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第二十九番

南禅寺



巡礼日 平成二十一年十二月二十三日
山号・寺名 瑞龍山太平興国南禅禅寺
宗派 臨済宗南禅寺派大本山
所在地 京都市左京区南禅寺福地町86
 文永元年(1264)亀山天皇が離宮禅林寺殿を営んだのが起こり。 京都五山別格上位の格式を持つ。



三門    
寛永五年(1628)藤堂高虎が大阪夏の陣戦没者慰霊のため寄進。歌舞伎「楼門五三桐」での石川五右衛門のせりふ「絶景かな絶景かな」の舞台。重要文化財。
三門初層    
とにかく大きい。
三門階上     
歌舞伎のなかで石川五右衛門がここであのセリフ「絶景かな絶景かな」を。
法堂     
明治四十二年(1909)再建。
方丈     
慶長十六年、御所の清涼殿を拝領移建、女院御所の対面御殿を移築したともいわれている。場所の関係で全景が見れないので塀の外側から屋根だけ。国宝。
方丈庭園     
「虎の子渡し」の庭ともいわれている。国指定名勝。
小方丈庭園(如心庭)     
心の字に石が配してある。
六道庭     
六道輪廻の庭。
蓬莱神仙庭     
当地が古来神仙(神通力のある仙人)が住むところとの由来があることから。
華厳の庭     
還源庭     
南禅寺には小さな中庭に至るまで名前がついていて、それぞれ異なった趣がある。庭好きにはたまらないでしょう。
大方玄関     
入って左へ行くと方丈へ、ここが使われるのは特別行事のときのみ。
勅使門     
三門前方にある。門の前は駐車場、後ろは車が通る道路になっていて立派な門だが肩身が狭そう。重要文化財。
三門下の雨宿り     
当日はあいにくの雨降りで敷居に腰を掛けて休憩する人が大勢。



御朱印



あとがき
 前日まで晴れの予報が日頃の行いのせいだろうかあいにくの雨降りに、そこで三門で雨宿りをしている人を眺めていたら黒沢明の「羅生門」の冒頭シーンを思い出した。映画では土砂降りのなかで乞食坊主と盗賊の雨宿りだったと記憶しているがどうだったか。
(南禅寺ホームページ)


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