露出補正
RAWで撮影すると後から露出を弄れてしまうので、露出補正のスキルは
私から失われてしまいましたが簡単に説明します。
(RAWでも極端な補正は劣化に繋がりますので、本来から言えば
 露出補正のスキルは必要です、はい。)

注:下記は一般的な多分割評価測光を使用して撮影しています。
   初心者の方はいきなり全部覚えるのは難しいと思います。、
   時折読み返してみるといつか「ああ、そういうことか!」という日が必ず来ます。焦らずに・・・。
  あと思いつきで作ったページなので三脚なんぞめんどくさくて使ってません。


画面内の暗いものの比率が高い場合

カメラが自動で暗い部分を明るくしてしまうので、本来の暗さに
戻す為にマイナス補正します。

おなじみレンズキャップを露出補正無しで撮影してみました。
白っぽいですね。

露出補正−2で撮ってみました。
黒が黒として写っています。−2がほぼ適正露出を言えるでしょう。


画面内の明るいものの比率が高い場合

カメラが自動で明るい部分を暗くしてしまうので、本来の明るさに
戻す為にプラス補正します。

写真の裏側を撮影してみました。露出補正無しで撮影。
グレーに写ってしまいました。

こちらが露出を+2補正したもの。
もっとプラスにしたいところですが私のカメラでは
+2が限界なのでここまで

厄介なのが被写体が暗いのか明るいのかわかりにくい色の場合です。
例えば、赤い花の場合明るいのでしょうか?暗いのでしょうか?
その場合は、モノクロで撮影した場合どうなるだろうか?と考えると割合イメージしやすいのでは
ないかと思います。(デジカメならプレビューで確認するのが確実)

一応、−1・0・+1で撮影した写真をおいておきます。
(スマン、手持ちだからアングルばらばらだw。)


ブラケット撮影

カメラの機能としてオートブラケット機能というものがあります。
これは、自動で露出をばらして撮影する機能です。
例えば、+1、0、−1の3コマを自動で撮影してくれます。
ばらす幅は任意で設定できますし中心値も任意で設定できます。
撮影者は続けて3回シャッターを切るだけですので露出に自身が無い場合には
助けになるでしょう。
まぁ、デジタルカメラに必要な機能かといわれれば疑問ですが・・・。
(一枚撮ってみてプレビューで確認後、露出補正すれば確実ですし)


冒頭でも書きましたがRAWで撮影した場合、露出補正は割合アバウトでいけます。(若干アンダーくらいが最適)
JPEGでの撮影の場合には重要になります。
失敗したくない場合にはRAWで±1の露出補正をしておけば完全な失敗というのは少ないと思います。


マイナス補正で背景を黒くつぶして紅葉を浮き立たせました。