カープとともに5日間

函館〜仙台〜東京気まぐれ旅行記

 7月27日から31日まで、函館・仙台・東京へ行って来ました。ここではその旅行記を色々と綴ってみたいと思います。

7月27日(土)
  朝6時半に自宅を出発し、7時半の新幹線へ隣の席の外国人が携帯で大声で喋っていた。お前今車内放送で「お席での携帯はご遠慮願います」って言ってただろ!でも「日本語ワカリマセーン」って言われるのがオチか。9時過ぎには東京に着いたが、浜松町行きの電車乗り場を探すのに手こずり、モノレールが予定より1本遅れてしまった。しかしこのモノレール、空港が間近に迫ってきてからが異常に遠い。整備場駅の2つ先に新整備場なんて駅があるし。かなりぎりぎりに着いたが、なんと機内検査に引っかかってしまったのである。変なベルトをしてきたのが原因だった。それでも何とか10時40分発の便には間に合った。羽田空港からANA便にて函館空港へ。機内ではずっとTHE BOOMの特集を聴いていたら、すっかり気分は沖縄(笑)。おいおい目的地は北海道だろうが。それでも上空から函館の町が見えてきたら「は〜るばる来たぜ函館へ〜」思わず歌ってしまった(笑)。降り立って空港周辺をウロウロしていたら、またも駅前行きのバスを1本乗り過ごしてしまった。バスは最初の目的地、千代台は通らないので駅前から市電に乗ることにする。途中、以前止まったことのある湯の川温泉、そして函館競馬場を通ったので懐かしかった。市電は凄まじくボロボロの車両だった。しかしこういう方が味があっていいんだよねえ。千代台のオーシャンスタジアムではカープVSベイスターズの試合開始とほぼ同時に球場に飛び込んだ。おおっ、何て涼しいんだ!東西を海に挟まれた函館の街だけに吹きぬける風はこの上なく爽やかで、思わずフライングキッズの「風の吹きぬける場所へ」の歌詞を思い出してしまった。ところでなんと市民球場名物のスライリーがいる、そう、函館はカープの持ち試合なのだった。久々に球場を駆け回る元気なスライリーの姿を見た。さて、カープ打線は試合前まで59イニングタイムリーなしという重症。そしてその数字は62まで伸びた。しかし63イニング目、出ましたディアスのタイムリー。ライトスタンドは喝采の嵐となった。ところでここの外野席は2000円。高いなと思ったがそこにはからくり(?)が。なんと内野席、果てまたはバックネット裏まで行けてしまうのだ。試合の途中でバックネット裏まで進出してみたら、TVの実況をやっていた。ご存知達っちゃんと神田大明神だ。WATさんからのメールで名古屋でもスカパーの中継を見ているとあったが、その実況席らしい。地元の北海道の中継はなかったようだが。試合はキムタクの走者一掃タイムリーなどで6−2と勝利!ベイのロドリゲスがサイクルヒットを記録したがそんなの関係ない快勝であった。さて現地では一昨年横浜での大横浜会で会った坊主さんと再会、ここからの行程は彼と行動を共にすることになる。五稜郭近くの宿を取って夜の街に繰り出した。訪れた居酒屋は昨日坊主さんが飲んでいた店。酒が美味しい!そして魚や貝も新鮮で最高!これぞ北海道よ、という気分になった。ただ店内にはヤクルトVS虚塵の試合をやっており、いい気分に思い切り水を差していた。帰りには函館の定番、塩ラーメンを食べて宿に帰った。ところで北海道のニュースでのカープの扱いはひどい。地元で試合をやってるのにほぼ結果とロドリゲスのサイクルのみ。コンサドーレの試合には時間をかなり割いているのに、だ。やや納得いかない気分でこの日は眠りに就いた。

