家庭菜園初夏の陣
H.13.05.21

皆さん元気ですか。
最近、インターネット人口の増加に伴い、ホームページ作りにもどんどん新しい手法が取り入れられるようになり、従来のHTMLだけでは表現できなかったことができるようになってきました。しかし、プラウザによって不具合もあり困ったものです。このことについては日を改めてまた書くつもりです。今回の近況報告では、読み易いようにスタイルシートを使って行間を少し広くしてみました。
もう、夏ですね。今週の終り頃からは田植えが始まります。今年の尾張平野は、春に入ってから雨らしい雨が全く降らず、野菜にも昨年とは違う影響が出始めました。全般的に見ると、雨が多いより少ない方が野菜に病気が少なく育てやすいようです。

【馬鈴薯】
昨年までは、男爵とメークイーンの2種類を作付けしていましたが、家族が皆、メークイーンの方が美味しいと言う評価でしたし、病気の出も少ないような気がしましたので今年はメークイーンだけにしました。
本来ですと、もうそろそろ収穫の時期ですが、少しやせていて育ちが悪いようです。これだけ乾燥すると肥料を与えても吸収できず栄養失調。一雨あるとぐっと違いますが、長期予報を見ても期待できそうにありません。豊作は期待できそうにもありませんが、全部元気に育っていますからそれなりに食卓をにぎわせてくれるだろうと期待しています。

【カボチャ】
エビスカボチャ3本を植えました。昔からある凸凹の多いカボチャ(名前は忘れました)は、洗うのに面倒で家内の評判が良くないので昨年からはエビスカボチャに切り替えました。このカボチャは通称「鉄兜」と言はれているように表面がつるっとしていて洗うのには都合がいいようです。毎年、苗の時期に風が強く、茎が痛んでしまいますので今年はキャップを被せ新調に育てました。お陰で現在は順調に生育中です。

【スイカ】
これは、私の夏野菜の中で本命中の本命です。毎年いろいろ工夫して作っていますが、なかなか難しい。
昨年、種無しスイカを作ったところ、食べるのに種の苦労がなく大変好評でした。そこで、今年も種無しスイカ3本と、近くに種のあるスイカ2本を植えました。
種の無いスイカだけでは上手く受粉せず実の付きが悪いので、種のあるスイカを近くに植えるのが普通だそうです。
スイカを作り始めて5年目、本を読んだり、人に聞いたり、いろいろやってみましたが、到達した結論は、あまり気にせず成るに任せておくのが一番いいと言うことでした。

【たまねぎ】
これは、失敗でした。
今年の冬は寒く、苗の育ちが悪かったところへ、雨が全く降らず、肥料を与えても効きません。
結果は、やせっぽちの小さなたまねぎ。其の上病気が出て、葉が枯れ初めてしまいました。「べト病」とのことです。

【トマト】
これも、スイカと並んで毎年情熱を燃やして取り組んでいる本命です。
育て方は、スイカよりも難しく、必ずと言ってもいいほど病気が出ます。毎年30−35本の苗を植えますが、先ず半分は病気にやられて駄目になってしまいます。病気の管理と肥料の与え方がたいへん難しい野菜です。それだけに、研究材料は沢山あり、作るのには面白いかもしれません。
トマトは、雨を嫌う作物らしく、今年の少雨が幸いして、目下至極順調に育っています。食べきれず夢でうなされるほどなるかも・・・。

【里芋】
雨が少なく乾燥しているせいか、まだ芽が出ません。今週末頃から田植えが始まりますので、水も豊富になり発芽する予定です。
でも、種芋は、もう5年間同じ物を使っていますので、そろそろ弊害が出てくるかもと心配しています。

【胡瓜】
まだ行灯の中に入っています。比較的育て易い野菜ですが、病気も出やすいようです。実の成るころにうどん粉病が出やすく、収穫期間が短くなってしまいます。
胡瓜は成りだすと一気になりますので、消化するのが大変。収穫時期には、きゅうちゃん漬け、酢の物、味噌汁、塩もみ等々、食卓にずらりと胡瓜料理が並び、まさに壮観?です。

【ナス】
これも、まだ行灯の中。
ナスは、野菜の中では、最も作りやすい作物の一つでしょう。
簡単に言えば、ほっておいても実をつけてくれます。これも、成る時には一気。スーパーの値段を見て落胆のため息の出る季節です。
最盛期には、ただの隣りのような値段で売り出されることもあります。お百姓さんはたいへんですね。

【五月豆、紫蘇、大根】
左から順番に五月豆、紫蘇、大根です。
ほぼ順調にと言いたいところですが、紫蘇だけは、駄目でした。雨が降らなかったため、なかなか発芽しません。藁をかけ毎日水をやり、たいへん手をかけているのに、発芽はところどころにポツポツと言う感じ。今年は買わなければと思っています。
五月豆は、モロッコと言う品種が美味しいと言うことなので初めて作ってみました。
大根は、私流の作り方。一箇所に3つづつ種を播きますが、間引きはしません。3本全部生育させてしまいます。それでも、結構立派な大根ができますよ。

【家内の花畠】
ここも、水不足で涸れ涸れ、花が悲鳴を上げています。 いっぱいいろんな花が植えてありますが、私には分かりません。 (^ ^ ;
後の作業は、入梅時期の病気の予防と、収穫を待つだけ。収穫の日を楽しみに毎日野菜達を激励に畠へ足を運んでいます。


それでは又!!!


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