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第三十九番

専修寺(せんじゅじ)



巡礼日 平成二十年四月二十一日
山号・寺名 高田本山
宗派 真宗高田派本山
所在地 三重県津市一身田町2819
 真宗高田派は元栃木県に本寺があったが、そちらが兵火にあったことから、こちらが本山として定着したもの。御影堂、如来堂とも堂々としたりっぱなもので真宗の寺であることを実感します。



山門    
宝永元年(1704)建築。額には「田山」とある。
山門内側    
一階部分の壮大な木組みが美しい。
唐門     
間口に比べて大きな屋根にびっくり。扉中央の菊花紋がこの門が勅使門であることをうかがわせる。
御影堂     
平成の大修理が昨年末終わったばかりで、725畳ある内部は真宗の寺らしく、金箔で輝いていた。
御影堂側面    
修理完了まもないとあって屋根のふち飾りが鮮やかで美しい。
如来堂    
御影堂に負けないぐらい大きな建物。唐門をくぐった正面にある。
通天    
御影堂と如来堂をつなぐ廊下。屋根が山なりにカーブしている。
鐘楼     
梵鐘は御影堂や如来堂より古く慶安五年(1652)鋳造のもの。
黒門     
寺の南面には山門、唐門とこの黒門の3っつの門がある。この門は寺内町の環濠沿いから移築されたもの。
太鼓門    
内部に太鼓が吊り下げられ近隣の人々に時を告げていた。
御廟唐門     
親鸞聖人御廟の門。桧皮葺の屋根は傷みのせいか、布で覆われていた。
一身田寺内町の図    
このあたりはかっては環濠にかこまれた寺内町であった。拡大図



御朱印



あとがき
 真宗の寺は禅宗とは違い七堂伽藍といった様式ではないが、その分御影堂と如来堂が中心でシンプル。故郷の寺も派は違っているが真宗なので、懐かしさを感じた。 (専修寺HP)


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