父他界
H.16.12.26

父

 入退院を繰り返しながらもなんとかそれなりの日々を過ごしてきました父も、寄る年波には勝てず、去る12月23日午前9時1分、小牧市民病院にて97歳の生涯を終えました。眠るが如く静かに息を引き取り正に大往生でした。
ロマンチックな、夢見る乙女的なところのあった今は亡き母がホスピスに入院中、クリスマスイブに昇天したいとたびたび言っていましたが、願い叶わず年を越してからの他界になってしまいました。
母が、亡くなる半月ほど前のことでした。父が「昨夜おばあちゃんが天へ昇って行く夢を見た。キリストのような身なりをしてすーっと天へ昇って行った。おばあちゃんまだ若い顔をしとった。」と話してくれたことがありました。 父は、母の代わりに母の夢を叶えてやったのでしょうかクリスマスイブの12月24日に通夜、25日に葬儀と正に母の望んでいた日取りで旅立って行きました。
父が生前皆様から頂きましたご厚誼に深く感謝いたしますとともに、葬儀に際しましては多数の方々が見送り下さいましたことをこの場をかりて御礼申し上げます。

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