日(日)

【もう1年・・・】

このところ、NOWへのリアクションがなかなか無くてちと寂しいです。
どんなのを書いたら、反応があるのかな・・・、
文字で表現するのって難しいですね、
文才の無さにほとほと参ります。

先日までは、爽やかな気候が続いていましたが、
台風のせいか、このところ少しジメジメしていますね。
部屋の窓から湿った風が入ってきて、ふと思い出しました、
そういえば、昨年のこの季節には、
血眼になって、ネットで中古住宅を探していたっけ・・・。

ある日突然カミサンが「いい中古住宅があるから」と言って、
僕を現地まで無理矢理連れていったのが、
一年前の6月の上旬頃でした。
大家さんの娘さんご懐妊との連絡があり、
・・・この娘さんというのが、かわいがっていた事務所の後輩でして・・・
僕としては、手放しで喜んでいたのですが、
カミサンはしっかりと覚えていました、
「娘に子供が生まれるまでは、ずっと住んで居て下さいね。」
という、入居時の大家さんとの約束。
つまり、もう出ていかなければならないって事。
そんな約束はすっかり忘れていた僕、
ここに住んでいりゃいいのに、いきなりどうしたの?

そこで事の重大さにやっと気付き、
ネットで物件を検索したり、折り込みチラシをかき集めたりと、
家族一致団結して不動産探しを始めました。
「この家の場合は、子供の部屋をここにして、寝室はここ・・・」
「こっちなら、僕の仕事部屋は1階になるのか・・・」
「両親の部屋は8畳欲しいから、この物件じゃダメだなぁ・・・」

まぁとにかく去年の今頃は、そんな毎日でした。
これからも、この湿った風が吹いてくると思い出すんだろうなぁ・・・。

  



6月13日(日)

【怪現象!?敬称が上がる】

春名康平という名前を名乗るようになって4年余り、
改名して以来、ちょっとした事に気付いていました。
それは、敬称が1ランク上がった事・・・。

例えば、以前は呼び捨てにしていた人は「くん」
「くん」を付けていた人は「さん」に変わったのです。

ですから、新人の頃からお世話になっている、
事務所のチーフマネージャーなどは、
かつては「ヨシハシ頑張っとるか!」って具合だったんですが、
今は「春名くん、ちょっといいかな?」なんて、
ちょっと背中が痒くなりそうなカンジです。

FM三重のスタッフの皆さんは、
僕より1〜2歳年上の人が多いんです。
そんな人たちは、かつては「ヨシハシくん」だったんですが、
今は何故だか「春名サン」にグレードアップ。

ただ、プライベートの時など本名を呼ばれる時には、
ヨシハシ!とかヨシハシくんにもどっちゃうから可笑しいです。

分析するに、これは初対面の時の、
僕の年齢や置かれた立場が関係しているのではなかろうかと
結論付けました。
まだ僕が10代で右も左もわからないド新人の頃に出会った人は、
呼び捨てにする事が多いようですし、
20代前半から半ばにかけて出会った人は「くん」なのです。
そして、春名康平と改名したのが36歳の時ですから、
春名康平という人物は、「くん」とは呼びにくいオトナという事でしょう。
それで「春名さん」になっちゃっているのでしょうね。

でも実際のところは「こーへー!」なんて
気軽に呼んで欲しいというのが本心なんですけどね。

  



6月7日(月)

【映画館がやってきた】

今回はちょっと自慢げな内容になっちゃいますが、
我が家にホームシアターがオープンしました。

これまで使っていた「昔のデカいミニコンポ」がかなりくたびれてましたので、
引越しを機に買い換えようということになっていたんですが、
どうせなら、5.1chのシアターシステムにしようと、
かれこれ半年以上前から計画し、先日、やっと一式が届きました。

音に関してはちょっとこだわり派の僕ゆえ、
あらかじめセットになっているものでは物足りないし、
部屋の広さなどの条件にピッタリのものがなかなか無い、
ということで、アンプも合計6台のスピーカーも、
それぞれ1台ずつ別に選んで組み合わせました。

アンプだけは、今後長く使う事を考えて設計の新しいもの、
そして、ラジオを内蔵しているのが条件。
フロントスピーカーは設置場所の関係で、
ラックの上に置くタイプで、あまり大きすぎないもの・・・。
サラウンドスピーカーは、出来るだけ薄型のもの・・・などなど・・・
それらの条件を満たすものを、
カタログを集め、家電店で実物を見、
そして、価格&性能比較サイトで調べ、
随分長い時間をかけてセレクトしました。

そして、先日やっと我が家に届き、早速セットしました。
安く揃えたわりには、そこそこいい音がするじゃありませんか。
そんな訳で、DVDをいっぱい借りてきて、
我が家では夜な夜な映画館がオープンしています。
ちょっと寝不足ぎみの今日このごろです。

  



5月30日(日)

【思い出巡り】

日曜の朝、目覚めてはたと気が付いた!
そうだ!引っ越した事をご先祖様に報告してない!
なんて事になりまして、
家族揃って時期はずれのお墓参りに行ってきました。

その帰り道、僕が子供の頃に住んでいた町を通りましたので、
子供たちに、僕が育った家や学校を見せてやるのと、
今日は、両親も乗っていましたので、
親孝行も兼ねて、想い出の場所をあっちこっち巡りました。

当時の面影など少しも残っていない小学校、
在学中とほとんど変わっていなかった中学校&高校、
いつも遊んだ児童館、
店じまいしてしまっていた、小学校の脇の駄菓子屋、
そしてやってきたのは、
僕が小学校6年間を過ごした小さな借家。

公民館を過ぎて、右にカーブし、少し走ったらあるはず・・・、
ところが、地殻変動か何かで距離が縮まってしまったかと思うほど、
子供の頃、自転車で走った距離感と、
今、車でビューっと走る距離感はズレていました。
そして、家そのものも悲しい程小さく感じました。

この家には思い出が沢山あります。
6畳の和室と4畳ほどのダイニングキッチン、
和室にはテレビも学習机も箪笥も何もかもあって、
家族団らんもここ、勉強するのもここ、寝るのもここ・・・。
父が事業を興し、毎日忙しそうに走り回っていたのもここ、
そして無理が祟って倒れ、親戚が呼び寄せられたのもここ。
事業が続けられなくなり、借金だけ残ったのもここ。
幼心に「これは夢であって欲しい」と思い続けていたのが、
この家での出来事です。

