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またもや長らくの無沙汰になってしてしまいました。皆さんお元気にお暮らしでしょうか。台風12号の通過後、急に涼しくなり、一気に秋に突入の感がします。いよいよ行楽の秋、食欲の秋、到来と張り切っている矢先、久し振りに書いた近況報告が「減量作戦再開」。一体なんじゃこれはと思われたことと思います。
『さぁー頑張るぞ! 減量作戦開始』と題し、減量作戦を開始、このページで皆さんにご報告したのは、昨年5月のことでした。昨年度の減量作戦は、見事に功を奏し、8月には体重66キロと約4キロの減量、中性脂肪値は、236から135と正常値に改善されました。定期的に診てもらっていたK病院の主治医は、この病院は癌などの重症な患者がたくさん来ますから、あとは近くの医院でホローしてもらって下さいと宛先の無い紹介状を渡されお払い箱。しかし、エコーの担当医は、脂肪肝の方は、以前とほとんど変わっていませんねとのことで、カルテにも脂肪肝と書かれていました。(最近は、電子カルテになり、ディスプレイが目の前にあり診察を受ける側にも良く見えるようになった。)
さて、この紹介状を何処へ持って行こうかといろいろ考えましたが、結局、高血圧の治療を受け毎月薬を貰いに通っているA診療所の主治医のところへ持って行きました。しかし、「まあ、中性脂肪値をさほど気にすることはないでしょう。」と今日に至るまで何の検査もありません。当然のこと、以降の中性脂肪値を知る機会もなく時が過ぎてゆきました。
丁度、私の減量作戦が功を奏し始めた頃のこと、大変な出来事が起きてしまったのです。体調不良で検査入院をしていた弟が末期の肝硬変で余命幾許も無いことを宣告され、昨年9月に急逝、黄泉の国へ旅立っていってしまいました。当然、私の身辺は急に騒がしくなり減量作戦どころではなくなってしまいました。
あれから1年、今年8月初めのことでした。つまずいて突き指をした足の親指が腫れてなかなか痛みが取れず近くのM整形外科医院へ診てもらいに行きました。
「これは、突き指ではないな。検査をしてみよう。」
とレントゲン写真の撮影と採血をしました。血液検査の結果についてドクターは、
「足の方は、当分様子を見てみましょう。それより、中性脂肪値が高すぎる。長生きできないよ。」
とのこと。帰りに貰った検査結果には、中世脂肪値382とあった。今まで230前後まで上がったことは時々ありましたが、ここまで高くなったのは初めて。K病院の紹介状を持って行った循環器の先生にこの話をしましたが、さほど気にすることは無いとの返事。家内が掛かっている近所のドクターも同じ返事。私の体型は決して肥満体ではなく皮下脂肪も殆ど無いと言っていい。メタボ判定に使われるBMIも完全に正常値。それなのに肝臓の脂肪は改善されない。医学書をいろいろ読んでみたが、脂肪肝そのものはさほど心配は無いとかいてある。でも、私の気持ちには何か釈然としない物がある。
どちらにしても、中性脂肪値が高いのは良くない。そこで、早速、減量作戦再開である。心掛けたことは、
・毎日自転車で名古屋空港(約12km)一周を再開。
・間食は出来るだけ減らす。特に夜6時以降の間食はしない。
この二つの実行でした。
検査を受けていないので中性脂肪値がどうなっているかは分かりませんが、上掲のグラフの通り減量は確実に成果を上げ、体重は、1ヶ月で2キロ近く減りました。
9月初め、半年毎にK病院で受けている膵臓のエコー検査の時、検査担当の医師に脂肪肝の状況を尋ねてみました。ここのところの減量作戦で脂肪肝の状況も多少は改善されているのではと期待していましたが、ドクターから帰って来た返事は、
「立派な脂肪肝です。」
とのこと。
改善の余地は無いのかと尋ねたところ
「完全に出来上がっていますからねぇー。」
との返事。
でも、このドクターの説明は、分かり易かった。脂肪肝は、出来上がるものであることを初めて知った。
お酒は、殆ど飲まない私ですが、
「若い時からの長い食生活習慣の結果現在の状態になってきたのだから、こうした検査で診る限りにおいては今後も変わらないでしょう。これ以上悪くならないように食生活と運動に留意するように」
とのことでした。
今月は、私の誕生日。毎年近くの医院で受けている誕生日検診の時には、血液検査もあるので中性脂肪値がどうなっているのか分かるでしょう。BMIによる私の適正体重は55kgであるから、あと1kg減量したいと思っている。
それでは、また!!!
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