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第十七番

永平寺



巡礼日 平成二十年四月十五日
山号・寺名 吉祥山永平寺
宗派 曹洞宗大本山
所在地 福井県吉田郡永平寺町志比5-15
 寛元二年(1244)道元禅師によって開かれた座禅修行の道場。お堂内では修行中の雲水によくであう。



正門    
訪れると最初に通る。
永平寺川    
寺の前を流れていて上流には玲瓏(れいろう)の滝がある。
通用門     
参拝者が最初にくぐる門
傘松閣天井絵     
傘松閣は参拝者の控え室と宿泊部屋がある。その広間の天井には230枚の天井絵があり、部屋を華やかにしている。
仏殿     
中国の宋時代様式のもので明治三十五年(1902)改築。
僧堂     
「雲堂」「座禅堂」とも呼ばれ座禅、食事から就寝までを行う根本道場となっている。仏殿と同じく明治三十五年(1902)改築。
中雀門     
山門と仏殿の中間にあり、僧堂と庫院を結ぶ通路にもなっている。小さいが優雅な門。
仏殿から法堂(はっとう)への階段     
永平寺は山腹の斜面のまま種々のお堂が建てられていてこのような階段を通って移動する。床は雲水の修行となっている拭き掃除によってピカピカに磨き上げられていた。
承陽門(じょうようもん)     
開山の祖、道元禅師の御真廟承陽殿への門。
白山水     
白山連峰につらなる湧水。道元禅師の真前にお供えする霊水。
法堂(はっとう)内部     
天保十四年(1843)に改築された説法道場。
大庫院     
台所、賓客用の接待の間がある。七堂伽藍の一つであり大切な修行の場。
大すりこぎ     
すりこぎは「わが身をすりへらして他につくす」ことから永平寺の教えにもなっている。
山門     
寛延二年(1749)改築で永平寺最古の建築物。修行僧はこの門より入門する。
四天王(多聞天)     
山門改築以来安置されてきた四天王だが、250年ぶりに修復された。多聞天の右側には持国天がおかれる。
四天王(増長天、広目天)     
仏師により当初の姿に蘇った四天王。
鳴板     
永平寺が修行道場であることをうかがわせる板。(鳴板の名称は違っているかも知れません)
鐘楼     
吊るされた梵鐘は重さ5トンある大きなもの。
唐門     
勅使門ともいい皇室の使者上山の際に使われる。天保10年(1839)再建。
円通門への道     
通用門前を奥にはいったところ、ここまで来る人は無く静かです。
徹通禅師七百回御遠忌ポスター     
永平寺全景図     
通用門にある大絵図。拡大図



御朱印



あとがき
 そんなに古い建物があるわけではないが、実際の修行道場である雰囲気が至るところから伝わってくる。明日からの3世徹通禅師700回御遠忌準備のテントや幕があり法堂の写真が撮れなかったのが残念。その代わりに明日のリハーサルのようなものを見学することが出来た。明日からは全国から参拝者が集い大変な賑わいとなるのだろう。


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