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第四十一番

浅草寺



巡礼日 平成二十年六月二十二日
山号・寺名 金龍山浅草寺
宗派 聖観音宗総本山
所在地 東京都台東区浅草2-3-1
 浅草寺は江戸を象徴するような寺だが、その起源は推古36年(628)に漁師が純金無垢の観音像を見つけ安置したのが始まりという意外に古い歴史を持っている。



雷門(風雷神門)    
向かって左に雷神像、右に風神像が安置されている。現在の門は昭和35年(1960)に松下電器創始者松下幸之助氏寄進によるもの。それまで、慶応元年(1865)の大火で焼失して以来、95年間はは門が無い状態であった。
仲見世通り    
雷門から宝蔵門までの参道。両側に店が並びたいそう賑やか。
宝蔵門(仁王門)        
天慶5年(942)建立以来幾度も火災にあっており、現在のものは戦災による焼失後、昭和39年(1964)完成のもの。  
五重塔    
この塔も幾度も倒壊や火災にあっていて現在のものは戦災による焼失後、昭和48年(1973)完成のもの。
浅草不動尊    
宝蔵門脇にあるお堂。
本堂    
現在のものは昭和33年(1958)年再建のもの。遠くからは傾斜が急で大きな屋根がまず目に入る。
本堂外陣    
朱色の柱、彩色された天井がはなやかな印象。
天水桶     
雨だれの所に設置されている。銅製なのか緑錆の緑と背後の壁の朱色との対比が美しい。
石橋     
影向堂境域内にあり、元和4年(1618)造られた都内最古とされている石橋。
影向堂(ようこうどう)     
観音様にお仕えする仏様をまつっているお堂。
金龍権現(左)、九頭竜権現(右)     
それぞれ浅草観音を守る金龍と浅草寺伽藍安穏守護神である九頭竜権現を祀っている。人々を守る観音様、その観音様を守護する神がいる。
普段何気なく感じているこのような神様仏様の柔軟な関係をあらためて興味深く感じた。
胎内くぐりの灯籠     
江戸時代からこの灯籠の下をくぐって子供の虫封じやその他のおまじないをされてきたという。



御朱印



あとがき
 観光寺として有名な浅草寺の起源が飛鳥時代だったことに驚いた。おそらく日本人なら誰でも知っているこの寺がこんなに古い歴史を持っていることを知っている人は少ないのではないか。この日はあいにくの雨降りでしたが、海外からの観光客などもいて大変な賑わいでした。 (浅草寺ホームページ)


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