2004年7月〜12月


12月30日(木)

【振り返っちゃいましょう】

まもなく2004年が終わろうとしています。
今回は、僕にとっての2004年を振り返ってみましょう。

引越し荷物に囲まれて迎えた2004年の正月、
私的な面では、やはり家を建てた事が最大の出来事でしょう。
それから、カミサンの車が大破して、
予定外の車の買い替えと、
特に大きな出費が相次いだのが2004年でした。
おかげで、6月に購入予定だったはずのバイク、
車検を通して、あと2年乗る事になりました。
バルカンくん、これからもよろしくね!

仕事の面では、元旦早々おかげ横丁の特番でスタート、
その後も、月に2〜3本の特番やイベント、
効率よくこなせるレギュラーと相まって、
なかなか良いペースだったと感じています。

そんな中にあって、
仕事に対する「怖さ」を感じる事が多かった年でもありました。
鈴鹿8耐の前夜祭をはじめ、
経験した仕事そのものの規模が大きかった事もありますが、
かつて持っていた、得体の知れない自信、
「バブル的な自信」とでも言いましょうか・・・、
そういったものが無くなったのではないかと自己分析しています。
ただ、怖いがゆえに全力で当たりますので、
どの仕事も、十分に納得のいくものとなりましたし、
この年齢になっても成長できる事を実感できた年でもありました。

また、リスナーの皆さんとの関わりについても、
いろいろと考えを巡らせた1年だったように思います。
2002年にパーティーナイトが終わって、
時間が経つにつれて、徐々に離れていく人たち、
「ずっと応援しますからね」なんて言葉は何だったんだ!
そんな事でリスナー不信に陥りかけた事もありました。
中には、何も言わずにこれまでどおり応援して下さる方、
ここぞと言う時には、力強く支えて下さる方もいて・・・。
「DJとリスナー」「番組とリスナー」という間柄よりも、
「ひとりの人と人」という間柄でいたいと願ってきた僕にとっては、
番組が無くなった事によって、
今後とも僕が大切にすべきリスナーさんが、
明確にわかってきたような気がします。

いろんな面から振り返ってみますと、
2004年は僕にとって、
公私ともに「良い年」とか「悪い年」ではなく、
「納得のいく年」だっと思います。
そして、過去に背負ってきたものを一旦捨てて、
新たにスタートラインに立ってみようという、
「ゼロ回帰の年」だったように思います。

そして迎える2005年、
元旦の午前1時から8時間の特番でスタート、
2日は「GBS POPS BEST10」、
3日は「おしごと広場みえ」と続きます。
僕の占いによれば、まさに大吉のスタートです。
まずは、気持ちのいいダッシュを決めたいところです。

さて、本年も皆さんありがとうございました。
どうぞ素晴らしい2005年をお迎え下さい。

  



12月19日(日)

【最近専らセルフです】

このあいだ、仕事をしている時にふと・・・
「そういえば、昨日車にガソリン入れた後に、キャップ閉めたっけ?」
突然気になり出しました。
ガソリンスタンドで、窓を拭いた事も、
灰皿の掃除をした事も、はっきりと憶えているのに、
キャップを閉めた事だけは、どうにも記憶が無いのです。

少し前までなら、スタンドのにーちゃんのように、
「キャップOK!」なんて小声で指差し確認していたのに、
ちょっと慣れてきてしまったようで、確認を怠っていました。

そうなんです、最近専らセルフのガソリンスタンドを利用しているんです。
最初は、少し勇気が要りましたが、やってみると意外と簡単。
よく考えてみれば、
僕の場合、車やバイクの基本的なメンテは、自分でやっているのに、
最も日常的で頻度も高い給油を、
人様にやって貰っているというのは、
不自然と言えば不自然な事です。

セルフのメリットといえば、やっぱり値段が安い!
最近、ガソリンが高いですもんねぇ。
そして、きちっと満タンに出来る事。
スタンドのにーちゃんによっては、
まだ入るのに、例えば40リッターちょうどみたいに、
キリのいい数字で止めちゃう事があるんですよね。
セルフならば、端数が出ようがお構いなしです。

僕がよく利用するスタンドには、濡れタオルが置いてあって、
車の窓はもちろん、車内なども自由に拭く事が出来ます。
バイクの時などは、メーターやタンク、フェンダーも拭いちゃいますので、
最近は、いつもピカピカになっています。
(さすがに油汚れの部分は遠慮してますが)
また、タイヤの空気圧チェックや、
フロアマットを洗う機械も無料です。
おかげで給油だけのの目的で立寄ったはずが、
いろいろやっちゃって、15分位スタンドにいる事がありますよ。
余計な事ばっかりしているから、キャップを閉めたかどうか、
思い出せないんですね。

