Endeavor 購入始末記
H.12.7.17

 ついにパソコンを買い換えてしまいました。
いままで、使っていた Valuestar V200 で十分間に合っていたのですから、特に換えなければならない理由はありませんでしたが、分進秒歩のこの世界、次々に送り出されてくる高性能なパソコンへの誘惑に抗し切れませんでした。
 もう半年も前からでしょうか、新しいパソコンへの憧れは芽生え始めていました。パソコンショップへ出かけては、いろいろな機種をいじってみたり、カタログを貰って来て、機能を比較してみたり。でも、私の希望にかなう機種は、なかなかありませんでした。恐らく、買ってから一度も使うことのないであろうソフトがたくさんインストールされていたり、ディスプレーは前のものを使うつもりなのに、みなディスプレー付きばかり。また、外部機器を取り付けるためのインターフェースも私の期待には沿わない。でも、これらの中から選ぶよりEndeavor 800L 仕方が無いだろうと、覚悟を決め始めていました。
そのような折、耳にしたのが、今回買うことになったエプソンダイレクトのEndeavorでした。私の知人の会社が使っていて、たいへん調子がいいとのこと。Endeavorなどという機械は、今まで店頭で見たことがありません。早速、インターネットで調べてみました。
プリンターで有名な、EPSONの系列会社の製品で、店頭では販売せず、すべてメーカー直販の様子。買う人の希望に従って部品を選び組み立てることができ、ソフトもOS(Windows98SE)以外は、何もインストールされていません。予算に応じて、必要な物だけが組み込まれた好みのパソコンが手に入る。私の希望にぴったりの機械でした。
でも、私たちの世代の悲しい性とでも言いましょうか、現物をこの目と手で確認しないと信用できない。今までも、購入後のアフターサービスもしっかりしていて文句の言い易い大きな店ばかりで買っていました。インターネットの通販で、目にしたこともない機会を買うなんて、今まで考えたこともありませんでした。
プロなら、よく知っているだろうと、ソフトハウスを経営している友人に、この機械のことを尋ねてみました。
「DELLがいいですよ」との返事。
早速、インターネットでDELLのホームページをアクセスし調べてみました。この会社も直販方式で、お客様の要望に従って受注後生産でした。たくさんの人の意見を聞き、最終的に選んだのが、私の望むパソコンを組み立てることのできるEndeavorでした。
ボディは、将来の拡張に備えて、CPIスロットルがたくさん付いていて、拡張機器を本体内に内蔵できるタワータイプにしました。 主な仕様は次のとおりです。(注文にあたって、細かく指定しましたが、項目が多くなりますので列記を省きました。)

Endeavor Pro−800L
 OS=WINDOW98SE
 CPU PentiumV 866MHz
 RDRAM RIMM 128MB  PC800/ECC
 ビデオボード MillenniumG400(2048×1536画面表示可)
 CD-RAM内臓
 HD 30G内臓
 MO(640MB)内臓
 LANボード内臓
 FD(3MOD)内臓

インターネットで注文すると、直ぐに電話で確認があり、4日で品物が届きました。
早速、今まで使っていたアプリケーションをインストールし。作動させてみました。画面処理の速さには驚きました。前のValuestar V200も買った当時は最新鋭の機器でしたが、3年間の進歩には目を見張るものがありました。インターネットも実に快適。
私たちが一番心配なのが、買ってからのことでしょう。これも、実によく考えられています。関心のある方は、各社のホームページを読んでみられると参考になるでしょう。
最近IT革命が声高に叫ばれていますが、今回の経験で、流通業のあり方が大きく変わろうとしていることを、身をもって痛感しました。そう言えば、私の家の近くにあるホームセンターも、最近インターネット販売を始め、インターネットで注文すると即日配達をしてくれます。アメリカではインターネットを引いている家庭と引いていない家庭の情報格差が政治問題になっているそうです。日本でも、インターネットが豊かな生活の条件になる日が遠からず来るのでしょうね。


それでは又!!!


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