JR春日井駅自由通路
   および橋上駅舎の整備


 
 JR春日井駅は昭和二年に地元の皆さんのご尽力による請願駅として開業(当時は鳥居松駅、昭和21年春日井駅に改称)以来、長きにわたり、春日井市の表玄関として交通結節点の要所として市民の足を支えてきました。
 この度、駅舎の老朽化やバリアフリー対策、そして南北地域間交通の円滑化などの課題を解消するため自由通路や橋上駅舎等の整備工事に対してJR東海との間に協定金額52億4055万円余で工事協定が締結されました。
 主な内容は仮駅舎等の整備に約11億円、自由通路の整備に約23億円、橋上駅舎の整備に約19億円です。なお協定金額の1/3は国庫補助金、残り2/3は建設地方債と一般財源を予定しています。供用開始は平成27年度末、平成29年度末にはすべての工事が完了する計画です。

 主な特徴は下記のとおりです。
◎都市交流拠点、本市の表玄関にふさわしいシンボル性のあるデザインを採用します。
◎自由通路と駅前広場の間に吹き抜けやひさしを設け、周辺の空間を一体化させます。
◎エレベーター・エスカレーターや多目的トイレを設置してバリアフリー化するとと
 もに、障がい者の方にも使いやすいユニバーサルデザインを取入れた自由通路、駅
 舎にします。
◎省資源化に配慮した太陽光発電と遮熱・採光による節電効果を併せ持つシースルー
 太陽光パネルを設置して、環境にやさしい空間をつくります

駅北口イメージ図
平面図
駅南口イメージ図
林克巳かすがい瓦版 第19号(平成24年4月発行)より抜粋