7月28日(日)
  この日は朝一番で函館朝市へ。と言っても現地に着いたのは9時過ぎ。朝市も完全に後半戦の様子を呈していた。この朝に乗った市電がハイカラ号というレトロな車両で乗り心地もよかった。朝市ではウニ、イクラ、ホタテ、カニ、イカと海の幸を各店が食いねえ食いねえと試食させてくれる。あと個人的には苦手だが夕張メロンも試食の嵐。ただでこれだけ新鮮で旨いものが食べまくれるのが函館朝市のいいところ。それでも魚屋脇の簡易食堂で一応の朝食を取った。ウニイクラホタテ丼を頼んだのだが、テーブルには鮭とばが置いてあるし、おまけでイカソーメンがついてきて、さらにはカニ汁まで出てくるサービス、いやあ、ホントにホントに大満足の朝市だった。しかし長居しすぎて予定していた函館競馬場へ行けなくなってしまったが、まあよしとした(笑)。今日も涼しい、球場を吹き抜ける風は本当に爽やかだ。だが待て、二の腕をじっと見て、顔を触ってみる。日焼けだ、昨日1日屋外にいたので焼けてしまった。風は爽やかでも日差しは真夏のそれであった。実際前日は函館で今年最高の29度を記録したそうだ。さて、試合はまたまた逆戻り。タイムリーが出ない。佐々岡は調子が悪いながらも2点に抑えていたのに味方の援護は金本の一発だけ。1−2で敗れてしまった。試合後やけくそで(?)ベイの応援団の様子を見学したが、結構面白かった。ほぼ最下位が確定してしまったベイだけに、自虐的な応援をしているのが笑えた。この後坊主さんを函館駅に送って行った後、駅をブラブラしてたらカープの応援団の人に会った。その人は札幌在住の緋鯉会の人だが、交通事故で前年は全く応援にいけなかったとのこと。8月末のナゴヤドームに来るとのことなので、再開を約束した。さて夜も更け、函館駅前の棒二森屋の前をウロウロしていたら見たことのある女性が。ズームインでお馴染みの札幌テレビ・内山佳子アナだった。話しかけてみたらズームインの取材で函館に来ているらしい。因みにオンエアは8/20とのこと。私が北海道とは全く関係のない愛知県から来たと言ったら凄く喜んで、向こうから握手を求めてきてくれた。エリア外の視聴者から声をかけられるとアナウンサーってのは嬉しいものらしい。この日はネットでチェックしたメトスというサウナに宿泊、客も少なく仮眠室は寝心地抜群、おまけに1900円という安さ、今まで寝泊りしたサウナの中でもピカイチだった。

7月29日(月)
  早起きしてもう一度朝市に寄ってみた。すると昨日会った内山アナが朝市を取材していた。この映像がオンエアされるわけか、などと言ってるうちにすぐに出発時間。「みがき弁当」を買い込んで快速「海峡」に乗り込んだ。これは別名「ドラえもん列車」、ホームではドラえもんの着ぐるみが出迎えてくれ、車両一杯にドラえもんの登場人物のキャラが描かれていた。実は北海道で市電以外の列車に乗るのは初めてなので、車窓風景を楽しみにしていた。発車して列車が動き出すとすぐさま車内放送が流れた。なんとドラえもんの声である。車内はお座敷車両がありドラえもんのイラストがたくさん貼ってあった。しかしお座敷車両で横になって鼾をかいて場所を占領している人が多くいたのは納得いかなかった。さて駅弁だが、みがきニシンと数の子がご飯の上に乗っているものだが、これが滅茶苦茶に美味かった。特に柔らかく炊いた数の子は絶品だった。4両目に行って見るとそこにはドラえもんとのび太の着ぐるみがいた。そして車両内ではドラえもんのアニメビデオが流れていた。何本かの話を流していたが、どれもあらすじを知ってるものばかりだ。実は私もかつてはかなりのドラえもんおたくだった。だから大体の話はストーリーを完璧に把握してたりする(笑)。さて列車はいよいよ青函トンネルへ。トンネルの中には吉岡海底、竜飛海底の2つの駅がある。特に吉岡海底は大学時代とある理由で仲間内で有名になった。しかしこの海底駅、降りてみないと入り口だけでなんとも味気ないものだった。やがて明かりが見えてきた、青森県だ。今度はのび太の声で車内放送が流れた。徹底してるね、でもアンチドラえもんにはさぞ胸糞悪い列車だろう(笑)。そして列車は青森駅に着いた。ほぼ2年ぶりの青森駅だ。特急はつかりに乗り換えて盛岡へ、さらに東北新幹線に乗り換えて仙台へ向かった。列車の中ではほとんど眠ってしまい、車窓は楽しめなかった。いつの間にか古川駅を通過、宮城県入りだ。実は年号が平成に変わってから、唯一行ってない県がこの宮城県だった。因みに前に行ったときはYHのテレビで「ザ・ベストテン」を見てたら光GENJIのデビュー曲「スターライト」が初登場、翌日宮城県営球場ではホーナーの3ランが目の前に飛んできた、そんな時代である。そして仙台に到着、早速お目当ての牛タン屋を探したがなかなか見つからず、見つけたときには2時を回っておりランチタイムは終了してしまった、残念。しかし函館と比べると幾分暑い、当たり前か。仙台のはずれの和香荘というところに宿を取った。広瀬川のすぐほとりで風が心地よい。そして高台なので仙台の市街地が見事に一望できた。夕方は地元のローカル番組を一通り見たが、さとう宗幸がやっている「OH!バンデス」という番組の1コーナーに「桃太郎電鉄」の目的地に着いたときの音楽が使われていた。私も着メロに貧乏神が現れたときの曲を使っているので親近感が沸いた(笑)。そしてこの番組の6時台には懐かしい盛朋子が出ていた。かつて「ズームイン朝」で人気者だった彼女は大分年を重ねてはいたが、まだまだ魅力的だった。夜はバスで繁華街の一番町へと繰り出した。まずは牛タン、本屋へ行ったら先ほどの「OH!バンデス」の本があり、美味しい店が色々紹介されていたのでチェック。牛タン発祥の店である太助へ行ってみた、やはり繁盛している。休日だったら間違いなく待たされるところだろう。メニューは牛タン、麦飯、テールスープ、そしてたっぷりの白菜漬物に青唐辛子の味噌漬け、定番の組み合わせだ。牛タンはボリューム満点、肉の味も素晴らしい。ただ、牛タンにしろ漬物にしろ、私にはややしょっぱめであった。しかしそれも冬の寒い時期をたっぷりの塩で漬けた野菜で過ごしてきた東北ならではなのだろう。この感覚の違いが郷土色なのである。ただ美味しいだけでなく、そこまで生活文化の違いを感じられる、これでこそ旅行に来た甲斐があるというものだ。うーん、腹いっぱいになって一杯飲むのが苦しくなったぞ(笑)。勾当台公園やアーケード街を散策した後向かったのはネットカフェ。しかしビリヤード場とネットカフェが同じフロアーという少々怪しげな店ではあった。帰りはなんとなくブラブラと30分ぐらい歩いて宿まで帰った。因みに部屋の中は下宿部屋のような造りになっていた。夜景を眺めながら眠りに就いた。