帰宅して確認したところ、しっかりとキャップされていました。
あぁよかったぁ。


  



12月13日(火)

【帰ってきた!出席者ご紹介 その2】

ただいま、超過密スケジュールの真っ只中です。
11月中旬の「FM三重特別番組 THANKS!」から始まり、
「Coozy★ing My Way 冬の合宿」&ピンチヒッターと続き、
そして先週後半からは、ピンチヒッターの2回目、
可児市民吹奏楽団のチャリティーコンサート、
15日(水)はおしごと広場みえの公開生放送と、
ちょうど今、山場を迎えております。

ここまで、順調にきていますので、
何とかこのまま新春特番まで突っ走りたいものです。
おかげで、例年ならそろそろ印刷を始めているはずの年賀状、
まだ、デザインさえも決まっていません。

さて、それでは12月10日のCoozy★ing My Wayの、
出席者のご紹介です。
(順不同です)
ミンキーカメさん
ヒソカなペケちゃんさん
きゃっとてーるさん
アンジーさん
田舎のベンツさん
名なしのゴンベイさん
すえしょうのおさななじみさん
香良洲夫人さん
たれたれさん
かずひろさん
伊賀丸おじさんさん
マーガレットさん
大納言あず吉さん
ねむたいさん
でんでるりんばんさん
たんぽぽさん

2週間にわたり楽しいメッセージをお寄せ頂き、
ありがとうございました。
次回は何時頃かなぁ・・・、
いつものペースなら、3月頃なんですが・・・。
またピンチヒッターをさせて頂く場合には、
メッセージをお寄せ下さいね、お待ちしていますよ!

  



12月3日(金)

【帰ってきた!出席者ご紹介】

いやいや、1ヶ月近く更新出来ませんでした・・・
何だか妙に忙しくてですねぇ・・・
途中まで書きかけたものは幾つかあったんですが・・・(言い訳タラタラ)

Coozy★ing My Wayのピンチヒッター一日目が終わりまして、
まずは、ホッと一息です。
とはいえ、放送用のコンピューターがフリーズしたり、
インタビューを予定していた相手と、
電話が繋がらなかったりと、
「何でワンマンでやってる今日に限って?」というような、
普段は一度も起きた事のないトラブルがあったものの、
プロデューサーに予約しておいた始末書は、
キャンセルということになりました。

それでは、久しぶりの出席者ご紹介!
(順不同です)
アンジーさん
かずひろさん
パンプキンママさん
ホウレン草ママさん
三姉妹のママ。さん
でんでるりんばんさん
伊賀丸おじさんさん
マーガレットさん
ミンキーカメさん
パズラーさん
きららさん
菜の花さん
さおりさん
名なしのゴンベイさん
h−iさん
ヒソカなペケちゃんさん
きゃっとてーるさん

昔懐かしいお名前あり、
普段のCoozy★ing My Wayでお馴染みのお名前あり、
ほとんど方が2枚、3枚とお送り下さいました。
本当にありがとうございました。
あと1週ありますので、改めてよろしくお願い致します!

こうして、皆さんからのメッセージを家に持ち帰って、
金曜の夜中に出席者紹介を入力するのも懐かしいですね。
パーティーナイトって、なんかいい番組でしたね、
今更ながら、しみじみと思い出してしまいます。

  




11月8日(月)

【西洋芝に再チャレンジ中!】

4月中旬に芝生を張ろうと、初めてチャレンジした西洋芝。
(芽が出たばかりの様子をスナスナに掲載しましたっけ)
夏には緑のじゅうたんになる事を期待していたんですが、
残念ながら、少し失敗してしまいました。

西洋芝は、イギリスなど日本よりも寒い地域が原産なので、
冬でも青々としているのがメリットなんですが、
その反面、夏の暑さには弱いのです。
何と言っても、今年の夏は記録的な猛暑、
まだ芽が出て間もない「赤ちゃん芝」には耐えられる訳もなく、
半分ほどの面積が枯れてしまいました。

そこで、10月頃から、休みの日や仕事の合間などに、
生き残っている芝の間に新たに種を蒔いています。
そこそこ広い場所には、移植ごてを使って、
狭い場所は、スプーンほどの大きさのスコップを使って、
一旦掘り起こし、土をほぐしたあと、肥料を施して種を蒔きます。

日によっては、畳半分ほどの面積しか出来ない事もあって、
昨日はここ、今日はこっちといった具合に、少しずつ進めています。
そのため、春に蒔いた芝と見分けがつかない位に育った場所、
糸のように細い芽が、ニョキニョキと出始めた場所、
まだ、種のままで発芽すらしていない場所など、
成長の度合いはまちまちではありますが、
それでも、露出していた土が隠れ、庭全体が緑色に染まってきました。