さすがに老朽化して、今では大家さんの物置になっていましたが、
ベニヤ板の玄関ドアは、鍵を挿すのにコツが要ったっけ・・・
木枠の窓は風が吹くとガタガタ鳴ったんだよなぁ・・・
トタン屋根は雨の音がうるさいって、オフクロがいつもこぼしてたっけ・・・
あの頃を思い出すのには十分な面影が残っていました。

「ふるさと」とは呼べないかもしれないけれど、
僕の心の奥底に、何だかわからないけど、
黒っぽい塊のようなものを詰め込んだのがあの家です。

  



5月23日(日)

【山派の僕ではありますが】

人に海派か山派かと問われれば、
迷わず「山派!」と答える僕です。
事実、夏の家族旅行はここ7〜8年は山ばっかり、
休日のドライブも、お馴染みの茶臼山へ行ったり、
岐阜県の東濃方面や木曽方面へ行く事が多いのです。

そんな山派の僕ではありますが、
どういう訳だか「ヤマハ」には全然縁がありません。
(話の展開にいささか無理があるかな・・・)

多くの皆さんがご存知のように、
ヤマハといえば、楽器でもバイクでも世界的なブランド。
バイクはホンダ、スズキ、カワサキには乗ったものの、
ヤマハだけは何故だか未だ所有した事がありません。

娘のピアノはカワイで、僕の電子キーボードはカシオ、
中学生の頃からギターで遊んでいたものの、
フォークギターもエレキも、ついでにエレキのアンプも、
やっぱり他のメーカーのものでした。
オーディオも好きだったんですが、
持っていたのはパイオニアとソニー。
やっぱりヤマハの製品は持った事がないんです。

そんなヤマハに縁が無いまま生きてきた40年に、
(皆さんがこれを読む頃には41年になってるかも!?)
間も無くピリオドが打たれるかもしれません。

まずは、夜な夜なカタログを見て研究に明け暮れている、
ホームシアターのAVアンプが、ヤマハになりそうなんです。
そして、1年後か2年後には買い替え予定のバイクも、
現時点ではヤマハが第一候補に挙がっています。

近い将来には、
お天気の良い日にはヤマハに乗ってお出掛け、
雨が降ったら、家でヤマハを聞いている。
なんて、生活になるのかもしれませんね。

皆さんの家にはヤマハブランドはありますか?


  


5月18日(火)

【夢叶って】

僕が若い頃抱いていた夢
ラジオのDJになる事、大型二輪の免許を取る事、
おそらくこれらの夢よりも前から夢見ていたものを、
先日、やっと手にする事が出来ました。

そうです!夢のアイテム電気ドリルであります!

電動工具といえば、
大工さんなどプロの職人さんや、
日曜大工を趣味としている人が使うもので、
2〜3万円するもの・・・と、思っていたもんですから、
「僕には関係ないや」と、
ホームセンターへ行っても、売り場へ行く事もなかったんです。
ところが、このあいだたまたま売り場を通りかかったら、
1500円と表示してあるじゃないですか。
1桁間違ってるんじゃないの?って目を疑いましたが、
間違いなく1500円。
そんな訳で、夢の電気ドリルがやって来たんです。

ドリルですから、木材や金属などに穴を開けるのはお手のもの、
先端を付け替えれば、ドライバーになったり、
ワイヤーブラシになったり、砥石になったり・・・。
この付け替え用のアイテムが、
100円ショップでいろいろ売ってるから嬉しいじゃあーりませんか。

これまでは、手首を捻挫するんじゃないかと思うほどだった、
組み立て式の家具もアッという間に出来ちゃいますし、
何日もかかったバイクのマフラーの錆落としなんて楽しくてしょうがない。
暇があれば、電気ドリルを手に持って、
使う場所はないだろうかと、家の中をうろうろしています。
さぁ!今度の休みは何やろうかなぁ・・・。

  




5月9日(日)

【追加しなくては・・・】

今月下旬には晴れて41歳(本厄真っ只中!)だというのに、
相変わらず、バイクで走り回る毎日です。
とはいえ、現愛車バルカン800クラシックは、
現在の走行距離12万7千キロ、
個体差はあるものの、バイクの寿命は平均5万キロ位だと思いますので、
軽く2倍を超えて、3倍に届きそうな勢いです。

今のところは、まだ走れそうな状態ではあるものの、
そんなに遠くない将来、機械としての限界が来るのは確実。
人間で言えば老衰・・・大往生ってとこでしょうか。
そんな訳で、このところはバイクのサイトを見て、
時期愛車の目星をつけています。

さすがにインターネット、全国の在庫がズラリ!
バイクの中古車雑誌が運営しているサイトでは、
新旧のバイクが数万台掲載されています。
そんな中、10代の頃に憧れたバイクや、
また、実際に乗っていた車種などを見つけて、
次期愛車を探しているはずなのに、
「うわー、これ乗りたかったんだよなぁ」
「お!まだこんなバイク現存してるんだぁ」などと
いつのまにか懐かしさに浸っています。

そこでふと気付いた事・・・
当サイト内の「バイク遍歴」のページ、
僕がこれまでに乗って来たバイクをすべて掲載している筈が、
うっかり忘れていたバイクがあるじゃないですか、
それも3台!

自分のバイクを持っていなかった頃、
母親が乗っていたミニバイクで走り回っていました。
最初がロードパル、次はロードパルS、
その次は3輪バイクのジャスト。
とりあえず、画像を拝借しましたので、
近いうちにこの3台を掲載する予定です。


  




5月2日(日)

【早い!】

連休真っ只中です、
だけど、休みの日ってアッという間に過ぎていくんですよね。
僕は最近、休みに限らずとにかく時間の流れが早く感じます。
確かに、誰もが感じるように、
年齢を重ねる毎に、徐々に時間の流れが早く感じるようになりましたが、
この4月以降というもの、
ターボでも着けたんじゃないかと思うほど、早く感じます。

