家庭菜園報告
H.13.09.05

皆さん元気ですか。
猛暑に悩まされた今年の夏も終り、ここ数日めっきり秋らしくなり朝夕は薄ら寒いほどになって来ました。ほどほどの雨に恵まれ秋野菜の播種を終えました。

【白菜】
白菜の種は、毎年9月初旬ポットに播き、20日頃に畑へ移植します。種は、1つのポットに3粒づつ播き、成長に従って間引きし良い苗を1本残します。
冬の鍋物には欠かすことのできないこの野菜、私の冬野菜の本命で、夏のスイカとともに友人宅訪問の時の手土産にもなります。

【大根】
大根もやはり冬の味覚。鍋物におでんに大活躍の野菜です。
大根は、私が発案した独特の育て方をします。普通は一列に種を播き、間引きししながら一定間隔に育てる苗を残しますが、私のやり方は、30〜40センチ間隔に3坪づつ種を播きます。そして、間引きはせず3本全部を育て上げてしまいます。同じ面積で3倍の収穫を得る事ができます。1本にしてもしなくても大根の大きさはあまり変わらないようです。かえって3本が支えあう事で真っ直ぐな大根ができるような気がしています。

【人参】
これは、私にとって難しい作物で、いつも失敗しています。発芽するまでは水分を切らすわけには行かず、その上半分以上が発芽しません。また病気が出て立ち腐れしてしまうこともあります。
乾燥しないように、播種後は藁をかけてあります。昨年は、濡らした新聞紙をかけるといいと言うので試して見ましたがかんばしくありませんでした。
今年は米国産の人参を播いてみました。今のところ順調に発芽しているようです。

【ほうれん草】
目下順調に発芽。
酸性土壌を嫌う作物なので、しっかり苦土石灰を散布して土壌を中和しておきました。
これも米国産の種。ポパイが食べていたほうれん草と同じかも・・・。

【葱(ネギ)】
今年は、苗を買った園芸店の教えてくれた通りに植えてみました。
溝を掘り、苗を溝に植えますが、何時もは、植えて根元に薄く土をかけ、その上に藁を敷いていました。ご近所の農家の方もそうしておられるようです。
しかし、園芸店の言うには、苗は畝に持たせかけ、根元には土をかけてはいえないし、藁も敷いてはいけないとのこと。この方が病気も出ないし株分かれもいいと言う。根元を乾燥させると古い根が枯れて、新しい根がでてくるそうです。
不安な気もしますが、今のところ言われた通りにしています。
今年は、ダニの発生が多いので根元には殺虫剤オルトランを多目に散布しました。これも園芸店のアドバイス通りです。

【さつま芋】
昨年と同じ金時。今収穫時期です。
順調に生育。焼芋の季節が楽しみです。

【黒豆】
丹波の黒豆を作り始めて3年になります。
粒が大きく味の良い丹波の黒豆は、湯で豆にして良し、煮て良し。私の大好物です。
目下順調に生育中。

【里芋】
昨年は不作でしたので、今年は鶏糞をたくさん混ぜて耕しました。そのせいか育ちはたいへんよく正に繁っているという感じです。
結果は掘ってみないと分かりません。
今年は、雨が少なかったせいもあり、野菜は全般に豊作でした。冬の野菜も、大きな台風がこなければ万万歳。寒い冬の夜、自分で作った野菜で食べるすき焼きや鍋物はまた格別です。


それでは又!!!


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