今は、仕事に出かける前のほんの短い時間や、
帰宅してからは、懐中電灯を持って、
少しずつ成長していく赤ちゃん芝を、
まさに親のような気持ちで眺めています。
早く大きくならないかなぁ・・・。

  



10月31日(日)

【ドッグフード見直しちゃった】

我が家にでは犬を飼っています、
名前は「らん」、薄茶色の雑種です。
(イマドキは横文字で「MIX」と言うらしいですね)
我が家にやってきてかれこれ9年、
当時、3歳の長女と、1歳の次女と一緒に、
家の中を走り回っていた仔犬の頃が懐かしく思い出されます。
僕が物心ついて以来、犬は何匹も飼ってきましたが、
最も長く一緒にいてくれています。
ずいぶん前に、当サイトのトップに写真を掲載した事もありますので、
ご存知の方もおらることでしょう。

さて、犬の9歳といいますと、ぼちぼちお年寄りなんだそうで、
特に今年の夏は暑かったせいか、
このところ、すっかり元気がなくなってしまいました。
特におなかの調子が悪く、いつも下痢気味・・・。
名前を呼んでもなかなか小屋から出て来ないし、
出て来ても、ダルそうにすぐに戻って行ってしまう・・・。

普段は、我々人間と同じものを食べさせていましたが、
試しにドッグフードを食べさせようという事になり、
ペットショップへ行ったらびっくり!
ドッグフードと一口に言っても、種類の多い事多い事、
銘柄が多いのも然ることながら、
同じ銘柄の中にも、大型犬用・小型犬用
肥満犬用とか年齢別など、細かく分けられているんですね。
缶詰になったものもいっぱいありまして、
値段を見たら、僕が食べている「さんまの蒲焼」「さばの味噌煮」よりも
高いものがズラリと並んでいるじゃありませんか。
そんな中から「高齢犬用」のドライタイプを買い、
早速らんちゃんに与えてみました。

以前は、ドッグフードをあまり好んで食べなかったものの、
(そんな訳で、人間と同じものを与えていました)
今回は喜んで食べてくれて、一安心です。
そして驚く事に、ドッグフードを食べさせるようになってすぐに、
すっかり以前のように元気になってくれまして、
数日後には、毛並みまで良くなったようです。

これまでは、ドッグフードに対して、
「犬が喜ぶ味付けのおやつ」程度にしか考えていませんでしたが、
いやいや、バカに出来ませんね。
大いに見直してしまいました。

  



10月24日(日)

【携帯、換えるぞぉぉぉ!】

僕の携帯電話、かれこれ2年ちょっと使っています。
このところ、ちょっと調子が悪くなってきたのと、
バッテリーの持ちもかなり悪くなってきて、
電波の弱い場所だったりすると、
電話かけていなくても、半日程でピンチになってしまいます。

そこで、ぼちぼち新しい携帯に換えようかと思い、
久々にイマドキの機種を見たんですが、
何だか凄い事になっていますね。
色はカラフルだし、いろんな機能が付いているし・・・。

僕が最初に携帯電話を持ったのは、
忘れもしません、下の娘が生まれる直前、
「陣痛が始まったら連絡してね!」という事情でした。
かれこれ10年前になるんですね、早いなぁ。
新規契約でも何万円か取られた割に、
カメラもなければメールも出来ない、
バイブレーターが無いからマナーモードも無いし、
かかってきた相手の名前も表示されない。
いかにもオヤジ臭い、黒やグレーなどモノトーンのものが主流でした。

次の機種では、デザイン最優先で選びました。
メタリック塗装がしてある電話機で、
ショートメールが出来るようになっていました。
その次は、今使っている携帯で、
「何でもいいから安いの下さい」と店員さんに言って、
カラー液晶でカメラ付きの折り畳みタイプです。
10年間で3台って、なかなか物持ちがいいでしょ。

そして今回はどうしようか・・・かなり迷っています。
テレビ電話はみんなが持っていないと意味ないし、
着うたもイマイチ必要だと思わない・・・。
あくまでも道具と割り切っているので、
最新機種である必要なんて全然無い。

とりあえず、スナスナの写真撮影に利用する事を考えて、
メガピクセルのカメラが内蔵されているタイプ!
簡単にパソコンにデータを移動できるとベスト。
これだけは、決定しています。

あとは、バイクでの移動がメインの僕の場合、
例えば大地震などの時に情報を入手するには、
ラジオやテレビが付いていると便利でしょう。
でも、AMラジオが付いてるのって無いんですよね、
テレビの臨時ニュースの文字が読めるかどうかも問題です。
また、電波が弱い所で受信できるかどうかも大きな問題です。
ま、AMラジオは100円ショップで買えばいいんですけどね。

11月上旬には機種交換しようと計画中です、
ぜひ皆さんからのアドバイスをお願いします!

