セントレアを見てきました

H.17.03.01

皆さん、お元気ですか。早くも3月、周りの景色もどこか春めいてきました。父の喪も明け自由な時間も増えてきましたので

名古屋駅から直通の新型電車
友人と二人で今話題の中部国際空港(セントレア)を見に行ってきました。友人と二人でと言うよりモーニングコーヒーの誘い電話を入れたところ中部国際空港を見に行くと言う事だったので、急遽予定を変更し無理やりくっ付いて行ったと言った方が正しいのかも知れません。
この中部国際空港は、日本で初めて民間会社が運営する国際空港として造られ、いろいろ新しい試みがなされています。
「エアーポートからエアーシティーへ」のキャッチフレーズ通り単なる交通機関としての空港と言う既成概念では想像もできない空港が出来上がったわけです。だいたい空港をテーマパークにしてしまったり、展望台に大衆浴場を作り風呂に入りながら離着陸する飛行機をながめるなどという発想は、ビジネスというものに対する理解の少ない官僚主導の過去のやり方では絶対に出てこなかったでしょう。
中部国際空港までは、私の家から電車で途中二度の乗換えを経て約1時間。終着駅のプラットホームは空港のターミナルビル入り口にあり、殆んど歩かずにチェックインカウンターへ到着です。電車の車両は、この路線のために設計された

「ちょうちん横丁」
もので旅行客の荷物置き場所や車椅子で利用できるトイレなど特別な計らいがなされていましたが、唯揺れがひどいのには閉口しました。新しいことはこの目で確かめ経験をしてみないと気のすまない私、目に付いた車椅子用トイレへ行きましたが使用中だったので隣の男性用トイレに入ってみました。ところが、いろいろ工夫を凝らした男性トイレでしたが、いざ用をたそうとしたところ二箇所に作られた手摺に確りと掴まっていないと立っていることができないほどの揺れ。女性には分からないことと思いますが、立小便は男子の特権ですが、手放しでの(女性には分かりにくい部分)小便は大変難しく折角二箇所作ってある手摺に両手で掴まって用をたすというわけにはゆきません。
空港線に使っている常滑線は、名鉄電車の中でも古い路線で、おそらく古い線路をそのまま大した改修もせず使っているのが原因ではないのでしょうか。
ターミナルビルは、逆T字型になっており、向かって左ウイングが国際線、右ウイングが国内線。一つのビルの中に国内線と国内線が背中合わせにあるため乗り換えは非常に便利に思えました。
二階が到着ロビー、三階が出発ロビー、そして、四階が展望風呂のある話題のスカイタウンです。

喫煙室はやっぱりあった
ショップ&レストラン一覧
↑この一覧をクリックしてみて下さい。コンビニから地元の魚屋まで兎に角よくこれだけの店を集めたものだと思うほど。
こうして見ると、空港は、もはや交通機関として飛行機に乗降するためのターミナルではなく、遊園地でありテーマパークであり、そしてショッピングセンターであると言う感じです。世の中どんどん変わって行きます。
私達が空港へ着いた時間は、午前の出発便が殆んど出てしまい駐機している飛行機はほんの数えるほど。飛行機を利用する旅行客の一番少ない時間帯だったと思います。それなのに各フロアーとも結構混雑していました。おそらく殆んどが飛行場見物に来た人たちでしょう。
事実、旗を掲げたガイドに先導されて見物している団体さんを沢山見かけました。各旅行社とも中部国際空港見物ツアーが大繁盛とのことです。
私がヘビースモーカーだった頃、飛行機で旅行をする時、空港に着くと先ず喫煙室を探し飛び込んでいました。空港施設内での喫煙を一切認めない国が増えてきた昨今、最新の中部国際空港は如何かと興味を持って見回してみると、ありましたありました。要所要所に総ガラス張りの喫煙室が。でも気持ちの所為か昔に比べると入っている人の数が減ってきたような気がします。
大雑把にスカイタウンを見て回っている間に昼を大分過ぎてしまいましたが、どの食べ物屋も満員。待つことの嫌いな私。コンビニでおにぎりとお茶を買い、ロビーで食べることになってしまいました。
何か子どもの頃の遠足を思い出し楽しい1日でした。次は車で行ってみようかと思っています。

それでは、また!!!

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