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水出しは、水抜きと逆の手順をたどればいいわけで然程難しいことはありません。しかし、蛇口の閉め忘れや取り外したホースの付け忘れがあると元栓を開けたとたんに家の中が水浸しで大騒動することにもなりかねません。兎に角、丁寧に水抜きをした時の手順を遡ることが必要です。 水抜きも水出しも技術的に難しいことは何もありませんが忘れ箇所があるとトラブルにつながってきます。本格的な冷え込みは、未だこれからなので何が起きる分かりませんが、11月に別荘を空ける前の水抜き、12月中旬に帰って来ての水出しをそれぞれ1回経験しました。水道管の水は、マイナス3度で氷り始めるそうで、この間凍結可能な日もありましたが凍結によるトラブルは、ありませんでした。 ところが、水出し作業の時、接続した洗濯機のホースと蛇口の間からの水が漏れがどうしても直りません。凍結には全く関係なく、どうも外す時に接続部分を傷めてしまったようでした。いろいろ工夫して見ましたがどうしても駄目。結局水道屋さんを呼ぶことになりました。 電話で状況を説明しておいたのに、すっ飛んできた水道屋さんは、手にヘアードライヤーを持っていました。端から凍結が故障の原因と決め込んでいる節があり、ヘアードライヤーは凍結箇所を溶かすための道具でした。 凍結した場合の対処方法がインターネットのサイトや市町村の広報に載っていますが、殆んどが、凍結箇所に直接お湯が掛からないようにタオルを巻きその上から温めのお湯を掛けると言うものです。ヘアードライヤーを使ってと言うものは一つもありませんでした。職人の知恵で、長年の経験から一番効率のいい方法として身に付けた技なのでしょう。 「凍ったところを溶かすのにはヘアードライヤーで。」なぁーるほど納得です。これからもいろいろ新しい技にお目にかかれることと思います。それにしても今年は暖冬。折角付けたスタッドレスタイヤの出番が未だありません。
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