万博、いろんな楽しみ方が

H.17.07.12

 皆さんお元気ですか。五日ほど前から足が浮腫みなかなか直りません。もっと以前から足首に靴下の跡がついていたような気もしますが、はっきりした記憶は無く、足の甲が腫れているのに気付いたのが五日ほど前のことでした。現在では、大分治まってきたものの長く腰掛けていると浮腫が出てきます。身体に特別な異常を感じることは無いし、血圧・心拍数も正常、手や顔に浮腫は無く足だけに浮腫がでて来ます。

東ゲート何時もの通り入場者はまばら。

そう言えば、息子達と部屋換えをし重い家具を移動したり、万博見物で長時間歩いたり、ここのところ相当足を酷使したのがいけなかったのかも知れません。
と言う様な訳で、万博報告が遅れてしまいました。
7月6日水曜日、四回目の万博見物。今回はご近所のお年寄り夫婦(私達も年寄りですが、私達よずっと上の80歳近いお年寄り)と一緒に出かけました。何時ものように昼少し前に家を出、途中のコンビニでお弁当を買い、シャトルバスの中で昼食。この時間はゲートもがらがら。
同行のご夫婦のことを考え、ゲートに近くあまり歩かなくても着けるグローバルコモン1(アジア)と2(北・中・南アメリカ)を回ることにしました。
今までは、パビリオンの中を見ることに一生懸命で、とにかく片っ端からパビリオンの中を通り抜けてきたと言った方がいいような回り方でした。
しかし、4回目ともなるとだんだん楽しみ方のコツが分かってきてじっくりと楽しむことが出来るようになってきました。
インターネットのウエブサイトでも、多くの訪問者や会場で働いている人たちのレポートが公開されていて、出かける前に読むと本当に参考になります。

インド館の二階は、商店街を模したとの事で、宝石屋・民芸品店がずらり。

パビリオンの展示物や催し物も定期的に変えられ居るようですし、会場での行事や催事は毎日代わっているようです。ですから、全部見るなどと言うことは、毎日来ても無理な話。上手に万博を楽しんでいる人は、テーマやターゲットをを決めて会場へ来ているようです。例えば、いろんな国の食べ物を味わって歩くのも一つだろうし、珍しい民芸品を漁るのもいいだろう。特定の展示物にターゲットを絞るのもいいだろう。世界中から多くの有名な芸能人も来るし。いろんな楽しみ方があると思います。
グローバルコモン1は、以前来た時に大雑把にではあるが見ているので、今回は、ホームページ用に美人アテンダントの写真を撮ることに目標を置き回ることにしました。殆んどのパビリオンでは、皆愛想良く写させてくれましたが、インド館の女性だけは、「撮影禁止なので、ごめんなさい。」と断わられ撮影断念。
パビリオンの中にある店も今回はゆっくり見て回りました。インド館では、ニ階が、インドのバザールを模して作られていると言うことで、たくさんの宝石店や民芸品店が軒を連ねています。ここで二人の孫娘への土産に宝石のネックレスを買いました。じっくり時間を掛けて品選び、店員も愛想良く相手をしてくれインドを旅しているような雰囲気に浸ることが出来ました。各国政府が主体になって出展しているパビリオンであれば紛い物を掴まされる様な事も無いだろうし、こうした回り方も結構楽しいことを実感しました。


イラン館
 パビリオン内にある喫茶室のカウンターでお茶を点てていた女性。お人形のようなすごい美人。すごく印象に残った。

スリランカ館
 入り口にいたアテンダント。「写真とってもいいですか」と聞くと「勿論。」極自然にポーズをとってくれた。好感度100。撮られ慣れてる感じ。

中国館
  入り口で漢方のドリンクを売っていた女の子。疲れていたのか無愛想な顔をしていたが、「写真を撮らせて下さい。」と言うと、今迄とがらりと変わり精一杯の笑顔を作ってくれた。

パキスタン館
 呪術師なのだろうか。腕に墨で模様を書いてもらうと幸せになるとの事。金600円也。女の子が行列して待っていた。顔立ちのいい中年のこの女性、どこか神秘的なところがあり印象に残った。

EXPOギャラリー
EXPOギャラリーの隅にいたロボットifbotさん(君かも知れないが、今日のテーマは女性だからさんにしておく)。話し相手をしてくれる。「悲しい顔をして。」と言うと口をへの字に曲げ本当に悲しそうな顔をする。

屋外ステージ、愛・地球広場
 屋外ステージ愛・地球広場に居たスタッフ。最初は、何をしているのか分からなかったが、ずっとこの姿勢で見物の邪魔になる人が居ないか監視していた。機敏な動作や服装が精悍な印象を与え、何故か印象に残る娘だった。

カナダ館の前で
カナダの警備隊員が立ち話をしていた。手前は、女性隊員で凛々しくかっこよかった。話中だったので離れたところからパチリと一枚。この暑いのに制服をきちんと着て。涼しい国なのでこれが夏服なのかも知れない。

ドミニカ館の前で
 NHKTVの取材に出合った。何時もTVニュースで見る女性アナウンサーがいた。
グローバルコモン2では、アメリカ館とカナダ館が相変わらず行列。行列の無い他のパビリオンから回ることにしました。一周し端にあるドミニカ館を出た時、目の前でNHKがニュースの取材録画をしていた。何時もTVのニュース番組で見る女性アナもいました。日頃目に出来ないこうした光景に出会うのも結構楽しいものです。

バイオラングの天辺にびっしりと飾られた七夕飾り。
 全パビリオンの中でアメリカ館は、警備の厳重さは抜群、特異な存在でした。並ぶのはあまり好きではない私ですが時間の余裕もあったので行列に加わることにしました。かって未来の乗り物と言われ話題になった二輪車(写真を撮ってこなかったので次の時撮って来ます。)に乗った若者が二輪車のデモンストレーションを兼ねて行列の整理をしていました。列の前へ行ったり後ろへ行ったり周りを回ったり絶えず動いていました。後から考えるに、これは、行列の中に不審人物(テロリスト)が紛れ込んではいないかを観察していたように思います。
入り口には、二台の透視検査機(空港でスーツケース等の中身を検査するのに使われているトンネルのような機械)が据え付けられおり、飛行場で行うのと同じように入場者は手荷物を全て係員に渡しこの中を通さなければいけません。
会場内でも、入場者の方に目をむけ監視するように立っている係員が数名いました。アメリカのテロに対する警戒心の強さは、私達の想像を越えるものがあることを実感した次第です。
 もう一つ、特別に警備されているパビリオンがありました。アメリカは、自分で警備していましたが、こちらは、日本の警察官の警備です。中国館の横には警察のパトカーが一台待機していました。これは、4月に中国で反日デモが激化し、反感を持った日本人が中国館に危害を加えるのを警戒してのことのようです。
 明日は、七夕。各所で七夕ムード一杯。出掛ける時、入場券を買いに寄った名古屋空港の総合カウンターでも、カウンターの女性は浴衣を着、カウンタの周りには竹に短冊を一杯下げた七夕飾がありました。万博会場でも、各所で浴衣姿のアテンダントを見かけましたし、七夕飾りも各所にありました。バイオラングの頂上にはびっしり短冊が下げられていました。どんな願い事が書いてあるのか見る頃が出来ないのは残念です。
 万博見物もだいぶ慣れてきましたし、目ぼしい所はほぼ見ましたので、次行くときからはまだ見ていないところで特に見たいところに焦点を絞ってゆくことと、印象に残る写真を写しておきたいと思っています。
 あしの疲れがまだ十分取れていなので、もう少し足を休めてから出かけるつもりです。

それでは又!!!

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