2002年4月14日

写真左側が頭で右側が尻尾になります、細長く龍が這っている様に見えることから臥龍と名付けられてそうです

詳しくは岐阜県宮村ホームページをご覧下さい
飛騨・美濃の二大名桜とは臥龍(がりゅう)桜と荘川(しょうかわ)桜であります。

この2つの桜の満開を同時に見た記憶はありません。 荘川桜のほうが通常1週間ほど遅くなります

4月13日(土曜日)
国道156号線を北上して美濃の白鳥まで行くと桜が満開でした。途中、ラジオの放送で春の高山祭りが開催され、臥龍桜がほぼ満開で今週と来週が見ごろと放送していたので、4月14日(日曜日)は、春の高山祭りでもあるので、朝早、宮村にある臥龍桜を見て帰宅することにする。

4月14日(日曜日)
毎回、高山祭りの時期は、午後名古屋方面に帰る時、渋滞に巻き込まれている苦い経験があたので、朝7時に蛭が野の山小屋を出て牧戸から昔と比べると格段に道路が良くなって、東海北陸高速道路と並行して走る国道158号線を一路高山方面へ車を飛ばし、途中、小鳥峠の水芭蕉の状況を見ましたが、まだ時期的に早く全く顔を出していなかった。
高山に着き、町の中には寄らず国道41号線を右折して名古屋方面へ、宮村に入り高山から最初の峠である宮峠の手前に、大きな看板が出ていて臥龍桜の案内は、はっきり分かります。
8時頃、河原のすきすきの臨時駐車場に駐車し5分ほど歩いて、JR高山本線・飛騨一ノ宮駅のホームにある跨線橋を渡ると芝生広場になっているのが臥龍公園です。
樹齢1千年を超える高さ20m、幅31m、幹の目通り7m、江戸彼岸桜(エドヒガンサクラ)、国の天然記念物(1973年(昭和48年)に指定)・臥龍桜はほぼ満開で、人出が少なく少し寂しいけれど満足のいく花見ができました。公園の横のいつもは「(カギの字)に沢山出ている出店も今年は、1(イチの字)で半分くらいでした。
この桜は、1991年(平成3年)の台風19号により頭と胴体を繋いでいた幹が折れてしまって、現在は、頭部と胴体部の2本の桜の木にになっています。
元々は、胴体部分の1つの枝が垂れ下がり、枝が地面に着きそこから根を出して1本の桜となり頭の部分が出来、龍が這っている様に見えたことから桜の名前が付いたといわれています。
後は宮峠で下の写真を撮り、高山方面の車は切れ目なく走っていて少々渋滞気味なのを尻目に、名古屋方面は、スイスイ渋滞など全く無く帰りました。
   宮峠の途中からの遠景です