救急車騒動顛末記
H.15.09.27

皆さんお元気ですか。
今年は冷夏と思いきや厳しい残暑に見舞われ、不順な天候に振り回された夏でした。それでも、台風15号が通り過ぎここ数日めっきり秋らしくなってきました。
藤原敏行朝臣が「 秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる 」 と詠んだように、秋というのは静かに忍び寄るようにやって来るものなのですね。気がついたらもう秋になっていたと言う感じです。
涼しくなった今になって振り返ってみると、あっと言う間に過ぎてしまった夏でしたが、それでも、私の身辺にはいろいろな事が起きました。その中でも筆頭は、8月の終わりに生まれて初めて救急車のお世話になったことです。
夕食前、台所のマッサージチェアーに腰掛けてテレビを見ていた時、急に頭全体に不快感を感じ始めました。続いて、後頭部から首筋にかけて痺れ感じるようになってきました。少し我慢していれば治まるだろうと思っていましたが、症状は次第にひどくなる一方で不快感は胃にまで広がり嘔吐しそうな状態になってきました。
狭心症については、8月初めの検査で大丈夫とは言われていましたが、脳血管については過去何度も前科のある私、普通ではない症状に救急車を呼んでもらうことを決断した次第です。

救急車に乗った時計った血圧は230近くまで上がっていました。救急センターでは、特別な治療を受けることも無く症状は治まり、もし異常のあった時にとニトロを2錠もらって帰宅ということになりました。担当医は、狭心症の症状とは違うが心配なので後日検査をと言うことで週明けに検査を受けることになりました。脳のCT検査異常なし、心臓の検査も弁に多少の漏れは見られるが問題になるようなものではなく、現在のところ心臓も心配なしとの診断結果でした。
実を言うと十数年前にも同じ経験があり、当時は家内が運転をすることが出来ましたので、一晩に二回も救急センターへ連れて行ってもらったことがありました。その時も診断結果は今回と同じようなもので、何の薬か忘れてしまいましたが数ヶ月薬を飲んで終りでした。
今回の症状は、ちょうど女の人の更年期障害のような症状(経験はありませんので聞いた話)。突然頭に不快感が広がったり、急にかっと熱くなったり、血圧が急に上がってきたり。私の集めた情報や知識の範囲内で判断するに、どうもストレスによる自律神経失調が原因のような気がします。主治医も病名をはっきり決めてはくれませんでしたが、今まで眠れない時にと就床前に時々服用していた安定剤を一日三度服用することになり一応症状は治まっています。
ところが、この安定剤を飲むと絶えず眠い感じでぼーっとしている時間が増えてしまいました。BBSだけは何とかと思い必要なものは書き込んでいますが、ホームページのアップデートも、メールの返事も遅れ放題。メールRe.の遅れている方にはこの場を借りてお詫びします。
ところで、今月は私の誕生月。ついに67歳になりました。呼び年齢では、現在68歳、正月を越すと69歳。大台まで後一歩になりました。
春日井市では、毎年敬老の日に「長寿者番付」を出しています。これは、市内に住んでいる90歳以上のお年寄りを相撲の番付に習って格付けし列記したものです。私の住む牛山町でも年々お年寄りの数が増え今年は52名に達しました。96歳以上は5名、全て女性。95歳になる私の父は、1月生まれということもあり、町内の男性最高齢者になり小結に列せられていました。私もこの表に載せてもらえる日があるのかな等とふと考えてみました。まだ後20数年あるとは言え、過ぎてみれば瞬く間の20年なのでしょうね。
いよいよ、食欲の秋、スポーツの秋、行楽の秋、一年の内でも最も楽しみの多い季節、皆さんも大いに生きている喜びを謳歌して下さい。


それでは、また!!!

近況報告目次へ