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第九番

當麻寺



巡礼日 平成二十一年一月十二日
山号・寺名 二上山當麻寺
宗派 高野山真言宗別格本山(中之坊)、浄土宗大和本山(奥之院)
所在地 奈良県葛城市當麻1263
 飛鳥時代創建の古刹。開基は用明天皇第三皇子麻呂子親王といわれている。古代天平時代に建てられた東西二塔が現存するのは日本ではここだけ。また中将姫伝説にでてくる蓮の糸で織った当麻曼荼羅が本尊となっている。
新西国三十三箇所第十一番札所



仁王門(東大門)    
當麻寺境内    
仁王門をくぐってすぐの位置からの景観。左側に東西の塔が望める右手奥が奥之院。正面に鐘楼があり講堂、金堂そして本堂へと続いている。
鐘楼     
梵鐘は日本最古といわれ国宝。
講堂     
鎌倉時代末期、重要文化財
金堂    
鎌倉時代前期の再建、重要文化財
本堂(曼陀羅堂)    
當麻寺本尊の当麻曼陀羅を安置。平安時代末期、国宝。
奥之院への参道    
本堂に向かって右手を行ったところ。
奥之院本堂     
浄土宗総本山知恩院の奥之院として建立された。     
円光大師第九番霊場・西山国師第十四番霊場。
奥之院楼門     
奥之院正門だが現在は通れない。江戸時代、重要文化財。
浄土庭園    
奥之院にある庭園。広々とした感じで浄土を思わせる造り。
冬牡丹   
當麻寺の春はボタン寺としても名高いそうです。冬はコモ囲いをした冬牡丹がお出迎え。
西南院門前    
西南院はその名の通り、西南にある子院。塀越しのロウバイが満開でした。
三重塔    
西南院みはらし台からみた三重塔、手前が西塔、奥が東塔。古代に建てられたものが、このように揃っているのは日本唯一で大変貴重なもの。両塔とも国宝。
石燈籠    
白鳳時代の作で日本最古のもの。重要文化財。
中之坊本堂    
中将姫剃髪堂とある。付属して建っている霊宝館には中将姫剃髪剃刀が展示されている。
中之坊客殿絵天井    
前田青邨にはじまり平成に亘るさまざまな画家の奉納による名画150枚が彩る。



御朱印



あとがき
 仁王門を入ったすぐは何も無い広場になっていて最初はどこから巡ってよいか戸惑ってしまったが、伽藍配置が薬師寺式とわかり納得。創建時の入口は東塔と西塔の更に南側にあったらしい。この日の午前中はときおり雪がちらついて大変寒いなかでの参拝となりお寺の方も寒いですねえとしきりにおっしゃってました。ご苦労様です。(當麻寺中之坊HP)、(當麻寺奥之院HP)


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