幾つか要因が考えられるんですが、
そのひとつは、現在のスケジュールにあるのかもしれません。
僕の1週間の始まりは水曜日、
お昼頃にのんびり家を出て、
未知普請通信の生放送をやって、あとは録音ものなど。
木曜日は、GBS POPS BEST10の収録のみ、
やはりお昼過ぎに出て、夕方には帰ってきます。
金曜&土曜は、それぞれ生放送のあとに、
まとめて選曲や編集などをやっているものの、
なにせ、仕込みは大幅に先行しているので、
気分が乗らなければ、スタッフと雑談して遊んでいるか、
そそくさと帰ってきてしまいます。
あとは、日・月・火とチャート集計や原稿書きといった自宅作業
・・・といえば聞こえがいいんですが、僕の感覚では立派な休日。

また、前回のNOWに書きましたように、
非常に自然体で仕事に関われるようになった事が考えられます。
変な気負いがないので、以前を思うとホントに楽、
また、特に気が重くなるような仕事もありませんので、
休日がアッという間に過ぎてしまうのと同様に、
仕事の日もアッという間に過ぎていくのでしょう。

少し前までは、
「あぁ(ため息)、1週間が始まるなぁ」
「やっと、半分終わったかぁ(ため息)」
「ふぅ、あと1日だぁ(ため息)」
とまぁ、ご多分に漏れず、ため息ついてばかりだったんですが、
何だか今は「おいおい、もう1週間終わっちゃったぜい、いいのかな?」
ちょっと不安になるほど、時が早く流れていきます。

何かを心待ちにしていると、時間が長く感じるものです。
早く新居に入居したいと思っていた頃は、
それなりにゆっくりと時間が流れていました。
今のところ、バイクを買う予定もなければ、
まだツーリングの予定も、夏の旅行の計画も立てていない・・・。
「早く来ないかなぁ」って待っているものって無いんですよ。

そういえば、当サイトが開設4年を迎えました。
やはりアッという間でした。
今後ともよろしくお願いいたします。

  




4月25日(日)

【申し訳ありません、ご迷惑をお掛けします!】

「ご迷惑をお掛けします」という言葉、
工事現場の看板などでもよく見かけます、
大抵は、お辞儀をしているイラストと一緒に書かれていますね。
フツーは、お詫びの挨拶などによく使われますが、
今回は、あえて「!」を付けてみました、
つまり「ご迷惑をお掛けします宣言」なのです。

これまでずっと仕事仲間に対しても、
友達やご近所の人たちに対しても、
また、買い物に行ったりしたら、店員さんに対しても、
もちろん、リスナーの皆さんに対しても、
とにかく失礼の無いように、ご迷惑を掛けないように・・・
そんな事ばかりに気をとられてきました。

自分が原因で他人様に迷惑を掛けるのだけは、
どうしても避けたいという心理が働いたのでしょう。
または、良い人だと思って貰おう、
ちゃんとした人だなぁ、仕事が出来るなぁ・・・なんて思われたい
そんな思いがあったのかもしれません。

しかし、よーく考えてみると、
僕ってわがままだし、意地も悪い、
仕事もいい加減で、結構ミスも多い。
良い人だと思われようなんて、
仕事が出来るなんて思われようなんて、
おこがましいったらありゃしない。

それならば、必要以上に気を遣って疲れるよりも、
より自然体でいって、不手際があったら即座に謝っちゃう方がずっと楽だし、
相手も本音で接してくれるような気がします。

そんな訳で、今後一層皆さんにはご迷惑をお掛けします、
遠慮なくご迷惑をお掛けします。
前もってお詫びしておきます、申し訳ございません!

  



4月19日(月)

【懐かしいなぁ】

今使っているパソコン、
購入してから2年ちょっとになりました。
常日頃は「済んだものは放ったらかし」という性分のため、
文書や画像のデータは、未整理のまま保存してありました。

先日やっと時間出来ましたので、ちょっと整理してみました。
しかし、部屋の掃除をしていて古い写真や雑誌が出てきて、
つい読み耽ってしまい、作業が進まない・・・なんてのと同様に、
整理整頓の手を休め、過去に掲載したスナスナの写真に、
暫くの間見入ってしまいました。

「これは皆さんにご好評頂いたなぁ」とか
「自分では気に入ってたんだけど、反応は少なかったなぁ」とか、
また、ごく個人的に「仕事でこんな場所へ行ったんだなぁ」
「この人とお目にかかったんだなぁ」など、
何でもない時にシャッターを押していますので、
僕自身の日記のようになっています。
中にはすっかり忘れていた写真もあったりして・・・。

間もなく当サイト開設4周年を迎えますので、
過去に掲載したスナスナの写真の中から、
特に気に入ったものを再掲載しようと考えています。
一緒に3〜4年前を振り返ってみましょう。
僕自身がそうでしたが、
「えっ、もう3年も前だっけ!?」なんて事が多いと思いますよ。

  



4月15日(木)

【命は自分ひとりの物ではないのです】

イラクで拘束されていた3人の日本人が、
無事に保護されたとのニュースが飛び交いました。
当事者たちのご家族はもとより、
日本国民の多くがホッと胸を撫で下ろした事でしょう。

僕自身も事件発生以来、
無事に保護される事を願って止まなかったものの、
この状況下でイラクへ行くという行動については、
いささか批判的な目を向けていました。
公園で遊んでいた子供が誘拐されたのとは訳が違う・・・。

3人それぞれに、しっかりとした目的があり、
それを実行する事自体は本当に素晴らしい、
とても僕なんかには真似出来る事ではありません。
おそらくほとんどの日本人が、
イラク国民に対し何らかの支援をしたいと思いながら、
何も出来ずにいるのが実情でしょう。

しかし、今のイラクは余りに危険過ぎる、
日本政府からの退避勧告や渡航自粛の呼び掛けは、
再三に渡って出されている危険地帯です。
専門的な知識を持ち、訓練を積み、
十分と言えるかどうかは別として事前に下調べをし、
必要な装備を整えている、いわば危険任務のプロの自衛隊員でさえも、
やはり相当な危険を背負って現地に赴いている訳です。

そんな場所に丸腰の民間人が行ったら、
今回のような事態に陥る事は十分に予測できた筈です。
おそらく、本人たちは命の危険を覚悟していた事でしょう、
しかし、眠る事も出来ずに待っている家族がいる、
胸が張り裂ける程の思いで待っている友達がいる、
個人である前に、家族の一員であり、
日本という国に暮らす仲間である。
だから、スタンドプレーは厳禁である。
結果として、日本の政治や経済にまで影響が及んだ事は、
皆さんもご存知のとおりです。
そんな事をもう少し考えてから行動しても良かったのではないかと思います。

