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第二十七番
西本願寺
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巡礼日 | 平成二十二年七月十九日 |
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山号・寺名 | 龍谷山本願寺(西本願寺) | |
宗派 | 浄土真宗本願寺派本山 | |
所在地 | 京都市下京区堀川通花屋町下ル | |
真宗大谷派の東本願寺に対し通称「お西さん」と呼ばれている。境内には国宝、重要文化財が数多くあり「古都京都の文化財」として「世界遺産」に登録されている。親鸞聖人滅後、娘の覚信尼らにより東山大谷の地に廟を置いたのが本願寺の始まり。後東西分裂などを経て豊臣秀吉よりの寄進によりこの地へ寺基を移した。 |
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御影堂と阿弥陀堂
御影堂(写真左)、阿弥陀堂(写真右奥)とも重要文化財。ともに巨大な木造建築で特に御影堂の外陣は441畳敷きで一度に1200名以上の参拝が出来る。御影堂は平成11年から10年間に渡る大修復工事が終わったところ。 |
阿弥陀堂門
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御影堂門
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北小路門
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太鼓楼
親鸞聖人500回忌(1760年)頃建立されたと伝わる。幕末時に新撰組が本願寺内に屯所を置いた時に北集会所とこの太鼓楼を使用した。その後北集会所は姫路市の亀山本徳寺へ移築されている。 |
鐘楼
華麗な装飾が目を惹く。右下隅にちらりと見えるのが飛雲閣。重要文化財。 |
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飛雲閣(二層、三層)
金閣、銀閣とともに「京の三閣」とよばれ、聚楽第の移築とも伝えられる。鐘楼前の塀越しだったが二層以上を見ることが出来た。二層目板戸に三十六歌仙が描かれているのがわかる。国宝。 |
唐門
書院への正門。極彩色の彫刻などがあり日暮し眺めても飽きないことから「日暮門」といわれる。確かに細部に至るまで彩色されていて見飽きることがない。国宝。 |
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大銀杏
御影堂前にあるイチョウ。京都市指定天然記念物。これとは別に阿弥陀堂前にも大きなイチョウがあり京都市指定保存樹となっている。 |
大谷本廟
清水寺と五条通(国道1号線)の間にある親鸞聖人ご廟所。全国門信徒の納骨所ともなっている。 |
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大谷本廟総門
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大谷本廟明著堂
奥に親鸞聖人の廟堂がある。 |
御朱印(参拝記念スタンプ) | |
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あとがき |
京都の真ん中にありながらいわゆる観光寺ではないので自由に参拝できるところ。御影堂や阿弥陀堂の広々とした畳敷きの外陣に座ると自然に手を合わせたくなる。ここで京都の20寺が終わった。かなり駆け足になってしまったところもあるので、機会があれば次回はゆっくりと回ってみたい。
(西本願寺ホームページ) |
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