  



10月17日(日)

【ドキドキの初体験】

40年余り生きていると、
なかなか初体験という事に遭遇しにくいものですが、
今日、初体験をしました。

どうやって挿入したら良いのか!?
挿入の仕方はこれでいいのか!?
このままイッちゃってもいいのか!?
これじゃ早すぎるんじゃないのか!?
無事に終えるまで、本当にドキドキしました。
でも、いざ経験してみると実にカイカン!

そうです、お察しのとおり(誰も察してない!?)
ETCを初体験したのであります。

初体験のステージに選んだのは、
東名阪自動車道の長島インター。
ここは、一般車両とETC車両の兼用ゲートなので、
万が一操作に不具合があっても、
通行券を取って、一般車両として通れば良いのです。

ETCは機械本体にカードを挿入して使うものですが、
取説どおり、ちゃんとカードを挿入したよなぁ・・・
裏向きに挿入してなかっただろうか?
いろいろな不安を感じながらも、
とうとうその時がやって参りました。

「20キロで通過しろ」との事なんですが、
20キロでは早すぎるんじゃないかと思い、
ETCの意味がない程減速してゲートへ・・・。
しかし、不安とは裏腹に、余りにもあっけなく開くバー。
その極めてあっさりとしたアクションには、かえって不安を覚えます、
ホントに行っちゃっていいの?

せめて、初めてETCを使った人に対しては、
くす玉が割れるとかファンファーレが鳴るとか、
花火が上がるとか、チアガールが踊ってくれるとか、
ハワイアンな女性がレイをかけてくれるとかあれば、
「通っていいんだ!」・・・という事がわかるんですが・・・。
(未知普請通信から国道交通省に提案してみましょう)

しっかし、思った以上にすごく快感です。
料金所で停まらなくて済むのって、
これほどまでに気持ちいいとは思いませんでした。
もうちょっと慣れたら、
一般レーンが渋滞している時に通って、
さらなる快感を味わいたいものです。
現在開発中のバイク用ETCの実用化も待ち遠しいところです。

  



10月10日(日)

【秋の夜長・・・ふと思い出したこと】

何となく物思いに耽ってしまう秋の夜長、
さきほど、POPS BEST10を聞き終わり、
点けっ放しのラジオがピーガーピーガー言っています。

10代の頃聞いていたのは、オールナイトニッポンでした。
でも、名古屋で聞けるのは第一部のみ、
第二部を聞くためには、他の地方のラジオを受信しなければならず、
ピーガーピーガー言っている雑音の向こうに、
お目当てのパーソナリティーの声が聞こえていました。

中学の修学旅行の時のこと、
持って行ってはいけないものを、
みんなそれぞれ、こっそりバッグに忍ばせていました。
あるヤツはお酒だったり、またあるヤツはオーデコロンだったり、

宿に着いて、先生の見回りが終わると、
コソコソとバッグから取り出すのです。
これは、どこの学校でも似たようなものでしょう。
僕が持って行ったのは、小さなラジオでした。
「御禁制の持ち物」でひとしきり盛り上がったあと、
部屋の窓際へ行ってラジオのスイッチを入れました。

ラジオから聞こえてくるのは、
いつものテーマソングと、いつものトーク、
でもいつもと違うのは、
窓の外に見える東京の街並みとラジオの周波数。
「この街の何処かで、今この番組をやっているんだ」
そう思うと、言葉に出来ないような感慨を覚えました。
ラジオから聞こえているのに、
まるで、直接声が聞こえているかのような・・・。

それまで、とてつもなく遠くから、
電波という得体の知れないものに乗って来ると思っていた放送が、
ふと、現実的なものに感じた瞬間だったのかもしれません。

あの時、バッグにラジオを入れなかったら、
今、この仕事をしていなかったかもしれないなぁ・・・
なんて、しみじみ思う秋の夜更けです。

  



10月3日(日)

【世界一盛り上がってる!?】

今、世界中で最も盛り上がっているのは、
我々の住む、この東海エリアであろうと、勝手に思っています。

夏にはアテネオリンピックで、
マラソンの野口選手やハンマー投げの室伏選手をはじめ、
東海地方出身or在住の選手が大活躍しましたし、
最近では、ドラゴンズのリーグ優勝、
そして、愛知県出身のイチロー選手のメジャー新記録と、
とにかく、嬉しいこと尽くしのこの地方です。

このあとは、ドラゴンズの日本一(勝手に決めてます)と、
愛・地球博の開幕、新国際空港のオープンなど、
何かと、賑やかな出来事が続きます。

しかし、そんな中にあって、
イチロー選手の活躍は、本当に見事です。
僕が子供の頃、日米野球なるものがあって、
メジャーリーグのチームが来日して、
日本のプロ野球チームや、オールスターチームと対戦したんですが、
全く歯が立たなかったように記憶しています。