今やらなくてはならない事、
今やりたい事、
今出来る事、
それらの妥協点を見出す作業を、
もう少し慎重にすべきであったとも思います。
もし不幸にして命を落とすような事があったら、
行動すべき時が来ても、もう何も出来ないんですから。

  


4月13日(火)

【慣らし運転】

突然ですが、クルマの慣らし運転ってしてますか?
簡単に言えば、新車から暫くはおとなしく走るというアレです。

最近は、エンジンをはじめ各パーツの精度が上がって、
慣らしは必要ないという意見もありますが、
僕は必ず実施するようにしています。

クルマやバイクは別々の工程で作られた
無数の部品が組み合わさって出来ています。
もちろん、ピタッと組み合わさっているものの、
新車の時は、まだしっくり馴染んでいる訳ではありません。
それを良い具合に馴染ませるのが慣らしです。
言い換えると、クルマは工場で作られたものですが、
最後の仕上げはユーザーが行うということでしょう。

実際のところ、3万キロ程度で手放すならば、
慣らしの効果を実感する事はないかもしれませんが、
5万キロ・10万キロ、またはそれ以上と走る事を想定した場合、
新車時にちょっと辛抱して慣らしを実施した方が良いでしょう。
クルマでもバイクでも、べらぼうに距離を走る僕なんかは、
慣らしは不可欠であろうと思います。

我が愛車バルカンは、バイクとしては驚異的な12万5千キロを越えましたが、
まだまだ調子よく走ってくれているのは、
入念に慣らしをしたからではなかろうかと思っています。

よく「このクルマは当たりだった、ハズレだった」なんて事を耳にします、
もちろん個体差があるのは事実ですが、
慣らしの仕方で、当たり・ハズレが強調されるようにも感じます。

現在は「やんごとなき事情」で買い換えたクルマの慣らし真っ最中、
前回のキューブではちょっと慣らしを失敗しました、
慣らしが終わる5000キロを越えても、
ずっとおとなしく走ってしまった結果、
すごく重たいエンジンになってしまったんです。
前回の反省を踏まえ、
走行距離に応じてアクセルの踏み込みを考え、
ぜひ、気持ちいいエンジンに仕上げたいと思っています。

クルマやバイクも、人間やペットと同じで、
最初のうちに無茶しすぎるとひねくれてしまいますし、
過保護にすると、妙に無気力なエンジンになってしまいます。
大事なクルマと長く付き合うためには、
慣らし、結構大事だと思いますよ。

  



4月8日(木)

【2000ccなんだよ!】

GBS POPS BEST10の中でもお話ししましたが、
4月4日の日曜日に、行って参りましたよ〜!カワサキの試乗会。

クルマの試乗は、ディーラー等でよくやっているものの、
バイクの試乗ってなかなか無いんですよ、特に最近は・・・。
こうした、イベント的にやっているのに参加するのは、
バイク歴23年目にして初めての体験でした。

会場は知多の新舞子にある公園の駐車場、
もちろん、現地まではミニツーリングを兼ねてと思っていたのに、
当日は生憎の雨模様、止む無くクルマで出発です。

会場で仲間と落ち合い、いざ受付へ。
お目当ては、今年新発売の輸出専用車VN2000。
僕のバイクは日本国内では「バルカン」という名前ですが、
海外ではVN800と呼ばれています。
要は僕のバイクの大親分で、2000ccもあるバケモノです。
2000ccといえば、ウチの8人乗りのクルマと同じ排気量、
僕のバルカン800でも十分に走ってくれるのに、その2.5倍。
そりゃもう期待に胸が膨らみます・・・(Eカップ位かな)

この雨の中来ている僕と同様のバイク馬鹿がいっぱいで、
待つ事およそ1時間、やっと順番が回ってきました。
いざ跨って車体を起こそうと思ったら・・・うーん重い、
足が攣りそうにクソ重たい。
どうにかまっすぐに立ててエンジン始動・・・あれっ結構静か、
そして、スタッフのバイクに先導されてさぁ出発!
ありゃりゃりゃ・・・力はあるんだけど、妙にジェントル、
2000ccとは思えない程滑らかに加速していきます。

短い直線が終わって、ここからがもう大変、
総重量400キロ近い巨体でUターンあり、スラロームあり、
まるで運転免許試験場のような試乗コース。
しかも会場は公園の一般駐車場なので、
雨に濡れた白線の上は、ズルっと滑りそう・・・。
さりとて、あまりノロノロ走ったら恥ずかしい、
さらに、とにかく車体もデカいので、
手足は完全に伸びきった状態、
ハンドルを切ろうものなら、外側の手が離れてしまう・・・。
ヒヤヒヤドキドキのまま、5分ほどの試乗はアッという間に終了。

異次元の乗り物をイメージしていた僕にとっては
意外と淡白で少々拍子抜け。
まぁ逆に、2000ccものエンジンを積んでいながら、
フツーに走れるバイクを作ってしまう技術には驚きます。
やっぱり僕には自在に扱える1000cc前後が丁度いいかな。

  



4月5日(月)

【昔は無かった・・・でも】

「少し前には無かったけど、今はあるのがわりと当たり前」
そんなアイテムが身の回りにいろいろとあります。

携帯電話然り、パソコンもそうですし、
フィルムのカメラに代わって、何時の間にかデジカメが主流。
そんな中のひとつにカーナビがあります。

僕が最初にカーナビを着けたのは4年ほど前、
それまでは「地図さえあれば何処へでも行けるぜぃ!」ってのが、
特技みたいなところもありまして、
「カーナビ?そんなもん要る訳ないじゃん」
そんなスタンスだったんです。

いざ着けてみると、見知らぬ土地へ行く時は確かに便利、
家族旅行や取材ではかなり活躍しています。
近所を走っている時も、とりあえずナビの画面はONにしておく・・・、
毎日のように行っている場所へ行く時も、
とりあえずナビに目的地をセットしてみる・・・。
そんな癖がついてしまっていたんですね。

このところ代車に乗っていまして、
さすがにこの車にはカーナビは着いていない。
いざ無くなってみて気付いたんですが、
走行中に、ナビからの情報を得ようと、
ついつい一般的にナビを着けるダッシュボードの上を見てしまう、
それも結構頻繁に・・・。

