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皆さん、新年順調に進んでますか。
このトワイライトエクスプレスの旅は、ずっと以前から私の頭の中で膨らんできた夢が幾つも折重なり幻想的なイメージを作り上げてきた結果実現の運びとなったものです。 そもそも、夢の膨らみ始めは、オリエント急行なる豪華国際列車が存在するのを知った時からでした。アガサ クリスティーの小説が映画化されテレビ画面にオリエント急行が度々姿を現すようになってきました。そんな折も折、突然オリエント急行が私の目の前に姿を現したのです。
また、よりによって厳冬のこの時期にと思われる方もあるかも知れませんが、雪の少ない地方に住む私にとって一面雪に覆われた雪国の景色は、正に幻想的なものであり、一面雪に覆われた日本海沿岸を北海道まで北上する列車の旅は、私にとって一つの夢の実現でもあります。事実、過去数度、冬の列車旅行を計画しましたがその都度中止せざるを得ない事情が発生し果たさずに終ってしまいました。 ここに載せた写真は、JR東日本のホームページから借用した物ですが、列車の旅への期待と夢を膨らませてくれるのに十分な雰囲気だとは思いませんか。
西国三十三ヶ所霊場巡拝と新(知多)四国八十八ヶ所巡拝は、定年退職後何回にも分けた細切れで巡拝で回りましたが、最後は四国霊場八十八ヶ所巡拝で締めくくろうと決めていたものです。300キロから500キロ以上離れた四国、今までのように日帰りというわけにもゆかず、10日ほどかけて車で一気に回ろうと思っています。 何のために霊場巡りをするのかと聞かれても特段の理由があるわけではなく、ただそこに巡拝コースがあるからだと言う事しかありません。我家の菩提寺は、臨済宗妙心寺派であり、禅宗の門徒が真言宗のお寺を巡拝すると言うのも変な話ですが、八十八ヶ所の中に一つだけ臨済宗妙心寺派の寺があるのも不思議です。日本人には、神仏は全てありがたいものと区別無くお参りする大らかさがあるのかも知れません。 私も、今年は、正真正銘の70歳、やりたいことは多々有るとは言え、体力の限界を気にしながらのフアイナルステージ。演目を間違えないように進めて行かなければいけません。70歳は、一つの節目なのでしょうか、ここ一年ほど体力の減退をつくづく感ずるようになり、外国旅行はもう出来ないのではと諦めかけていますが、二ヶ所ほどどうしても行って見たいところがあります。 その一つは、アフリカのキリマンジャロです。これは、20代の頃からの夢で、ヘミングウエイの「キリマンジャロの雪」を読んで以来、なぜかキリマンジャロと言う山に惹かれるようになりました。 もう一つは、ロシアのセントペテルスブルグです。これも、行ってみたいと思うようになったのは、井上靖の「おろしや国酔夢譚」を読んで以来のことです。 この二つを私のフアイナルステージの演目に載せる日が来るかどうかは分かりませんが、その都度、このサイトで皆さんにお話してゆきたいと思っています。さしあたっては、トワイライトエクスプレスの旅の結果報告を楽しみにしていて下さい。
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