それが今では、日本人選手が何人もメジャーに行き、
レギュラーとして試合に出ている事だけでも、十分に立派なのに、
84年間破られる事が無かった大記録を破ってしまうんですから、
驚かずにはいられません。
84年前っていかに大昔かわかりますか?日本では大正時代ですよ!
その間には、伝説的な選手が多数いたはずなんですが、
そんな選手たちでも破れなかった記録という訳なんです。

ちなみに、僕も中学時代には野球部に所属していまして、
時々、ピッチャーとして登板していました。
球速はなかなかのものでした。
もしもあの頃イチロー選手と対戦できたら、と思います。
僕が15歳の時、イチロー選手は4歳、
打ち取れたかも・・・。

  



9月26日(日)

【熊野古道〜バイク編】

2週間ほど前に、みえ未知普請通信で今後お送りする、
熊野古道の馬越峠を歩いてきました。
今回は、おそらく番組ではあまり喋らないであろう、
熊野古道までのバイク旅、ここでリポートいたします。

熊野古道を歩く事になったのは、
当番組の「のんびりバイク旅シリーズ」の一環。
という事は、走れる所まではバイクで行かなくては!と、思い。
電車でも車でも良かったにも関わらず、
往復400Kmをバイクで走りました。
時間で言うと、4時間バイクで走って、
4時間熊野古道を歩いて、また4時間バイクで帰るというもの。

ただバイクで走っても面白くないので、
「燃費チャレンジ」と題して、
無給油で往復するという事に挑みました。
僕のバイクは、普段の平均的な燃費が1リッターで27Km、
ガソリンタンクの容量は15リットルですので、
計算の上では405Km走る事が出来ます。
ギリギリではありますが、何とか走り切れる数字です。
ただし、道を間違えたり、寄り道したらアウト!
ところが、前日にガソリンを入れて自宅に帰るまでに、3Km余り走行。
そして当日、あと少しで目的地の到着というところで突然の雨、
国道からそれて、最寄の集落に入っていき雨宿り。
ここで約2Km余分に走ってしまったために、
計算上、余裕のあった5Km分を使ってしまいました。

さぁ、熊野古道を歩き終えての帰り道、
往きよりも、かなり燃費優先の走り方をしたので、
予定では鈴鹿あたりでリザーブになるはずだったのですが、
早くも松阪でメインタンクのガソリンが無くなってしまいました。
あとは、さらに燃費走行、
高速道路を80キロピッタリで走り続けて、どうにか帰ってきました。
行き着けのガソリンスタンドに着いた時には、
走行距離406Km、しかし14リットルしか入らない!
1リットル余ってるじゃない!

結果としては、当初の目標「リッター30Km」に少し及ばず「29Km」。
ただし、帰り道だけで計算すると32Km以上走っていたようです。
次は、450Km無給油に挑戦しようかな。

☆用語解説☆
多くのバイクには、メインタンクとリザーブタンク(予備タンク)が着いています。
メインタンクが空になって、ガス欠状態になると、つまみを回してリザーブに切り替えます、
リザーブの容量は、一般的に3リッターほどだと思います。
車で言うと、燃料警告灯のようなものです。
ただし、予備タンクと言いましても、実際に別のタンクがある訳ではなく、
エンジンにガソリンを送るための管が、
メインタンクの状態では、ガソリンタンクの中のやや高い場所にあり、
リザーブ(予備)タンクに切り替えると、一番底にある管からガソリンが送られます。

  



9月21日(火)

【ベンジャミンくん】

今、我が家のバルコニーに、
一本のベンジャミンの木があります。
まだまだ強い太陽の光を受けて、青々と生い茂っています。

この木は、僕たちが結婚して間もない頃、
妻と二人で出かけた、スーパーの花屋で買ったもの。

綺麗な観葉植物が並ぶ花屋の店先、
それまで観葉植物で部屋を飾る事の無かった僕たちは、
思ったよりずっと高い値札を見てガッカリしていました。
そんな中、一本だけ「半額」という赤い札が掛けられていた、
ベンジャミンの木。
他のベンジャミンと比べると、少し不恰好。

小さな車に何とか積み込んで我が家にやってきたベンジャミン。
こっちに置くと洋服ダンスのドアが開かない、
こっちに置くとドレッサーの前に座れない。
狭い部屋の中、何とか居場所が決まったベンジャミン。

やがて子供が生まれると、
キラキラの飾りや、電球を付けられ、
クリスマスツリーに変身しました。
幹に掴まって、子供たちは立ち上がる練習をしました。
何度か、葉を落とし枯れかけた事もありました、
それでもなお、再び青々とした葉をつけてくれたベンジャミン。
我が家の出来事を、じっと見守ってくれています。