自分でも気付かなかったんですが、意外なところで役に立っていました。
というのは、到着予定時間と渋滞情報です。
FM三重に行く時は、とりあえず高速道路に乗ります、
しかし全面的に高速を利用すると、料金だけでもバカにならない。
そこで、状況に応じて途中から一般道を走るんですが、
何処のインターで降りるかを判断する材料が、
カーナビからの情報だったのです。
一般道で渋滞にハマった時には、
すぐに流れるのか、延々と渋滞しているのかを知るのも、
やはりカーナビからの情報です。

ナビが着いていない代車に乗っていると、
「遅刻しちゃマズいから、とりあえず高速で」なんて、
普段よりも、高速代が随分多くかかりました。

しかし、以前は自分の勘で判断していたのに、
便利になった分、人間が退化しそうで怖い気もします。

  



4月2日(金)

【腕時計・・・今昔】

いよいよ新入学シーズンですね。
僕が10代の頃は、高校の入学のお祝いとして、
腕時計を頂く事が多かったように記憶しています。

当時は甲斐バンドの「HERO〜ヒーローになる時、それは今」とか、
財津和夫の「Wake Up」といった曲が時計のCMソングに使われ、
曲そのものも大ヒットし、時計も流行しましたっけ。
そんな腕時計のCMが、僕の記憶の中では、
妙に青春の象徴のようで、懐かしく思い出されます。

その頃はちょうどデジタル時計が出始めた頃で、
やれ「100分の1秒のストップウォッチが付いてる」だの、
「アラーム機能がついている」だの、
クラスの中には、自慢しあうヤツらもいました。
確かに、高校生が持つ時計にも関わらず、
2〜3万円するのがフツーでしたよね。
それだけ、腕時計というのはステータスであり、
無くてはならない存在だったんでしょう。

時は流れて21世紀、そんな若者もすっかり40代、
つい先日、腕時計をするのを忘れて仕事に行ってしまいました。
ところが、それに気付いたのはFM三重に着いて暫くしてから、
「生放送まで、あと何分だろう」と思い、
何も着けていない手首を見た時です。
「ありゃ、時計してないや・・・」

その昔のように「あのぉすみません、今何時ですか?」
などと、道行く人に尋ねる事もなく、約半日を過ごしてしまった訳です。
クルマやバイクに時計が着いていますし、
携帯電話に至っては、恐ろしい程多機能な時計が装備されている。

ふと、部屋を見渡してみると、
壁には掛け時計、デスクの上に置時計、
パソコン画面の右下にも時間が表示され、
FAX機のディスプレイにも、ラジカセやビデオデッキにも、
みーんな時計が付いている。

腕時計のCMを見掛けなくなって随分になりますが、
今の若者にとっては、もはや単に時を知るだけの機能のツールは、
必要なくなってしまったのでしょうね。

  



3月30日(火)

【まだまだわからん事だらけ】

世間では鳥インフルエンザだの、BSEだのと騒いでいますが、
コンピューターウィルスも流行っているらしく、
メールを受信すると、多い日には5通位来ています。

まぁ、添付ファイルのある不審なメールは、
即刻削除していますので、感染する事は無いのですが、
それでもウィルスそのものが、
一旦自分のコンピューターに入ると思うと、やっぱり不安なものです。

ウィルスとは似て非なるものに「スパイウェア」なるものがあります。
これは、メールではなくインターネットから感染するもので、
ネットサーフィンの際うっかり変なサイトを訪れると、
プログラムが勝手にダウンロードされてしまい、
知らず知らずのうちにコンピューターに入り込んでしまいます。
ウィルス駆除ソフトでスキャンしても、
なかなか引っかからないので厄介なんです。
また、コンピューターの中で悪さをして、
さらに他の悪質なプログラムを呼び込んでしまいます。

分かりやすく言えば、
知らないうちに家の天井裏にネズミが住み着いたようなもので、
そのネズミが壁に穴を開けたりしますので、
また他のネズミがどんどん入って来る・・・みたいなものです。

メールによるウィルス感染の対策は万全だったものの、
こうした「スパイウェア」に関しては知識が薄く、
とうとう、我がコンピューターへ侵入されてしまいました。
今回の症状としては、
ブラウザを立ち上げた時に、勝手に変なページが表示される
ヤフーなどで検索すると、違うページが表示される
頻繁にブラウザが強制終了してしまう など
さらにタチの悪いことに、
マイクロソフトのサイトで更新をダウンロードして対処しようにも、
画面構成から何から何まで同じに見える、
ニセモノのサイトに行ってしまうんです。
最初は気付かずに、そこでダウンロードしてしまい、
症状は悪化するばかり。
しかも本物のサイトに接続しようとすると、強制終了してしまう。
これには途方に暮れました。

何度も試行錯誤をかさねた末、
「スパイウェア」を駆除するソフトを頒布しているサイトを見付け、
ツールをダウンロードしやっと正常に戻りました。

まだまだわからない事だらけのネットですが、
今回の一件で、またちょっとだけ勉強しました。
皆さんもネットサーフィンの際にはご注意下さいね。
勿論当サイトには何の仕掛けもありませんので、
ご安心のうえ、各ページをご覧下さい。
(裏ページはありますが・・・)

  



3月25日(木)

【自分で出来たもん】

なぁんだ、別にシロートでも出来るじゃん!
天井裏から出てきた僕の第一声でした。

新居に引越して以降、最大の問題が配線で、
予定では2台のパソコンをネットに接続できるようにし、
電話は1階と2階に受話器を置くはずだったんですが、
インターネットは僕の部屋だけ、
電話は1階のリビングだけという有様。

その後、電話工事業者に2階への配線を依頼したものの、
「出来ません」と言って引き上げようとする、
「何とかする方法はないんですか?」と尋ねても、
やっぱり「無理です」とのこと。

原因を辿っていくと、
引越し当日に工事したケーブルインターネットの配線が問題。
本来ならば、電話線を入れるべき配管に、
ネット用のケーブルを入れてしまったらしい。
工事業者からは「ここを通さないと出来ません」と言われたものの、
さっき引っ越してきたばかりの家の、天井裏の様子など知る由も無く、
また、当サイトの管理もありますので、
すぐにネットに接続出来るようにならなければ困る・・・。
「それじゃ仕方ないですね、そうして下さい」と答えざるを得ませんでした。
それで渋々作業をしてくれました。
まともな説明が無いのは、白い巨塔の財前教授と同罪でしょうね。

