皆さん、お元気ですか。今年は、夏の暑さがいつまでも続き、ここのところやっと秋らしくなってきました。地球温暖化の影響なのでしょうか、いつまでも暖かい日が続き山の紅葉も一週間から二週間遅れているとのことです。それでも、山々の頂には雪が掛かるようになり冬は着実に近づいています。
10月末、冬支度のため北軽の山荘へ行ってきました。山荘への往復も初めの頃はただひたすら自動車道を目的地に向かって往復していましたが、度を重ねるに従って余裕も出てきたのか、自動車道の使い方や、往復途上での楽しみ方も上手になってきました。時は正に紅葉真盛り。今回は、紅葉を楽しみながら往復することに決め紅葉地帯を選んで一般道路を主に走ってみました。

走行経路図
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朝6時半に家を出て、中津川まで国道19号線を走り、中津川ICで中央自動車道に入りました。伊北ICで一旦自動車道を出、出たところでUターン、再度自動車道に入る。諏訪ICで一般道に出てメルヘン街道(国道299号線)を北上。中津川ICから自動車道に入ったり、わざわざ伊北でIC出て入り直したり。これには、理由があるのです。その一番大きな理由は、自動車道の通勤割引です。何度も通う内に教えられたり発見したりした技とでも言うのでしょうか。通勤割引は、通行料が規定料金の半額になりその条件は次のように決められています。
○割引適用条件
ETCが整備されている入口料金所をETCの無線通信により走行。
入口または出口料金所を午前6時〜午前9時までの間または午後5時〜午後8時までの間に通過。
1回の走行距離が100km以内。
午前・午後それぞれ最初の1回に限り適用。
私が中津川から自動車道に入った理由は、割引対象距離100km以内を最大限有効に使いたいということ、19号線から自動車道に入る為には中津川ICが最後のICになること、それに、早朝の19号線は流れがよく、時間は多少余分に掛かりますが然程気になる程ではないということです。伊北ICを出て入り直し、これは絶対に必要な作業、本当に出来すぎた話ですが中津川ICから伊北ICまで99km、適用条件ぎりぎり、1mmでもオーバーすれば無効になってしまいます。料金は\2,900が\1,450になります。この通勤割引にはいろいろな裏技もあるようですが私は試してみたことがありません。伊北で入りなおしてからは規定料金で諏訪まで。
話が反れてしまいましたが、諏訪ICを出てからは、メルヘン街道を蓼科、麦草峠(日本の国道で二番目に高い標高 2,127m にある峠)を通り佐久に向かってひたすら北上。天気もよく真っ盛りの紅葉を眺めながら走る標高2千メートル超の山上ドライブは快適そのものでした。

メルヘン街道の麦草峠を越えた辺りで車を停めることが出来たので紅葉の山を撮影した。
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私は、美しく彩られた遠景に興味があったが、この人達は、三脚にカメラを固定して森の中に向かって焦点を合わせていた。
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我が山荘にも紅の彩が欲しくて今年の春に植えた紅葉が1メートルほどに育ち色付いていた。
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あちこち寄道をしながら夕方北軽井沢着。標高千メートル前後にある軽井沢一帯も正に紅葉の最中でした。高原の秋は短く、美しい自然のショーを楽しむことが出来るのもほんの1〜2週間の間でしょう。

鬼押出園の木々も紅葉し薄く霞の掛かった様子は、正に幻想的だった。
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星野温泉トンボの湯、見事に色付いた木々。軽井沢一帯は、今が紅葉の盛りだ。
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北軽滞在中は、残念ながら雨の日ばかり。枯葉の掃除は十分出来ませんでしたが、水道の水抜き作業は完了しておきましたのでもう何時寒波が来ても大丈夫。帰りも紅葉地帯をと湯の丸高原から松本を経由し国道19号線を南下しました。

湯の丸高原から小諸側を望む。標高1,732mのこの辺りでは唐松は完全に色付いている。気温の関係か色があまりよくない。
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湯の丸高原からの下り道、標高1,000m辺りの紅葉は素晴らしかった。
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海野宿から松本へ抜ける途中、国道254号線の三才山トンネル手前の景色。
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日本一長い街並の宿場町木曾奈良井宿。この辺りの紅葉は、まだまだこれからだった。
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今年の秋は暖かい所為か標高が下がるに従って紅葉は消えてゆきまだまだこれからと言った感じでした。時間の余裕もあったので以前から寄ってみたいと思っていた中山道奈良井宿に寄ってみました。ここは、馬籠宿、妻籠宿に並ぶ木曾の三大宿場です。日本の宿場で一番長い街並とのことで全長1キロ弱とのこと。ゆっくり見て歩こうと思へば一日がかりになりそうです。機会があったら今度はゆっくり散策したいと思っています。行楽シーズン真っ盛りの日曜日どこも道路は大渋滞。中津川からは、中央自動車道に入りました。春日井ICを出た時間が5時少し過ぎ、通勤割引の時間帯内、通行料は半額でした。
秋の行楽シーズン真っ盛り、食欲の秋、スポーツの秋、行楽の秋、そして読書の秋。やること一杯の秋です。季節の変わり目、お身体には十分気を付け素晴らしい秋を満喫して下さい。
それでは、また!!!