7月30日(火)
  早起きしてローカル番組を中心にTVを見たが「グッデイみやぎ」と言う番組に根本美緒というアナウンサーが出ていた。実は彼女は個人的に密かに注目している娘だったりする。かつて「SUS4」というゴスペルデュオで活動しており、「おじゃる丸」の挿入歌や「バッハボックス」の中でも1曲歌っていた。それだけに声の綺麗さは折り紙つき、おまけに宮城から遠く離れた私が注目するほどの美人、らしからぬ豊かな表情も魅力的だ。ただこの日は持ち味の綺麗な白い肌がこんがりと焼けていた。どこかへ遊びに行ったのだろうか?そういえば街を行く仙台の女性は皆近くで見ると肌が実にきめ細かくて綺麗だ。さすが東北だなと感心する。さてこの日は循環バスるーぷるに乗って仙台観光。瑞宝殿前から乗ったが乗客は5人だけ。ゆったりとした気持ちで青葉城跡や西公園、定禅寺通りなどを回り、仙台駅を経て青葉通り一番町で降りる予定だった。ところが仙台駅で小学生など100人近くが狭いバスの中にすし詰めで乗り込み、降りることができなくなった私は、市内をもう1周する羽目になってしまった(笑)。やっと降りたらもう昼前、東京の予定があるので急いで仙台駅前の「喜助」で牛タンランチを食べた。ここは白菜漬が胡瓜漬になっており、味も太助に比べると万人受けする塩加減だった。やはり駅前という立地が関係あるのか?因みに土産には試食でダントツにうまかった「べこ政宗」のを買った。さて、東北新幹線に乗り一路東京へ。福島を過ぎた途端睡魔が襲ってきて、気がついたら既に某掲示板で有名な赤羽だった。東京に着くとすぐに東海道線に乗り換えて新橋へ。駅を出てへなへなとなった。暑い、ものすごく暑い!ゆりかもめの駅はすぐそばなのに何かやたら長く感じられた。初めて乗るゆりかもめでレインボーブリッジの下を通り東京湾を渡って台場に着いた。すぐに予約したホテルグランパシフィックメリディアンにチェックイン、凄いホテルだった。しかしゆっくりするのも束の間、神宮球場に向かって再びゆりかもめ、そして地下鉄銀座線へ。外苑前駅で降りると、弁当屋が軒を連ねて弁当だの飲み物だの焼きそばだのを威勢良く売っていた。そして私は初めて神宮球場に足を踏み入れた。緋鯉会の人に席を取って貰って食べ物を買いに行った。620円のカレーを買ったが、恐ろしく量が少ない!外の弁当屋が盛んに「中で買うと高いよ」と言ってたが全くその通りだ、と今更後の祭りだが。さて試合開始、ここは鳴り物が禁止なのでスクワットの速度が異常に速いと、函館で東京から来た人に聞いていたので心配していたが、実際はそれほどでもなかった。試合はテンポよく進み、3回に西山が今季第1号を放つと、更に緒方の2点タイムリーで3−0、9回には前田の一発も飛び出し、4−1で快勝した。お台場に戻った私は、そこで高校時代の友人と飲みに行った。彼はお台場でよく仕事をしているとのことで、アクアシティ内の京料理の店に連れて行ってもらった。過去のこと、現在のこと、はてまたはこのHPの話題など話題は尽きなかったが、その中で「このゆびとまれ」と言う同窓生サイトを紹介してもらった。ここで高校時代の同級生たちとネット上で色々なやり取りをしたとのことで、私も参加させてもらうことにした。