専門家である以上は、少々予定と違っていても、
解決する方法を持っているであろうと期待するが故に、
我々は業者にプロとしての仕事を依頼している訳です。
ところが何の応用も工夫も出来ない。

少々無理難題を言われた時や、
シロウトにはとても真似出来ない仕事を頼まれた時こそ、
プロとしての血が騒ぐと思うんですが、
こういった業者の人たちは違うんでしょうかねぇ・・・。

そこで、今夜僕はネズミの如く天井裏を動き回りました。
大して苦労する事もなく、専門の道具を使う訳でもなく、
小一時間でネットの配線を完了しました。
さぁ次は電話の配線です、
かったるいプロよりも、熱いシロート!
今回も良い勉強をさせてもらいました。

  



3月17日(水)

【今じゃ当たり前!?】

今年に入って、大きな出費が続いています。
さりとて、決してお金持ちではない僕の場合、
ムダにお金を使う訳にはいきませんので、
何事も前もって研究するようにしています。

今ドキの家について言えば、
トイレは1階と2階にあるのが当たり前で、
もちろんウォシュレット。
お風呂もボタンを押せば、勝手に焚けて、
夜帰宅すると、勝手に玄関の照明が点く・・・。
来客あれば、インターホンの画面に顔が映り、
ロックを2つも3つも解除して、玄関のドアを開く・・・。

一昔前ならば、きっとお金持ちだけに許されたであろう快適が、
今では、我々庶民がごく普通に享受できるようです。

事情をご存知の方も多いと思いますが、
突然、クルマを買わなければいけない状況になり、
ネットで中古車を検索してみたんです。
すると、今じゃ当たり前のABSが、
10年前には高級車の最上級グレードにしか着いていない。
エアバッグに至っては、オプションですら着けられない。

もっと言えば、僕がクルマに乗り始めた頃には、
「パワーウィンドウ」というのは、高級車の象徴でした。
クラウンやセドリックといった、
文字通り高級車にしか装備されていなくて、
普通のクルマは、手でクルクルとハンドルを廻し、
窓を開け閉めしていましたっけ。
いかに涼しい顔をして窓を開けるか・・・
つまり、いかにパワーウィンドウを装って窓を開けるか・・・
なんてバカな事を友達を競ったりしました。
それが今では、パワーウィンドウでないクルマの方が
圧倒的に少ないでしょう。

それでいて、装備の分価格が跳ね上がったかというと、
そんな印象はありません。
コストダウンに諸手を挙げて感謝といきたいところですが、
家の玄関のロックが厳重になったように、
今後はカーセキュリティが標準装備されそうな気がします。
かつては、自宅の駐車場でドアロックなんてした事のなかった僕としては、
こればかりは、ちょっと嬉しくない事実ですね。

  



3月6日(土)

【世界にひとつだけの卒業アルバム】

特番の最終日で、あたふたしていた昨日3月5日、
我が家の長女が、無事に養護学校の小学部を卒業致しました。
今でも入学式の様子を鮮明に覚えていますが、
本当にあっという間でした。

帰宅したら、玄関ホールのニッチ(飾り棚)に卒業証書が立ててあり、、
リビングには卒業アルバムが置いてありました。
パッと見た感じは、分厚い表紙には学校名が入り、
誰もがイメージする卒業アルバムと大きく違いはないものの、
開いてみたら、驚くやら感激するやら・・・。
アルバムの中身は、写真が印刷されたものではなく、
写真を貼る、いわゆる普通のアルバム。
そこには、綺麗な千代紙や色紙を使った飾りや、
「遠足」「運動会」など、ページの見出しや解説も、
すべて先生の手作り。
そして、掲載されている写真は、すべて娘が写ってるもの。
養護学校の卒業アルバムは、
ひとりひとり、一冊一冊すべて中身が違うようです。

養護学校では、1クラスに先生は2名で生徒は多くても4〜5名、
ウチの娘の場合は、ほぼマン・ツー・マンでした。
在学中には、親と変わらぬ程の距離で、
暖かく接し、ご指導下さいました。
そんな激務の中、世界でたったひとつの卒業アルバムを、
お作り下さったという訳です。
そのご苦労を思うと、本当に頭が下がります。

また、寄せ書きの色紙も頂いてきました。
そこには、先生方数十人からの寄せ書きが、
隙間無くびっしりと書かれていました。
書かれている内容も、当たり障りのない事ではなく、
ちゃんと本人を理解して下さっていればこその内容。
これだけ多くの先生に囲まれて、
6年間の学校生活をしてきたと思うと、感激もひとしおです。

現代の小中学校に欠けている大事な何かが
養護学校にはしっかりと残っているように感じました。

  



2月18日(水)

【なんとなく我が家】

相変わらず、なかなか更新が出来ない日々が続いていますが、
特番、そして新番組、もちろんレギュラーも、
手間を惜しまずきちっと作るというのが、
数少ない僕のモットー故、何卒ご容赦下さい。

さて、引越しから半月ほど経ちました、
ダンボールの山の標高も随分に低くなり、
徐々に、必需品が出てきたものの、
未だ全てが出揃った訳ではなく、ちょっと不自由しています。
とはいえ、引越し直後のような、
「どこか旅先の宿にいるような感覚」は薄れ、
我が家であるという意識が芽生えてきました。

影響として大きかったのが、
長年使っていたソファーを持ってきた事でしょう。
当初は新しいものに買い換えようと思い、
引越し荷物のリストから外されていました。
前の家のリビングに置き去りにされ、
そのままクリーンセンターへ運ばれるのを待っていたソファー、
やはり、直接触れるものは使い慣れたものが良いと思い、
急遽自分の車に積み込み、新居にやってきました。

オンボロのソファーが来てからというもの、
仕事が休みの日には、恒例となっていた、
「夕食後のうたた寝」が復活しました。
何とも言えない至福のひとときです。

また、新しいくつろぎの場所も見付けました。
バルコニーを広めに作ってもらい、
4箇所に照明を設置しました。
夜、ほのかな灯りの下で一服するのもまた至福の時です。
ただ、まだこの時期はちょっと寒いですけどね。

そして、コーヒーの空き缶、タバコの空き箱、
仕事の資料がドサッと置かれた机、
程よく散らかり始めた自分の部屋が何とも落ち着きます。
しまった、散らかる前に写真撮っておけばよかった!