そして今は、玄関と門を見下ろせる、
日当たりの良い、バルコニーの一等地から、
学校へ行く子供たちや仕事に向かう僕を、
静かに見守ってくれているようです。

ベンジャミンくん、随分長い付き合いになったねぇ。


  



9月9日(木)

【ガソリン高くてもいいかも】

原油価格の高騰で、ガソリンが高くなりましたねぇ。
今、僕は行動範囲の中で最も安いと思われるスタンドで入れてますが、
それでも、レギュラー1リッター114円です。
(何とか割引で、実際にはそこから5円位は安くなってる筈ですが)

でも、よーく考えてみると、
僕が免許を取った約20年前はもっと高かったような・・・。
記憶が正しければ、145円位だったような気がします。
しかも当時は年式の古いクラウンとかグロリアに乗っていましたので、
おとなしく走っても、燃費はリッター6Kmほど、
もしこの条件でFM三重まで往復したら、
ガソリン代だけでざっと5000円!
今の値段でバイクで走れば800円位かな・・・。

早く安くなって欲しいと思う反面、
エネルギー問題や環境問題を考えると、
ある程度高くても良いのではなかろうかとも思います。
今は、徒歩や自転車で事足りる状況であっても、
何となく、車に乗って出かけてしまいがちです。
ガソリンが高価なものであるならば、
「ちょっと待てよ」と考えるかもしれません。
また、自動車での通勤も減り、
慢性的な渋滞の緩和にも一役買うかもしれません。

車が手軽で身近な道具であるのは良い事ですが、
限りある資源を安易に消費するのは別問題です。
この機会にぜひ考えてみたいものです。

  



8月31日(火)

【初めての感動!?】

何事も初体験の記憶というものには
若干のプラスポイントが加わって、
実際に感じた以上のものとして心に残るものなのでしょう。
また、時が経つにつれて思い出の中でさらに輝いていく・・・。

先日の家族旅行の際に、
穂高の麓にあるそば屋さんへ行きました。
ここには、かれこれ17年前信州ツーリングの時に行って、
生まれて初めて「そばって旨いなぁ」って感じさせてくれた店です。
(ツーリングスナップのページの「長野県松本市&白骨温泉方面」
というのが、その時のツーリングです)

ただ、「ちょっとそばでも食べに行こうか」
という距離ではないので、
いつかまたあのそばを食べたいと思いつつ、
また、近場の美味しいと評判のそば屋へ行っても、
「あの時のそばはもっと美味かったなぁ」なんて思いながら、
あっという間に、長い年月が経ってしまいました。

ところが、やっと念願叶って食べてみて・・・
「あれっ?美味しいけれどもこんなものだったかな?」
というのが率直な感想でした。
初めて食べたカミサンは、大いに喜んでいましたが・・・。

似たような事が他にもありました。
いつも行っている茶臼山の星空も、
最初に行った十数年前には、
もっと恐ろしい程の数の星が見えたような気がしましたし、
近江長岡のホタルも、
やはり十数年前に最初に行った時には、
もっとおびただしい数のホタルが乱舞していたような気がします。

どちらも、最初に行った時に比べれば、
季節や天候を細かく調べたうえで行っているにも関わらず
心に思い描いた景色とはちょっと違うんです。
ただどちらも初めて見た子供たちは感動していたようですが・・・。

そういえば、昔好きだった女の子は妙に綺麗だった気がする、
今会ったら・・・すっかりオバチャンかな!?

  


8月17日(火)

【夜型に逆戻り!】

うーん眠い!昨夜も寝たのは4時半。
そうです、オリンピックのおかげで、
せっかく脱しかけていた夜型生活に戻ってしまいました。

それにしても、日本人選手の連日の活躍、嬉しいですね。
柔道の野村選手、谷選手の金メダルに始まり、
水泳の北島選手、柔道の内柴選手、
そして、体操の団体は最後の種目、鉄棒で優勝が決まった瞬間は、
本当にトリハダものでしたよね。
もうすでに5個の金メダルを獲得していて、
前回のシドニーでの金メダル獲得数に並んでしまったそうです。
(これを書いている最中に柔道の谷本選手が
金メダルを獲得して合計6個になりました。
皆さんがこれをご覧になる時点ではもっと増えているでしょう)

ちょっと調べてみたところ、
88年のソウル大会では金メダル4個、
92年のバルセロナ、96年のアトランタはそれぞれ3個と、
世界の壁の厚さに、苦しんでいたようです。
これらの時期も、毎回オリンピックに興味はあったものの、
なんとなく「参加する事に意義がある」の言葉どおりの印象で、
どうもオリンピックという大舞台では、日本選手は萎縮してしまうのか、
持てる力を存分に発揮できずに終わってしまう事が多かったように思います。