7月31日(水)
  今回の旅も最終日、十分に睡眠をとって10時に出かけた先はホテルの隣のフジテレビ。「お台場どっと混む」と言う、まあ出店だのイベントだのの催している会場だ。フジテレビの番組のパネル展やグッズの販売、スタジオ見学などテレビ好きにはたまらない催しであったが、正直フジテレビをあまり見ていない私としては今ひとつ盛り上がらない内容だった。それでも22階の球体展望台は素晴らしい眺めだった、かなり霞んではいたけど。アナウンサーのイベントもあるにはあったが、わざわざ500円も払わなければならず、しかも見られるのは2,3人。話をしたりとかもできないので行くのをやめた。グッズもこれと言ったものはなく、内田恭子ファンの友人に写真入の「すぽると」のど飴を買ったぐらいであった。ビヤホールもあり、そこではあの叙々苑のカルビ、そしてキャンペーン中のキリン氷結果汁を飲み食いしたが、これがうまいのなんのって!暑い中を歩き回ったせいもあるだろうが、最高だった。昼には隣のマツダ車の会場にも行ったが、何故かライオンの製品をたくさん貰った。さてこの日の朝「はなまるマーケット」で池袋の餃子ミュージアムのことをやっていたので、東京駅で帰りの切符を買った後早速池袋に向かった。場所はサンシャインシティだが、実は池袋駅からこのサンシャインシティと言うのがやたらに遠いのだ。炎天下を人、人、人の池袋繁華街を歩いてたらサンシャインにつく頃にはもうぐったり。仕方なく喫茶店でしばし休憩した、情けない。さて、いざ会場についてみたら平日の午後だというのに1時間待ちとのこと。迷ったが、この後神宮にも行くし、時間がきついので今回は見送った。代わりにうどん屋でナムルうどんなる変わったメニューを食した。あちこち歩いてまた疲れてきた私は再び池袋駅前のまんが喫茶で休憩、体調万全で神宮に向かうべく山手線に乗った。が、新宿駅で人が線路に落ちたとのことで高田馬場駅で電車はストップ。思わず「新宿駅構内で人身事故発生!!」と言うスーパーベルズの曲を思い出してしまった。結局事故には至らなかったがダイヤは乱れ、更に地下鉄で外苑前を乗り過ごすというチョンボを犯してしまい、球場に着いたのは試合開始10分後であった。さて、この日は何かヤクルト側のライトスタンドの様子がおかしい。まるで応援に覇気が感じられないのである。こんな盛り上がらないチームに負けてたまるかと必死で応援するも、河内が度会、志田と言う連中に今季1号を浴び、0−3と劣勢。そして7回、昨日ライトスタンドから流れてきた「東京音頭」が今日は聞こえてこない。そして相変わらずライトスタンドは静かだ。こんなチームに負けてたまるかと応援に熱が入った。そして迎えた9回、猛反撃が始まった。金本タイムリー、ディアスが犠飛。更に前田ヒットで1死満塁。キムカズの打球は二遊間を・・・・・抜けない!宮本が好捕。続くロペスも倒れて後一歩及ばなかった。なお、後日談だがこの日ヤクルト応援団長の岡田さんが他界、そのせいで鳴り物も東京音頭もなしの応援になっていたとのこと。決して元気がないわけではなかった。そしてこの敗戦は岡田さんが天国からヤクルトを見守っていたからであろう。カープは白星を岡田さんに捧げたのである。ともあれ早い展開で最後まで試合が見られたのはラッキーだった。帰りは初めて乗るのぞみ号。名古屋からの中央本線の中で新しい月を迎え春日井に到着、今回の旅は幕を閉じた。