  



2月9日(月)

【ふぅ〜終わったぁ】

日付を見てびっくり、2週間ぶりの更新となりました。
その間、引越しがあり、特番があり、
そして、膀胱炎なんていう計算外の病に苦しみ・・・、
まぁ、どうにか多忙のピークを乗り切りました。

この10日間ほど、何がキツかったって、
公私ともに全く違う環境になってしまった事でしょう。

まず「私事」の方では引越しです。
どなたでもそうだと思いますが、
住み慣れた家ならば、朝出掛けるまでの作業ひとつ取っても、
顔を洗い、朝食を摂り、歯を磨き、身支度を整え家を出る・・・、
まぁ、目をつむっていても大丈夫なほど、
決められたパターンになっている事でしょう。
ところが、家そのものが変わってしまったので、
当然の事ながら、動き方が全く違う、
決められたパターンがまだ無いので、無駄な動きが多い事。
また、着ていこうと思った服を探すのにも、
まだ山積みになっていたダンボールをひっくり返したり・・・。
朝起きてから家を出るまでに、
いつもの倍位の時間がかかってしまいました。

しかも、この1週間は特番のために苦手な早起き。
FM三重に行っても、曜日や時間帯が違うため、
局内で会う人も違えば、空気も全く違う。
もちろん、やっている仕事も、
特番なので普段とは全然違います。
でもって、月曜日はDJ、火曜日は構成、
水・木・金はディレクターと、
同じ特番の中でも、日に日にポジションが変わっていったため、
安心できるパターンを作れぬまま、時間が過ぎていきました。
こちらは「公」の方ですね。

1週間を振り返っての感覚としては、
「何処か遠くへ泊まりがけで仕事に行っていた」という感じです。

本日やっと昼間に時間が取れましたので、
前の家に残してきたバイクをはじめ、荷物を取りに行ってきました。
1週間ぶりに行った「元我が家」、
旅行などから帰ってきた時の「やっぱ家が一番」
といった感覚があるかと思ったら、
外から見る分には、全く変わっていない家の景色も、
どこか他人行儀に感じました。
「新しい家の方に、我が家という感覚が切り替わったんだ」なんて、
変化を好まない僕にしては、意外でした。

さぁ、明日からは未だ引越しの日から手付かずの、
僕の部屋の片付けです。
よっしゃ、がんばろう!

  

1月24日(土)

【どうなっちゃうんだろう・・・僕!?】

サンクス・フォー・ユーが、約1週間後に迫って参りました。
今回は、全曜日の企画構成、
月曜日はDJ、火曜日はAD、水・木・金はディレクターと、
全面的に関わる事となりました。
(水曜日はディレクターですが、未知普請通信はちゃんとやります)

しかし考えてみればおかしな話です。
FM三重のサイト等をご覧頂けばわかると思いますが、
僕以外のDJは、皆ワイド番組を担当している人たち、
僕はというと、今は勿論過去にも、
一度たりともワイド番組を持った事がないのです。
現在のレギュラーといえば、
未知普請とおしごと広場、どちらも5分番組。

普通に考えれば、5分番組しか持っていないDJが、
局の名物特番とも言えるサンクスを担当するなんてちょっと不自然。
しかも初日・・・。
かと思えば、1年の幕開けを飾る新春特番も、
どういう訳か僕がやってたりして・・・。

昨年の10月頃から、急に風向きでも変わったのか、
僕の常識では考えにくい、嬉しい誤算が続いています。
また、手間隙かけて資料を作成し、
せっせとプロモーションをしていた2〜3年前には、
これといって大きな成果はあがらなかったのに、
「仕事下さい」の一言すら口にしなくなった今になって、
次から次へと仕事が入ってくるのが非常に不思議であり、
ちょっと皮肉な事でもあります。

不思議な出来事はまだあります。
ここ1週間位に、僕宛にFM三重をお訪ね下さる方、
お電話を下さる方が相次ぎました。
どなたも、「また番組をやって下さいね」
と一言おっしゃるためにわざわざお越しになったり、
お電話下さったり・・・という事でした。
20年この仕事をしていますが、こんな事は初めてです。

また、今日は「バンドで歌って欲しい」との依頼がありました、
バックバンドも決まっている、
定期的に出演するライヴハウスも決まっている、
もちろんギャラも用意している・・・との事で、
僕としては、最高に嬉しいお話でしたが、
僕の歌は、あくまでもアマチュアレベルですので、
涙を飲んで、辞退させて頂く方向で返事をしました。

うーん、これから僕はどうなっちゃうんだろう?
今の生活をしていけるのかなぁ?

そんな中、フツーの出来事もありました、
今日から恒例の「雪男」が始まり、
1分間だけFM愛知で喋ってきました。
FM三重の「おしごと広場みえ」は、
4月以降の継続がはやくも内定しました。

  



1月17日(土)

【なぬ、条件付だとぉ!?】

家を探しはじめたのは昨年の6月頃、
早いもので半年以上が過ぎ、引越しまで半月となりました。
当ページでもたま〜にネタにしていましたように、
紆余曲折あったものの、どうにか一件落着しそうです。

物件探しを始めた頃に知ったのが、
「建築条件付土地」というものの存在。
住宅情報雑誌か何かで読んだのだと思いますが、
「その土地を扱っている業者で家を建てなければ、
土地を売って貰えないから注意しましょう」というような解説でした。
「家を建てるならこの土地売ってやってもいいよ」
なんて、ちょっと気分悪いじゃねえか!・・・という事で、
「建築条件付土地」は、当初ずっとノーマーク。

しかし、どういう訳か最終的に購入を決めたのは、
最も毛嫌いしていた筈の「建築条件付土地」でした。
この「建築条件付土地」、他にも呼び名があって、
「売建(うりたて)」とも呼ばれます。
文字どおり、すでに建っているいる家を売る「建て売り」の逆で、
売買契約を結んでから、つまり売れてから建てるという訳です。

当初のイメージとは大違いで、このシステムは実に良い!
注文住宅と建て売りのオイシイところを兼ね備えているというカンジ。
注文住宅と同様に、間取りは自由に設計できるし、
システムキッチンや、お風呂、壁紙、建具・・・などをはじめ、
外観のデザインも好きなようにできる。
でも、先に売買契約をして値段が決まっているので、
余程特別な事を注文しない限りは、追加料金はナシ。
それでいて、値段は建て売り住宅と変わらない。
で、何よりも有難いのは、
建て売りと違って、建築工程を見られるので、
実際に作って下さる大工さんとも顔見知りになれますし、
手抜き工事の可能性も非常に少ないという事です。
(イマドキは、建て売り住宅も手抜き工事はしてないと思いますが・・・)

これから住宅を購入予定の皆さん、これはオススメですよ!

