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第三十五番

百済寺



巡礼日 平成二十年十一月十一日
山号・寺名 釈迦山百済寺
宗派 天台宗
所在地 滋賀県東近江市百済寺町323
 推古十四年(606)聖徳太子の御願により渡来人のために創建されたという近江最古級の古刹。この寺も湖東の他の寺同様信長の焼き討ちにもあっていて創建当時の建造物は残っていないが参道周辺の木立に往時を偲ぶことが出来る。
 湖東三山・近江西国第十六番札所。



赤門    
慶応三年(1650)建立。色あせてはいるがよく見ると朱色に彩色されているのがわかる。
参道石垣    
赤門からこのような石垣が続いていて歴史を感じさせます。
仁王門     
現本堂と同年代の建立。ここまで来ると本堂はもうすぐ。
五木寛之の百寺巡礼案内     
仁王門をくぐったところに設置されていた。
弁財天    
仁王門奥より本堂を仰ぐ    
長い参道を登った先に本堂があり、ほっとする瞬間。
観音杉    
樹齢430年、山内最大の樹木。
本堂     
慶安三年(1650)建立.。正面の唐破風がしゃれている。重要文化財。
鐘楼     
参拝者が自由に鐘を撞けるようになってました。
千年菩提樹    
山号の釈迦山にちなんだ菩提樹。樹齢千年。信長焼き討ちによる焼損があったが、幹の周囲から蘇ったもの。
遠望    
庭園本坊よりの眺め。昔百済人はこの場所からはるか遠くの故郷百済を偲んだという。    
庭園入り口    
入り口を入って目に付くのが本坊へあがるための大きな飛び石。園内にはこのような巨石が随所に置かれている。 
庭園本坊    
案内図    
拡大図



御朱印



あとがき
 湖東三山のひとつとして紅葉でも知られているこの寺が遠い昔、朝鮮が百済といった頃の日韓交流の象徴だったことに驚き。紅葉にはもう少しだったがそれでもよい秋の一日となった。(百済寺HP)


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