梅雨とは言え、真夏を思わせるような毎日、皆さん、如何お過ごしでしょうか。ここのところ続いている私達のお寺参りもいよいよ終盤に近づいてきました。江戸時代には、一生に一度はお参りしないと極楽には行けないと言われ信仰を集めた信州信濃の善光寺、
6月下旬、三泊四日で下記足取概略のコースをマイカーを駆っ回ってきました。
〔 旅の足取概略 〕
自宅
→ (中央自動車道・上信越自動車道)
→ 長野IC
→ 善光寺 → 松代市
→ 真田邸
→ 長国寺
→ (松代ロイヤルホテル泊)
→ 志賀高原 → 地獄谷・野猿公園
→ 横手山
→ 草津白根山
→ 草津温泉 → (草津温泉一井泊)
→ プリンスランド
→ 鬼押出し
→ 白糸の滝
→ 軽井沢 → 北軽井沢
→ (北軽井沢山荘泊)
→ 上田市
→ (上信越自動車道・中央自動車道)
→ 自宅
最後に、45年前、同じコースを歩いて回った時の写真を並べてみました。今回の報告は、写真のみで失礼。

善光寺参道。正面は修復中の国宝三門。
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渋の地獄谷噴泉。温泉と共に非常に熱気を持ったガスが吹き上げている。
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温泉を楽しんでいる野猿公園の猿達。ここの猿達は、絶対物乞いに寄って来ない。
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標高2,305メートル、横手山の山頂ヒュッテ。ここのボルシチはほんとうに美味しかった。
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草津温泉中心の湯畑。
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草津温泉名物の湯揉み。前に来た時もこんなショーやってたかなぁー?
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鬼押出。鬼のお守りがいっぱい。
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白糸の滝。浅間山の伏流水が山腹から噴出している。
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北軽井沢の山荘。標高1,200メートル、ひんやりと空気も爽やか。
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半世紀経って
左側写真(白黒写真)=昭和36年撮影 右側写真(カラー写真)=平成18年撮影
【善光寺本堂】
以前に比べると建築物の解体整備が進み境内もすっきりと整備された所為か寺全体の雰囲気が変わってしまったように感じました。これも、世の中が豊になった結果の副産物でしょうか。前回行った時は、消防訓練の最中で、写真に見える様に屋根から噴水のように放水された水が滝のように流れ落ちていました。
【横手山リフト】
45年前もスキーリフトを乗り継いで横手山をから渋峠を越えて草津へ下りました。
【白根山お釜】
草津白根山のお釜の水は半世紀経った今もコバルト色の水を満々と湛えていました。しかし、前に来た時には自由に歩ことができたお釜の外輪は、現在展望出来る場所が限定され綱を張って見晴らし場所が作られていました。観光客が増えた為の安全措置なのでしょうか。
【鬼押し出し展望台】
鬼押し出し入り口の展望台は昔と同じ形で立っていた。でも、道路は立派になり、駐車場も広く、付属設備も整備されていた。
【鬼押し出し】
前に来た時には、ごろごろと黒ずんだ火山岩ばかりだったのに、随分緑が増えていたのには驚いた。やはり、自然の威力はすごい。この勢いで草木が増えて行けば、後半世紀後には鬼押し出しが一面森に覆われてしまっているのではと思う。
【軽井沢駅】
半世紀の間にがらりと姿を変えて仕舞ったのは軽井沢だった。街自体が拡張に拡張を重ね、現在では、北軽井沢、旧軽井沢、新軽井沢、中軽井沢、西軽井沢、南軽井沢と軽井沢と付けばいいと近隣の町村を巻き込んで巨大な一大軽井沢圏を作ってしまった。軽井沢駅も全く変わってしまった。新幹線の駅も併設されており、駅の南側には広大なショッピングモールが出来ていた。
それでは、また!!!