今回のオリンピックに出場している、
「イマドキの若い選手」は、物怖じしないというか、
大舞台を楽しんでいるというか、実に頼もしい限りです。
まだまだオリンピックは始まったばかり、
これからも熱い戦いが連日行なわれる事でしょう。
選手の皆さんには、ぜひ万全の体調で臨んで欲しいものです。
そして、ついつい時間を忘れてテレビに見入ってしまう、
われわれも、残暑厳しき折、寝不足には注意したいものです。

  



8月7日(土)

【手に汗握る・・・】

高校野球、サッカーアジアカップ、
そして開幕まで1週間に迫ったアテネオリンピックと、
スポーツ観戦で手に汗握る事が多くなりそうです。

このように興奮した時などは、
文字通り、本当に掌に汗をかいてしまう事がありますよね。
これは人類の祖先がまだ4本足で生活していた頃、
闘いの時などに、手(当時は前足)に適度な湿り気を与え、
しっかりと踏ん張れるようにということで、
汗が出るようになったんだとか・・・。
我々、陸上で暮らしている生き物は、
地に足を着けている事が何よりも大事なんですね。

同じ陸上を走るクルマやバイクも、
足・・・つまりタイヤが大事なのは同じです。
先日、東海北陸自動車道で、
行楽に向かう家族連れが乗った乗用車にトラックが衝突し、
大変痛ましい結果となったのはご存知でしょう。

事故の引き金となったトラックのパンクの原因として、
スタンディング・ウェーヴ現象が疑われています。
これは、タイヤの空気圧が不足している事によって、
何の前触れもなく、タイヤが破裂してしまうというものです。
まさに地に足が着いていない状態で、
もちろん、クルマのコントロールは出来なくなります。

かつてタイヤメーカーのキャッチコピーに
「タイヤは命の乗せている」といったものがありました。
まさにそのとおりだと思います。
タイヤの点検さえしていれば、
尊い命が奪われる事はなかったかもしれません。

また同じく「タイヤの接地面積はハガキ4枚分」
といったキャッチコピーもあったように思います。
ハガキ4枚分というと、人間の掌+足の裏の面積と同じ位じゃないでしょうか。
1トン以上あるクルマでさえも、
たったそれだけの面積で踏ん張って支えているんです。
きちっとした状態でなければ、怖くて走れませんよね。

乗用車であれバイクであれ、
正常なタイヤでも、空気圧は徐々に減っていきます。
徐々に減っていくために、異常に気付きにくいのが厄介。
逆に、カーブの時にタイヤが鳴くとか、
ハンドルが重い、燃費が悪化したなど、
自覚症状が出た時には、相当危険な状態になっています。
目で見てわかる程減っていたら「走る棺桶」です。

タイヤ空気圧は、おそらく何処のガソリンスタンドでも、
無料で点検や足りない場合の補充をしてくれる筈です。
また、適正空気圧は運転席のドアを開けた内側に、
表示してある事が多いと思います。
給油している間に出来ますので、
1ヶ月に1回位はチェックしたいものです。

空気の減ったタイヤで、
手に汗握るような運転はしたくないものです。


  



7月25日(日)

【8耐前夜祭】

最初に持ちかけられたのは7月の上旬でした。
表面的には喜んで仕事をお受けしたものの、
内心はかなりビクビクしていました。
8耐といえば、バイク乗りならば知らない者はいない、
全国的に見ても、最もメジャーなバイクレースのひとつです。
観客の中には、この日のために仕事や家庭の都合をつけて、
かなり遠方から泊りがけで来る人もいます。
だからこそ中途半端な出来では許されない。

確かに「バイク」という乗り物に関しては、
乗っているという経験においても、
知識に関しても、そこそこ自信はあります。
しかしレースとなると話は別、
極めて表面的な知識しかありません。
なんたって、僕が乗ってるのは、
レースとはほど遠いタイプのバイクなんですから・・・。

直前の1週間は専念出来るように、
まずはレギュラー番組の作業をどんどん先行し、
合間を見つけては、バイク雑誌を読み漁り、
また、バイクショップの店員さんに教えて貰ったり・・・。

無情にも時はあっという間に過ぎ、
いよいよ本番の前日、リハーサルの日がやってきました。
事前に貰うはずだった台本を受け取ったのは、
度重なる手違いのため、リハーサル当日。
台本を広げた瞬間、プレッシャーは更に大きなものとなりました。
「これじゃ、テレビの生放送じゃないの、
しかも、ひたすら喋りっぱなしで、
台本のページをめくる時間も無いじゃないの」

