構図

初心者の方はいきなり全部覚えるのは難しいと思います。、
   時折読み返してみるといつか「ああ、そういうことか!」という日が必ず来ます。焦らずに・・・。

「構図の基本は1/3」
偉大な先駆者の言葉を借りるなら「世はなべて1/3」(笑

・日の丸構図からの脱却(大げさ
なんの考えもなしに撮影するとど真ん中に被写体を配置してしまうことが
あるかと思います。
これを日の丸構図といいます。
一概にダメとは言えませんが、往々にしてつまらない写真になりがちです。
そこで基本的な構図を紹介します。
大事なことはとりあえずやってみること。
理屈は後からついてきますから実践あるのみです。

・構図の基本
ファインダーを縦横3分割したラインをイメージ(画像参照)


これ、凄く重要。期末テストに出ます(出ません)
「3分割ライン上、ラインの交差点に被写体を配置する。」
これを身に付けると撮影の楽しさが増すと思いますよ。

◎ 被写体がラインを構成している場合
例えば、水平線なんかはラインを構成してますよね。
何でもいいのですが、水平・垂直で分割されている場合ですが、
その線を3分割ライン上に配置すると大体納まりが良いはずです。
また、2本の木を配置する場合は左右のライン状に配置すると
良い結果が出る・・・かもだw


一応水面が大体1/3ライン上・・・にしたつもり。
これが良い写真かどうかは悩ましいところですがw

◎ 被写体がスポット的な場合
うーん、スポット的という言い方が相応しいのかどうか・・・。
まぁ、ライン状になってない被写体だと思ってください。
これは3分割ラインの交差点に配置すると収まりが良いです。


・・・ずいぶん1/3交差点からずれている気がしますが気にしないこと。
意外と探すとこれと言った画像が出てこないもんだなぁw

◎ 向きがある場合
人物・動物・花・乗り物etc・・・意外と使い道が多いので これも覚えておいてください。
例えば、運動会で子供が左から右に走っているとします。
その場合、子供を縦の3分割ラインの左側に配置すると
進行方向に余白が出来て納まりが良いはずです。
逆に右側に配置したとすると子供の前方に空間が無くなり 窮屈な感じがしてしまいます。
何も無い空間であっても画像に与えるイメージとして関連してきます。
「写真は引き算」とよく言いますが、「必要ないものを画面に入れない」 これが基本です。
ただし、何も無い空間=必要ないというわけではないと いうことです。



っと、まぁ基本的な構図を上げましたが先ほども書いたとおり
「実際にやってみる」
これにつきます。
ファインダーのAFポイントを目安に3分割ラインがどのあたりか
考えておくと楽ですよ。(大体でいいと思います)

おっとっと、大事なことを忘れてた。
上に書いたことに捕らわれすぎてシャッターが切れなくなる。
なんてことになら無いように。
きっちり上記に当てはまる被写体なんてそう多くは無いのですから・・・。
これ以外の構図も沢山あるのでネット検索するなり、本を読むなり
調べてください。シンメトリー構図だのなんだのとありますんで。