山小屋本体工事が終わって、床下をのぞくと雨が降った後、水が川のように流れていて、湿気るので、これを食い止めるため家の外周を堀り盲暗渠を造ることにしました。
 この暗渠工事が役に立っていて、雨が降るたびに排水されています。

盲暗渠は、家の山側をユンボで布基礎の所まで掘って作りました。

梅雨時を狙って、山側から水が流れてくる、いわゆる水道(みずみち)まで掘り下げて、水の流れを実際に作り(レベルがないので)高低差を確認しながら作業を進めました。

暗渠を設置したらあまりにも、水の流れが良いので家が傾くのではないかと心配していましたが、今のところ大丈夫のようです。


暗渠工事の断面図



工  事  の  様  子
 山小屋は、緩傾斜地にありますが、火山灰の細かい黒い土(最初は、腐葉土の黒土と思っていました)が表面をおおっているため、水はけが悪く家の中がいつも湿っぽくて「何とかしなければならない!!!」と自力で工事をしたいため、この工法を取りました。

 写真右側の有孔パイプは1本ですが、実際に雨降りの時水を流してみると不安、将来傾斜が緩やかの為、詰まることも考えて2本にしました。
 有孔パイプ2本の間にゼロ抜きの大き目の砂利を(パイプの孔よりも大きい)石を敷き詰め、水抜き層の砂利が詰まらないようにその上にビニールシートを敷き、上からの圧力に耐えさせる為に、セメントを10Cm塗り固め、土を埋め戻しました。
 他の方も、業者に頼んで施工してみえますが、ビニールシート、セメント抜きですので、詰まってしまうようです。