初見の台本を持ち、リハーサルのステージに立ったのは、
夜の10時すぎ。
カッコ良く決められなくてもいい、
台本に書かれた文章を読み間違えなければ・・・。
ステージ上の段取りを間違えなれば・・・。
気の効いた一言も、アドリブも要らない、
とにかく無難に行こう。

ダメだ、緊張してる、喉が開いてない、声が出てない。
リハーサルでこれでは、本番でまともに出来る訳がない。

そして迎えた本番当日。
出来る事なら、何とか理由をつけて逃げ出したい。
控え室にいる間も、心臓が激しく脈打っている、
シャツの上から、心臓の鼓動が見えたのは初めての経験。
窓の外に見えるメインスタンドは徐々に観客で埋まってきている、
とりあえず台本の1ページ目は頭に入っているはず、
でも、ステージに上がった瞬間、頭の中が真っ白になるかも、
こんなに沢山の人の前で大恥をかくのか・・・、

そしてとうとう本番の時がやってきた。
公式イメージソングを歌うエリアンナさんのLIVEが終わり、
オープニングテーマが会場に響き渡る。
ステージへの階段を駆け上がり、
僕の第一声は台本に書いてあるとおり、
「みなさん、こんばんは!」
次の瞬間、全く予想していなかった出来事が・・・、
客席から、大掛かりな音響装置に負けない程の「こんばんは〜!」
このパワーで僕のスイッチがカチッと切り替わりました。
「よっしゃ、楽しむか!」
あとはもう終始全開、あっという間の2時間でした。
まさに完全燃焼、
実に心地よいひとときを過ごさせて貰いました。
客席の皆さん、ありがとうございました!

  



7月13日(火)

【小ネタ集〜微妙に厄介】

その@
トイレットペーパーを使おうと思ったら、
何だかミシン目がズレている。
合わせようと一枚だけ取ってみても何故だか合わない。
出来ればミシン目で切りたいし、
うーん、微妙に厄介。

そのA
どこかにとまったらやっつけてやろうと、
ハエタタキを持って飛んでるハエを追いかけていたら、
よりによってハエタタキの柄の部分にとまりやがった。
せっかくとまったのに、叩くに叩けない。
うーん、微妙に厄介。

そのB
歯をきれいにしてくれる歯ブラシ、
使い終わって水をかけようと思ったら、
歯ブラシに挟まったほうれん草の食べかすが取れない、
水を強くかけても、洗面台に叩き付けても取れない。
うーん、微妙に厄介。

そのC
セロテープを使おうと思ったら、切り口が斜めになっている。
その先っぽを何とかつまんで引っ張ると、
また斜めに裂けてしまう。
残った部分の先っぽを引っ張るとまたまた斜めに裂けて・・・、
うーん、微妙に厄介。

そのD
お弁当に付いてくる小袋のソース、
ドバッとかからないように、斜めに小さく切ります。
ところがあまりにも小さすぎて、ポタポタと滴が落ちるだけ。
コンチクショー!と強く押したらシャツにピューッ!
うーん、微妙に厄介。

  



7月5日(月)

【愛着ってやつかな】

愛車バルカン800クラシックの4回目の車検が無事に終わりました。
4回目という事は、早いもので買ってから8年・・・。

あの日も梅雨の真っ只中、
曇りがちながら、時々日が射す蒸し暑い日でした。
注文してあったバイク屋から、「入荷しましたよ」との電話を受け、
すぐにでも飛んで行きたかったものの、
折悪しく、カミサンは外出中で、足が無い。
しかしカミサンの帰宅を待っていられず、
ヘルメットを片手に、普段乗った事も無いバスに飛び乗りました。
不慣れなバス故、途中で思わぬ方向に曲がってしまい、
慌ててバスから降りて、あとは徒歩、
2キロ程歩いたでしょうか、汗だくになってやっと辿り着きました。
そうして、ピカピカの新車が我が家にやってきたのが、
まるで昨日のように感じられます。

もうすでに走行距離は13万キロを越えました。
距離計に10万の桁が無いという事は、
それだけの距離を走るように設計してない訳ですから、
おそらく、あっちこっち限界に近いのは容易に推測できます。

万全の状態に整備するよりも、
同じ型の中古を買った方がずっと安くあがります。
でも、そんな気持ちは全然無いんですよね、
うっかり付けてしまったチェーンガードの傷も、
ちょっとやそっとじゃ取れないマフラーの錆も、
随分色褪せてきたタンクの色も、
みんな、共に走ってきた歴史であり、思い出なんです。

もはや、カワサキというメーカーで生まれ、
僕の所で育った、バルカン800クラシックですから。

もう、そんなに長くは乗れないでしょう、
でも、「もう走れないよ」とバルカンがつぶやくまで、
共に走って行こうと思います。
もちろん、無事故で最後まで付き合うのが、
何よりも大切な条件です。