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第四十九番

久遠寺



巡礼日 平成二十年十一月二十二日
山号・寺名 身延山久遠寺
宗派 日蓮宗総本山
所在地 山梨県南巨摩郡身延町身延3567
 文永十一年(1274)日蓮聖人が草庵を構えた日を開闢(かいびゃく)としている。その後弘安四年(1281)堂宇建築し「身延山久遠寺」と称し、草庵跡近くには日蓮聖人御廟所がある。身延山全体が久遠寺境内のような厳粛さを感じます。



総門    
身延山ふもとにある門。ここから三門まで1.2kmあります。寛文五年(1665)建立。
参道    
総門から三門まで1.2kmの道のり。奥に見えるのが奥の院がある身延山山頂。
三門     
涅槃の本堂に対して、正面の門を三解脱門に例えて三門というそうです。寛永十九年(1642)建立後焼失し、現在のものは明治四十年(1907)再建されたもの。
菩提梯(ぼだいてい)     
寛永九年(1632)に完成したもの。合計二百八十七段の石段、南無妙法蓮華経になぞらえて七区画に分かれている。ここを登りきれば、覚りの悦びが生ずるといわれている。ゆっくり登ってきましたが相当きついです。心臓が弱い人は無理かも知れません。
男坂    
菩提梯の石段が困難な人向けに「男坂」「女坂」の坂道がありました。
女坂    
こちらでも本堂に行けます。
本堂    
元のものは明治八年(1875)焼失。その後昭和六十年(1985)再建。修理のためか覆いがありましたが上がって参拝できました。天井には加山又造画伯による勇壮な龍の絵がかかれてます。
祖師堂     
祖師日蓮聖人をお祀りしているお堂。本堂と同じ年に焼失し明治十四年再建された。
御真骨堂拝殿     
拝殿奥に日蓮上人御真骨を安置されたお堂があります。
仏殿    
客殿    
開基堂    
五重塔    
もとのものは1860年焼失、復元が完成し来年(平成二十一年)五月に落慶式が予定されている。
大光坊    
本堂から奥の院への参道ほぼ中間にあるお堂。大聖人自作の大黒尊天を奉っている。写真は山頂へのロープウエーから撮りました。
奥の院思親閣仁王門    
奥の院思親閣祖師堂    
日蓮聖人お手植え杉    
山頂から眺めた富士山    
この日は天候がよく雪を被った富士がよく見えました。ひとつ得をした気分です。



御朱印



あとがき
 当日はJR東海さわやかウォーキングに参加しての巡礼なので、身延駅から往復11kmを徒歩で参拝しました。このなかでは本堂への高低差104m、287段の石段が一番きつかったです。もっと足腰を鍛えなくてはと日頃の運動不足が身にしみました。(久遠寺HP)


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