  



1月14日(水)

【バナナに夢中】

最近は、お昼前に家を出る事が多いため、
途中のコンビニかスーパーでお弁当を買って
出先の放送局で昼食を摂る事が多いんです。
で、そのまま10時頃までは仕事をしていますので、
「ちょっと小腹がすいた時用」ということで、
ついでにおにぎりをひとつだけ買っておきます。
夜7時頃軽く食べておくと、
深夜、帰宅後に夕食をドカ食いせずに済んで、
ダイエットにもなかなか効果があるみたいです。

つい先日、まさに革命的ともいえる大発見をしてしまいました。
ちょうどFM三重に向かう途中でスーパーに寄って、
例によってお弁当を持ち、おにぎりを手にしようと思ったら、
折りしも店員さんがバナナを陳列しているのを発見、
たまたま特売のようで、4〜5本の1カットが100円!
そうかぁ、おにぎりの代わりにバナナという手もあるなぁ・・・。

おにぎりは1個100円から120円ほどしますが、
バナナは1本20円とすこぶる経済的。
(通常はもっと高いみたいですね)
ちょっと調べてみたら、
ビタミン、カリウム、マグネシウム、食物繊維たっぷりと、
栄養的にもかなり優れているにも関わらず低カロリー、
しかも程よく小腹が膨れるし、何よりも美味しい。
おにぎりなどの加工食品には、
何らかの「合成○○料」の類が入っていそうですが、
バナナは農薬が残っている心配はあるものの、
分厚い皮に覆われているので大丈夫でしょう。
それから、他のスタッフに「バナナどう?」
なんて、振舞ったりする事も出来ちゃうのもGOOD。

みかんじゃお腹の足しにはならないし、
りんごじゃ剥くのが面倒くさい、
皮をピロッと剥くだけで食べられるバナナは、
クルマを運転しながらでもOK。
そんなバナナに、今ちょっと夢中です。
バナナの特売情報をお待ちしていますよ!

  



1月8日(木)

【年賀状もいろいろですね】

早いもので、元旦から1週間が経ちました。
未だ我が家には、日に10通ほどの年賀状が届きます。
こたつに入って、一枚一枚読みながら、
懐かしい顔を思い出す・・・というのも新年の楽しみですね。
Eメールの年賀状も普及していますが、
僕は旧いタイプなんでしょうか、
昔ながらの「年賀ハガキ」が好きですね。

興味本位でざっと見たところ、
今年僕が受け取った年賀状のうち、
印刷屋さんで作ったものや事前に印刷されていたものが3割、
写真屋さんで作ったものも1割くらい。
1割が完全に手書きや版画を使ったもので、
残りの5割はパソコンで作ったものでした。
年賀状の作り方も変わってきたものです、
昔は、せいぜいプリントゴッコでしたもんねぇ。

さて、そんなパソコンで作られた年賀状にも、
差出人それぞれの個性があって楽しいものです。
毎年芸術的なデザインのものを下さる方あり、
小さなイラストと文字だけのシンプルなものもあり・・・。

センスいいデザインだなぁと思ったら、
デザイナーをやってる友人からだったり、
タレント仲間は、大抵営業用スマイルの写真をメインにしていますし、
旧友からのものは、ちょうどかわいい盛りのお子さんの写真が主役。
画家の先生からは、全面に作品が描かれたもの、
映画をやっている先輩からは、出演作品がズラリ書かれたもの。
「あの人らしいなぁ」なんて思わずつぶやいてしまいますね。

僕の年賀状といいますと、
ここ2〜3年のおきまりのパターンは、
グラデーションの背景を使っている事。
無地にレイアウトするよりも、背景を使うと華やかになりますが、
背景の上に文字を書くと、場合によっては読みにくいんです。
そこで、グラデーションにして、
色の薄い部分に文字をレイアウトしているという訳です。
でもそれはあくまでも表向きの理由、
ベタ塗りするよりも、インクの減りがずっと少ないというのが、
結構重要なポイントだったりします。

一部の皆さんには年賀状をお出ししましたが、
一度ご覧下さい、ちゃんとグラデーションになってるでしょ?
しかも今年は上下ダブルでグラデかけてみました。

  



2004年1月5日(月)

【仕事納め&正月休み!】

昨日から、ちょっと遅めの正月休みを満喫しています。
この年末年始は、特番のために新年を仕事場で迎えたため、
仕事納めという瞬間がありませんでした。
そんな訳で、3日の生放送が終わったところで、
やっと仕事納め&正月休みとなりました。
こたつに入り、お菓子をボリボリ、みかんをムシャムシャ、
気が付くとZzzzな毎日です。

例年言っていますように、
正月三賀日の仕事の入り方で今年一年の仕事運を占っています。
(お馴染みの方には「またかよ」ってカンジですね)
ところがどっこい、これがナカナカ良く当たるんです。

占い方はいたって簡単、
元旦に仕事をすれば大吉、
2日ならば中吉、3日ならば小吉という具合。
仕事の内容も関係していまして、
レギュラー番組がたまたま元旦に当たってしまったら、
その年は、レギュラーをしっかり守り、盛り上げていく一年、
特番ならば、新たな番組が始まる予感、
元旦にリポーターをやった年は、
未知普請通信やドリームカーTVが始まり
やっぱり、外での取材が多い一年でした。

今年は、元旦が特番で、2日&3日がレギュラーで、
まさにパーフェクト賞!
こんな年はかつて無かった気がします。
ついでと言っては何ですが、
録音ではあるものの、4日&5日も喋っている。
2004年はちょっと期待しちゃってもいいかな?

そんな訳で、改めまして本年もどうぞよろしくお願いいたします。