皆さん、お元気ですか。万博、また行ってきました。

シャトルバスは、今日もがらがら。バスの中でゆっくり昼食を摂る。
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6月15日、水曜日、朝から雨。絶好の万博見物日和・・・。そうなんです、私にとっては。涼しいし、空いてるし。
私も学習能力は十分持っているから、だんだん知恵はついてくる。万博見物も要領よくなり、効率よくなってきた。
午前11時半、家内と二人で家を出た。今日の万博見物は、前から計画していた訳ではない。今日午前中、私は歯医者が予約してあり歯の治療に行ってきた。その帰途、突然ひらめいたのだ。今日は万博見物に絶好の日和だと。家に着くと、
「おーい、万博見に行こう。」
と家内に伝える。
着替えの必要も無い。着の身着のまま。ガイドブックとカメラ、それに折りたたみ式傘をリュックに詰め直ぐ出発。途中のコンビニエンスストアーでお茶のペットボトルとおにぎりを買い名古屋空港に向かう。案の定万博専用駐車場はがらがら。すーいすーいと駐車し、空港の総合カウンターで万博の入場券を買う。

今日は、東ゲートから入場。ご覧の通り静かなもの
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もうシャトルバスは待っていた。乗客14人で出発。前回と同じだ。まるきり借り切りバスだ。
一番後ろの座席に腰掛時計を見ると丁度12時。先ほど買ってきたおにぎりを広げゆっくり昼食の時間。コンビにおにぎりやペットボトルは、万博会場へ持ち込み禁止だがバスの中で食べる分には何の支障もない。昼食を終わり、後片付けをした頃にバスは、万博会場東ゲートに到着である。
東ゲートも、朝の会場待ちの人の行列はいくらか出来るであろうが、私達の付いた時間には、写真の通りがらがら。
先回は、ミニモで北ゲートまで往復したので今回は歩いて行くことにした。思ったより近く10分ほどで北ゲートまで来た。
会場は、然程混雑している様子は無かったが、相変わらずトヨタ館の行列は凄い。2時から配布される入場整理券を貰うために朝一番から並んでいる人の行列が延々と続いていた。5時間以上待つわけだから皆どっしりと腰を下ろし

トヨタ館だけは、この行列。整理券貰うのに5時間待ち。
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長期戦の構え。中には横になって寝ている人も居た。
私には、とても5時間並ぶような根気は無い。とにかく楽して沢山方式である。それにしても先回は何の計画も無くどう見て回ればいいのか戸惑ってしまい随分無駄なエネルギーを消耗してしまった。
とにかく全部見ようなんて欲の深いことを考えず、焦点を絞って見るのがコツと悟った私は、今回の目標をロボットと決めていた。6月9日から19日までロボット展が催されているのでこれを中心に見て回った。とにかくロボットが展示されているモリゾー・キッコロメッセとロボットステーション以外にも万博会場内でいろいろ仕事をしているロボットを入れると67種類のロボットがあるわけだから、後から思い出してもどこでどれを見たのか分からなくなってしまった。
次行く時は、会場内で直接仕事をしているロボットに焦点をあわせて見に行こうかと考えている。
もう少し詳しく知りたい人は、万博の公式サイトを見てください。
↓
愛・地球博公式サイト「プロトタイプロボット展」

接客ロボットアクロイド
接客ロボットと言っても、説明係と言ったところ。開会の挨拶や、催し物の説明をしていた。
驚いたのは、手足や顔など身体の露出部分は人の肌と区別がつかないほど良く似せて作ってあり、本物の人間そっくり。もっと驚いたのは、頭部の動きや顔の表情の見事さだった。説明する時の口の動き、時々瞬きしながら目線を変えるところなど、生きている人間と間違えるくらい。説明しながらの身体の向きや手の動きも正に人の動きそのものだった。
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恐竜型ロボットパラサウロロフス型
子供たちに大人気、子牛ほどの大きさのこの恐竜、舞台を歩き回り愛想を振りまいていた。この恐竜も目が印象的だった。
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パートナーロボットリプリーQ1エクスポ
これも人間そっくりの容姿に加え、自然な動作で人間の相手をしてくれる。肺呼吸による肩や胸の動きなど、人間の無意識な動きまでも再現し見事なもの。
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リプリーQ1エクスポを裸にすると
リプリーQ1エクスポを裸にするとご覧の通り。正に精密機械。
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接客ロボットロボビー&ワカマルと一緒に
身振り手振りを交えて質問に答えてくれる。日本語の他、英語、中国語、韓国語の四ヶ国語を話すことが出来る。
対話能力を持っているので、ロボットコンビで漫才を披露していた。
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警備ロボットムジロー/リグリオ
コースを自動走行し不審物があれば通報。アームで回収することも出来る。
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警備ロボットALSOKガードロボi
自動走行して火災や不審物を見つけたら警告する。広場を歩き回っていた。
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塵箱交換ロボット
会場内の塵箱を回収して、新しい塵箱と取り替えてゆく。
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オーストラリア館の巨大カモノハシ
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マレーシア館で
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屋外舞台で
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屋外舞台で民族舞踊
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ロボット展を見てから、グローバルループの反対側にあるグローバルコモン6(オセアニア・南アジア)を全部回った。
全部回ったと言っても長い行列のあるパビリオンも結構あり、まともに並んでいたのでは全部は回れない。長い行列があるから何か変わった物でも見せてくれるかと思うと大間違い。人は、不思議なもので皆が並んでいると一緒に並びたくなるようだ。行列している人に、このパビリオンで何があるのか聞いてみると「さあー」と首をかしげる。とにかく皆が並んでいるから並んだと言うことのようだ。だから、行列のあるところは飛ばして回っていると、先ほどまで長い行列のあったパビリオンが誰も並んでいないガラ空きになっていることが殆んどだ。こんな訳で、空いているところ優先で回っている間に全く行列せず全部回れてしまった。
途中オーストラリア館でワニロールと言うワニの肉のフライをパンに挟んだものを食べてみたがなかなか美味。
今日、並んで入ったのは、日本館だけ。1時間ほど並んだ。中身は長時間並ぶほどのことは無い。日本館で疲れてしまい、もう帰ろうかと北ゲートの方へ歩いていたら、「待ち時間ゼロ」と呼び込みをやっている。何時も大行列のJR超伝導リニア館3Dシアターであった。早速入館3D映像を楽しむことが出来た。後ろに居た人は、グローバルハウスのマンモスも並ばずに見ることができた、運が良かったと話していた。時間帯によっては、人気パビリオンでもノー行列で入ることが出来そうだ。
夕闇迫る頃になると、屋外のステージで、南の島の民族舞踊が始まっていた。夜は夜でまたいろいろな企画があるようだ。
催し物も常時変わっているようだし一度行けばいいと言うものでは無さそうだ。毎日でも結構楽しめそう。私も後数度は行くつもりだ。
それでは又!!!