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第十六番

瑞泉寺



巡礼日 平成二十一年五月十七日
山号・寺名 井波別院瑞泉寺
宗派 真宗大谷派
所在地 富山県南砺市井波3050
 明徳元年(1390)本願寺第五世綽如(しゃくにょ)上人によって後小松天皇勅願所として創立。綽如上人は当時、中国からの国書を読みくだき返書をしたためたほどの博学の人物。



高岡門    
瑞泉寺への入口。
山門    
文化六年(1806)上棟。
本堂     
再三火災にあって近くは明治十二年(1879)出火したが、明治十八年(1885)再建されたのが現本堂。北陸随一の大伽藍。
昇竜の松     
明治十二年(1879)の火災の折、山門の彫刻「波に龍」の龍が出て井戸の水を吹きかけて山門を類焼から守った時に尾を巻きつけたという伝説の松。左側にみえるのがその時の井戸。昇竜の図彫刻欄間
太子堂     
大正七年(1918)再建。随所に井波彫刻が彫られている。
太子堂軒裏      
宝物殿     
本堂とフジ     
鐘楼     
大正七年(1918)再建。
勅使門     
寛政四年(1792)再建、平成十七年(2005)修復。
獏の彫刻     
勅使門正面扉の上にある。獏とは人の夢を喰うという伝説上の生物。
瑞泉寺創立の霊跡     
現瑞泉寺の100メートル東にあり、井波の地名の元となった臼浪水がある。
臼浪水(きゅうろうすい)     
上洛途中の上人が乗った馬が進まなくなった場所を掘ったところ泉が湧き出てきたという地。それにより地名は「井波」と寺名を「瑞泉寺」と名づけられた。
バス停標識     
井波は彫刻の町、バス停にも龍の彫刻が。



御朱印



あとがき
 富山では一日雨中の参拝となった。巡礼には晴れの日のほうが足元が楽なのでよいのだが、この時期の雨はしっとりしてまたよし、田植えが終わった後の恵みの雨です。井波は彫刻の町、参道脇にはそれらを扱う店が沢山あり、店先で彫刻しているのを見学できるようになっているところもありました。
(瑞泉寺ホームページ)


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