ラジオ番組にはさまざまなプレゼントがあります
レアなアーティストグッズや番組オリジナルグッズ
時には現金や高価な品物が登場したり・・・って事もあります
さぁ、ラジオを聞いていろいろ得しちゃいましょう!
1.厳正なる抽選はほとんどしません
まず、なぜプレゼントが存在するか、という事からご説明しましょう。
状況によって様々な理由がありますが、一番の基本はリスナーの皆さんへの「日頃のお礼」です。
いつもリクエストやメッセージによって番組にご協力下さる皆さんには、われわれDJは言うまでもありませんが
放送局という一企業としても、心から感謝をしています。
そんなお世話になっているリスナーの皆様への、ささやかなお礼の気持ちが、番組プレゼントという訳です。
ですから、プレゼント応募に添えられたメッセージから、いつもメッセージやリクエストを下さる方のお名前や
それとわかる内容をチェックし、実際に応募用紙を読んだ上で当選者を決めています。
決して「目隠しをして、応募箱の中から一枚を抜き取る」訳ではありません。
参考までに、プレゼントの抽選の時、よく交わされる言葉ですが・・・
「この人普段はリクエストもメッセージもくれないのに、プレゼントとなると必ず応募してくるね」・・・よく耳にする言葉です。
なかなか当選しないって方は、放送局でそんな状況になってるのかもしれませんよ。
僕の知る限りでは、ブラックリストのようなものはありませんが、
筆跡や全体のレイアウト(これって皆さんそれぞれに癖があります)等を覚えてしまっています。
また特定の放送局に限らず、われわれのように各局を飛び回ってる人間たちによって
そんな方の情報ってすぐ広まってしまいますので、御用心御用心
尚、「厳正なる抽選のうえ」とDJやパーソナリティーがコメントしている場合は、その限りではありません。
2.数打っても当たりません
昔のようにハガキが主な応募手段の時代は、一枚応募する毎にそれなりの手間がかかりました。
一枚一枚カラーペン等を使ってきれいなイラスト等を添えて下さる応募ハガキもありました。
そんな手の込んだハガキを大量に頂くと、われわれもその熱意に負けて、当選にしてしまった事もあります。
最近のようにFAXやメールがメインとなってきますと、信じがたいような応募の仕方をする方がいます。
まず、1枚の応募FAXを何度も送って来る人・・・つまり同じ内容のFAXが大量に届くという訳です。
同様に、一度作ったメールの文書を何度も送信ボタンをクリックする人、これも全く同じものが
100通とかそれ以上届く事もあります。
ここまで来ると、熱意というより悪質ないたずらと受け取られても仕方ありません。
どうしてもGETしたいプレゼントでしたら「一枚入魂」でお寄せ下さい。
ご家族の名前を使って何枚もお送り下さる方もいらっしゃいますが、
これもあまり効果がないと思います。
これはリクエストの場合にもあてはまります。
最終的には選考する人の心にどれだけ訴えられるか・・・でしょうか。
3.狙いを定めて
「プレゼント」と聞くと、何でもかんでも応募してくる方がいらっしゃいます。
われわれ関係者も、顕著な方はいつのまにか覚えてしまっています。
また、同じ方ばかりに集中しないように、当選者リストを作り、
比較的最近、他のプレゼントに当選した方よりも、これまで一度も当たった事のない人を優先しています。
あまり欲しくないプレゼントに当選してしまったばっかりに、欲しいプレゼントをはずしてしまう・・・ちょっと寂しいですよ。
4.応募なさった番組は最後までお聞き下さい
当選者の発表後に、放送の中で注意事項をお話しする事があります。
例えば、「何時頃に確認のお電話をさせて頂きます・・・」といったものです。
せっかく当選していたにもかかわらず、連絡がとれないために、次点の人に権利を譲ってしまう人がかなりいらっしゃいます。
せっかくですので、当選すると信じて、少なくとも応募なさった番組だけは最後までお聞きになる事をおすすめします。
5.何かひとことを!
プレゼント応募のFAXやハガキを拝見して、やはり多いのが必要最低限の項目だけのものです。
確かに住所・氏名・電話番号・希望の商品名等があればOKなんですが・・・、
1でご説明したように、応募のFAXやハガキを拝見したうえで当選者を決めていますので、
何かひとことあった方が当選の確率は高いと言えるでしょう。
では、どんなひとことを付け加えるか・・・
まずダメなのが「いつも聞いています」・・・これは聞いてなくても書ける言葉ですから、説得力はありません。
「この間の○○の話題が楽しかったです」なんてひとことならOKです。
時には懐かしい番組の話もアリです。
「○年前、学生の頃、○○という番組を聞いて以来、ずっと聞いてます」みたいな・・・。
それから、「プレゼントに当選したら○○に使います」なんていうのもOK。
選考担当者に「この人にあげたいなぁ」と思わせる事が大切ですよ!