夏の思い出
H.12.9.12


 みなさんお元気ですか。今年の夏は如何でしたか。
 本当に今年の夏は暑かったですね。全く雨が降らず、ひたすら耐えて過ごした夏だったような気がします。これだけ暑いと、外へ出掛ける気にもならず、家の内外でごろごろぶらぶら。庭の手入れも、畠仕事も全て後回し。
 それでも、それなりの日課はありました。
一に、上の孫の自転車特訓。
二に、孫達の水遊びのお相手。
三に、畠の水やり。
この三つが、私の三大日課でした。
 上の孫が来年は小学校入学。小学校に入ると一輪車があると言う。自転車にも乗れないのに一輪車に乗れるはずが無い。
「よーし、おじいちゃんが教えてやろう。」
と、買ってやってからもう2年近くも埃を被ってほってあった補助輪付きの自転車と私の子供達が小学校の頃使ったヘルメットを持ち出し、特訓が始まった。
毎日夕方涼しくなると、下の孫は私の自転車の前につけた補助腰掛に乗せ、上の孫は自分の自転車で車両通行禁止の大山川堤防まで出掛けた。
生来運動神経の鈍い孫、補助輪付きでそうとう乗りこなし巧く乗れるようになっても、補助輪を外すと駄目。
でも、自転車の練習をするようになってから夕食をよく食べるようになったとお母さんは大喜び。
毎日のことで、下の孫は、私の掛け声を覚えてしまい、前を走るお姉ちゃんに
「危ないから、もっと縁に寄って。」とか、「もっと爪先に力を入れて。」とか、私の代理?を勤めていた。 そして、時々私の顔を見て「爪先ってなあに。」と聞く。私の真似をして一生懸命掛けている掛け声も分かって掛けているのか???だ。
それでも、8月終わり頃には補助輪無しで乗れるようになった。
でも、これで終わりではなかった。乗れるようになったのに毎日夕方になると自転車の練習に行こうと言う。どうも狙いは、練習の途中で何時も自動販売機で買って飲んだジュースのようだ。時々、晩くなって真っ直ぐ帰ろうとすると「今日はジュース飲まないの」とくる。
次に、水遊びのお相手。これが大変。
毎朝車庫の中にプールを出し、水を温めておいてやる。そして、午後1時半頃から3時のおやつの時間までお相手。 孫達は水着を着て水の中で大はしゃぎ。でも、まだ小さいチビたち、二人だけでほっておく分けにも行かず、私は暑い真夏の太陽の下で流れる汗をタオルで拭き拭きお姫様たちの御用命を承り走り回る。正に忍耐と我慢の修行の時間。
毎日これではもたないので、時々近くにある町管理の小児用渡渉プールへ連れて行く。ここも、大人は入れないので、じっとプールサイドで待っているのは大変な仕事。どちらにしてもサービス業?は大変。
そんな夏休みも終わり、上の孫は再び幼稚園がはじまった。
上の孫には、小学校へ入るまでに、自転車と泳ぎを教えてやる約束だが、泳ぎだけは来年まで持ち越しになってしまった。
最後の日課は、畠の水やり。
8月に入ってから全く雨が降らず、畠はからからに乾き、野菜も皆ぐったり。毎日朝夕の水掛は欠かせません。作業としては、さほどつらい仕事ではありませんが、なかなか時間の調整がつきませんでした。
私の起床時間は、7時から7時半頃、起きると先ずはさておき畠へ飛んで行く。でも、少し起きるのが遅くなると、もうお天道様は高く上がり水掛中止。夕方は、孫達の自転車練習があり、時には、暗くなってから水掛に出掛けることもありました。
 でも、良くしたもので、神様は全てを取り上げてしまうことはしませんでした。湿地を嫌うトマト、スイカ、カボチャは大豊作。家では食べきれず、御近所や知人に気前良く振舞いました。
 暑い暑いと思っていた夏も終わり、朝夕はめっきり涼しくなりました。でも、また、嫌な台風シーズン。尾張地方に今年初めて影響を与えた台風14号は、一夏分をまとめて降らせたような大雨をもたらし、都市機能が麻痺してしまうほどの被害を出しました。お陰さまで我家は大した被害も無くたすかりました。皆さんの地方はどうでしたか。大事ないことをお祈りしています。

それでは又!!!

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