ホームページトップへ 百寺巡礼トップへ

第四十番

永保寺



巡礼日 平成十九年一月廿八日
山号・寺名 虎渓山永保寺
宗派 臨済宗南禅寺派
所在地 岐阜県多治見市虎渓山町1-40
 虎渓の名はこの地が中国江西省の虎渓に似ていることから名ずけられた。庭園は国の名勝に指定されていて、秋は庭内のモミジが紅葉の名所ともなっている。観音堂、開山堂は国宝に指定されている。



国宝・観音堂    
開祖夢窓国師により1313年建立、禅宗伽藍で大切な仏殿。
鐘楼    
庫裏前の、大銀杏の近くにある。
国宝・開山堂(僊壺堂・センコドウ)     
1352年頃、足利尊氏建立と伝えられる。境内で一番奥まったところにひっそり佇んでいる。
観音堂と無際橋     
手前の臥竜池に無際橋が映り重要な庭観をなしている。
土岐川の景観     
永保寺の裏手を流れる景観はとても市街地近くの川とは思えない、幽谷の雰囲気がある。
六角堂(霊擁殿)梵音巌と観音堂     
梵音岩上に建つ六角堂には千体地蔵がまつられていて、岩上からは湧水を集めた流れが滝となっている。
本堂前陶製灯籠     
この灯篭は陶器製の珍しいもの、2基1対ある。明治39年尾州赤津の名工作助による。
本堂・大玄関再建計画     
永保寺は近年、本堂・大玄関・庫裏を焼失しており、庫裏が再建され残りの本堂と大玄関は平成23年春完成予定となってます。
再建された庫裏     
近くで見るとその大きさと木肌の美しさに圧倒され、あらためて日本古来の建築の素晴らしさに感動。
姫だるま     
この姫だるまは縁起ものらしく、お守り札と一緒に売られていた。
参道     
永保寺は周囲より低い位置にあるため、参道を下っていくことになります。偶然僧侶の群れに出会いました。
秋の大銀杏     
永保寺は紅葉の名所でもあるので、秋の写真を少し入れました。この銀杏は開山・仏徳禅師お手植えの木とされている樹齢670年のもの。   
紅葉     
僧堂と庭内を隔てる形よい塀に紅葉がよく合って美しい。
無際橋     
大銀杏を背にした無際橋はどこか平安時代を思わせる景観です。



御朱印



あとがき
 永保寺には他にも、虎渓用水碑や光明天皇勅願所碑、勅使門跡、昔の参道跡に建つ道標など見所が多い、秋の紅葉も見事なもの。(虎渓山永保寺HP)


ホームページトップへ 百寺巡礼トップへ