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皆さん、お元気にお過ごしでしょうか? 今日、尾張平野にも入梅が宣言されました。季節の変わり目、特に入梅時になると、若いつもりでいても、長年使ってきたこの身体、いたるところにきしみが出てきます。でも、毎年人間ドックは受けていますし、病院が嫌いな方では有りませんので、少しでも悪いところがあれば、せっせと病院通いをしていますので、自分の身体については凡そ分かっているつもりでいます。 しかし、振り返ってみると、いつも人間ドックで診てもらったり、治療を受けるのは循環器と内臓が主、首から上の検査については、目や歯、それに耳や鼻など外から見ることのできるところの検査や治療を受けたことはありますが、頭蓋骨の中については全くノータッチ。 最近、特に介護保険が話題になるようになった頃から、高齢者特有の病気についての放送や報道がやたらに増えてきました。そのせいも有るのでしょうか、自分の体調に敏感になってしまいました。 ここ一年ほど、頭がすっきりしない。耳鳴りがする。片方の聴力が低下(ほんの少々ですが)してきた。目が突然見えなくなった(一度だけ、ほんの数秒間、もっと短かったかも知れません。両眼の視野の上半分が白いカーテンを下ろしたように見えなくなってしまいました。)などの症状があり、これらの症状は脳の中に何か異常があって、その結果起きるのではないだろうか、そして、いつか重大な結果を招く引き金になりはしないだろうかという不安さえ感じ始めていました。これらの症状については、その都度、それぞれの専門科の先生に診察を受けましたが、さほど問題にもしてもらえませんでした。 一度脳ドックを受けてみよう。そう思い、主治医(高血圧の治療を受けている)の先生に相談をしてみました。 「脳ドックを受けて悪いところが分かっても、それが軽微な症状ですと治療の方法がありませんので、むなしいですよ。」 とのこと。 ドクターの立場から見ても、脳ドックは一番むなしい検査だそうだ。 それでも、私は、自分の脳みそがどんな状態なのか納得したいと、今までの症状を話すと、 「眼が見えなくなったことがあるのは少し気になりますね。血栓が飛んだのかも知れません。」 とMRIを撮ることになりました。 そして、今日、MRI撮影完了。 13日に脳神経外科の先生から結果説明予定です。 今まで、CTも、MRIも何度か撮ってもらった(首から下のみ)ことがありますが、見せてもらう写真は、CTもMRIも同じような写真で、知識の無い私には区別がつきません。 そこで、帰宅後早速インターネットのサーチエンジンで「CT」「MRI」をキーワードに調べてみました。 有るわ有るわ、専門的なものから、やさしいものまで、たくさんの情報が公開されていました。 皆さんも、興味があったら調べてみて下さい。私は、最近インターネットを百科事典代わりに使っています。百科事典を引くよりインターネットの情報のほうが新しく詳しく流されています。 でも、不思議ですね。人間の身体の中で最も大切な部分の一つである脳、コンピュータで言えばCPUでありOSである脳が、こと病気については、日常生活の中で、いささか無知であり軽く扱われているように思います。頭が痛いといえば頭痛薬、熱があると言えば解熱剤程度で済まされている場合が多く、これが後日重大な結果を招いてしまう場合も多いのではないでしょうか。 私たちの頭は、Windowsのように、ハングアップしたり、OSが誤作動を起こしたら、電源を入れなおす、最悪でもインストールし直すというようなわけにはゆきません。 13日にどんな結果が出るのか楽しみ?です。結果が出たらまたお話します。
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