アニケロ06/11/03感想



 あ り が と う アニケロ11/03、2006!
 こんなにアニケロで幸せになれたのは久し振りだよ!
 つか、こんなラヴラヴ度は初めてなんじゃないのかい、と叫ばずにはいられない回でございました。
 祝日で、しかも家人が私以外出払っているという稀な状況で、初めてリアルタイムでアニケロを観ることができたわけなのですが。
 初めてにしては刺激的でございました。かつてないラブラブ具合をご披露いただけるとは。

 朝、目が覚めると声が出なくなっていた軍曹さん。
 クルルの機器に繋がれ悄然となる軍曹さんのすぐ横に寄り添い、両手をソファーについて全身を軍曹さんに向けた体勢で、目に涙を浮かべて「ボクの軍曹さんがぁ〜」と呟くタママ二等兵。
 初っ端から、何このテンション上がる演出は!
 ただの宇宙ノド風邪ということが判明し、二人同タイミングで表情を輝かせます。シンクロしてます。もう、タマちゃん、全力で軍曹さんを心配しまくっています。

 安心して余裕ができたタママは、声が出ないため夏美の暴言への抗議ができない軍曹さんに声を当てて代弁をしてあげます。
 このモノマネが、あまり似てはいないんですが、やたら気合が入っているんですよ。
 いえ、系統的には同類だと思うんですが、小桜さんの真似るケロロ声は渡辺さんに比べて、何と言うか……貫禄があまりない気がするんですよね。若さが際立っている感じで。
 有体に言えば、おっさんぽさが足りないとゆーか(笑)。
 それに対して、ギロロの当てた声。おっさんぽさは充分なものの、まんまギロロです。ギロロがノリノリでケロロの声当てても困るけどさあ〜(笑)。でも、結構ノリノリだった気もしますが。

 タマ&ギロの行動を、腹話術みたいだと面白がる一同。クルルの発明品、『マイクで話した通りの行動を、本人の意志に関係なく実行させる』夢のアイテムが登場。
 ……ハイ。正式名称忘れました。
 当然の流れで、そのマイクを使い、ケロロに好き勝手な行動を取らせます。
 よく考えると、仮にも風邪を患っている病人に対してすることじゃないですね。誰もケロロの体調を気遣う者がおりません。
 そんな中、突然尿意を覚える軍曹さん。ですが、声が出せないために誰にも気付いてもらえません。スケッチブックに記し訴えようとしますが、その度にマイクで連行され妨害されます。
 
 この時点で、このマイクをタママが手にしたら〜とドキドキだったんですが、ついにそのときがやって来ました。
 相変わらずノリノリの声真似で、軍曹さん声を出すタママ(小桜さん)。
 その場にいるケロロ小隊の面々に、クビを申し渡します。まあ、全員そんなこと気にも留めない様子でしたが(言ってるのタママだし)。一番衝撃を受けていたのは軍曹さんです。
 そして。

 軍曹さん、タママの肩に手を置きます。
「でも、タママ二等だけは別」
 軍曹さん、タママの頭に手を置きます。
 タママ、ちょっと膝を屈めます。

「頭撫で撫でしちゃうであります」
 軍曹さん、タママの頭を抱えるようにして撫で撫でします。

「ホレホレ、ここかぁ〜?ここがエエのんかぁ〜?」
 軍曹さん、タママを撫でまくります。

 いや、何つか、もうありがとうとしか……!
 クビを申し渡す声から、撫で回す声まで、だんだん声真似がタママの声っぽく変わっていくんですよね。そこがまた!

「あぁ〜。軍曹さん、タママ幸せ絶頂期ですぅ〜vvv」
 しまいにはピンクのオーラを放ち、ハートを乱舞する始末。
 ここのタマちゃんが、完全乙女座りで、軍曹さんに頭預けちゃっているんですよね。
 こんな幸せ全開なタマちゃん久々に見たよ!ひょっとして初めてじゃないでしょうか!こっちの幸せも絶頂期デスヨ!

 そしてその幸せオーラの為せる技か、軍曹さんの尿意がちょっと遠のきます。
 愛の力に不可能はない……!
 ここで軍曹さんも、(尿意が抑えられた安堵のために)にへら〜と頬を緩ませます。
 この図が、軍曹さんがすっごく幸せそうにタマちゃんを撫で撫でしているようにしか見えないんです!
 特に目尻の『目が据わってるシワ』を消したところ、周囲にタマちゃんのハートが乱舞しているのも相俟って、ラブラブ空間へと変わりました。

 その次のシーンなど、もはや撫で撫でではなく熱い抱擁です。

 その後にマイクをギロロに取られ、過度の運動のためケロロの尿意が復活するのですが……。
 タママが「そのマイクはボクのですぅ〜!」と所有者を主張してマイクを奪い返した後。
「我輩はこれよりタママ二等兵と〜……」
 言い終える前に夏美にマイクを奪われます。こ、コラ!いくらナッチでも何てことを!タママが軍曹さんとこれから何をするつもりだったか、気になりまくるじゃないか!
 二人ですること。無難に考えて、デートか何かに繰り出すつもりだったんですかねえ〜。 実に惜しいです。
 タママももう一回くらいマイク使わせて欲しかったな。

 好き勝手な行動を取らされたケロロが、最後にはキレて声が復活します。そしてトイレへの欲求は結局……。
 うん、今回は踏んだり蹴ったりでしたね。最後にヒドイ目に遭うケロロというのはパターンですが、最初からほぼ最後までケロロが一貫してヒドイ目に遭い続けるというのは珍しいような。
 もういい年(クルルにおっさんと呼ばれる年齢域)なのに……。悲惨です。
 まあ、本当の最後には、宇宙ノド風邪を移された一同が、ケロロに同じ目に遭わせられるワケですが。
 やっぱり、悪巧みしているケロロは活き活きしてますね(笑)。まあ、今回は全員(ドロロ除く)悪乗りし過ぎたかな。特に、夏美の弾けっぷりはね(ガンプラ捨てまくり)。
 軍曹さんがタママにさせたのは、お菓子を進呈!
 て、そんなことスか。あ、でもタママの表情を見るあたり、とても悲愴です。タマちゃんには大ダメージのようです。
 軍曹さんがタマちゃんに好き勝手するってのは、かなりトキメキますけどねっ。



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