池田温泉

H.20.02.05

 皆さんその後如何お過ごしですか。私は、ここのところ温泉づいている感じ。先月20日に飛騨川温泉しみずの湯へ行き、その帰りに下見してきた付知峡倉屋温泉おんぽいの湯へ24日に、そして2月3日に揖斐郡池田町にある池田温泉へ行ってきました。尾篭な話になってしまいますが、私は、若い頃から痔疾があり、ずっとボラギノールのお世話になってきました。しかし年と共に薬効も次第に薄れ最近はなかなか治りません。特に冬、腰を冷やすといけません。先月中頃寒かった日に外で仕事をして身体を冷やしたのがいけなかったようです。痔が悪化し痛みがなかなか治まりません。一番いい治療法は、患部を温めること。それも、温泉にどっぷりと浸かって身体全体を温めることです。お湯に入って身体を温めればいいのであれば風呂でも同じことのように思えますが、何故か違うのです。温泉に入ると患部の鬱血も痛みも消え実に爽快。じんわりと身体の芯に滲み込むように効くのです。本当は、一日数回毎日入ることができると一番いいのでしょうがそうも行きません。
 三日の朝、庭の芝に薄っすらと雪が掛かっていました。今年に入って初めての雪です。天気予報では岐阜県から長野県の山岳地帯は相当の雪が降っている様子。高速道路も殆んどがチェーン規制になっていました。特にすることも無し。そう言えば、今年に入って一度も雪道を走っていないし、痔の調子も良くない。そうだ、温泉へ行こう。そう思い立ち以前からガイドブックを見てマークしていた伊吹山の麓にある池田温泉へ行くことにしました。
 午前9時半に家を出、小牧ICから大垣ICまで名神高速道路を使い一路池田温泉に向かいました。私の頭の中では、大垣以北は、積雪があるはずでしたが、雪を被った伊吹山が正面の雲間から時々見えるものの道路に雪は全く無し。雪の降る気配もありませんでした。

 11時少し前に池田温泉新館駐車場に到着。私の第一印象は、温泉と言うより、街中にある規模の大きい銭湯という感じで、山間の静かな温泉の雰囲気とは程遠い施設でした。池田温泉には、本館と新館があり、本館の方は、新館より山の上のほうにありもう少し静かなようで温泉らしさがあるかもしれません。
 それでも、日曜日と言うこともあってか、続々と人が集まって来ると言った感じで、急いで入らないと入れなくなってしまうのではと思うほど。玄関を入るとロビーに入浴券の自動販売機があり行列をして入浴券を買っている。入浴料は、大人500円、子供300円と実に大衆的。浴室に入るとここがまたすごい。立錐の余地も無いと言う言葉があるが正にその言葉を地で行った感じ。蒸気が立ち込め1メートル先も見えない浴室の中にびっしりと人が詰まっている。浴槽の中も、十分足を伸ばすことができないほど。町に近いこともあって近所の人たちで混雑するのかと思ったが、隣で話している人たちの話の内容から察するにそうでもないようだ。この様子を写真に写してご披露したいくらい。美人の湯系のつるつるした湯は、いかにも万病に効きそう。この温泉は、レストランや宴会場、それに宿泊施設もあり結構整っている。その上、大垣駅までの送迎バスを定期運行していて週日でも結構賑わっているとのことでした。でも、その割りにロビーや浴室がやや狭いのは残念な感じがする。
 温泉から上がったのは、昼少し過ぎだったがあまりの混雑に食事は他所ですることにした。以前、友人が、最近出来たばかりの道の駅「月見の里南濃」なかなかよかったぞとレストランの割引券をくれた。少し遠回りになるがこの道の駅「月見の里南濃」で食事をすることにした。月見の里は、国道258号線の大垣と桑名の丁度中間位のところにあった。駐車場の真ん中に「水晶の湯」と書いた足湯があり、道の駅の裏山の上の方にある「南濃温泉水晶の湯」から引いているようだ。水晶の湯は、山の中腹に位置し濃尾平野と木曾三川の全貌を見下ろしている感じである。恐らく露天風呂から濃尾平野を見渡せるようになっていることだろう。下見をと思ったが、車で乗り着けることは出来ず麓の駐車場から温泉までシャトルバスを運行していた。待合所に置いてあったパンフレットだけ貰って来た。なかなか良さそう。入浴料は、大人500円、子供300円で実にリーズナブル。次は、是非この湯に来てみようと思う。
 立春とは言え、これからが寒さ本番。風邪を引かぬよう身体には気を付けお過ごし下さい。

それでは、また!!!

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