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第五十四番

粉河寺



巡礼日 平成二十年三月十七日
山号・寺名 風猛山粉河寺
宗派 粉河観音宗総本山
所在地 和歌山県紀の川市粉河2787
 宝亀元年(770)開創。ゆったりした境内にお堂が順序良く配置されていてお参りしやすい。鎌倉時代の最盛期には4キロ四方に550坊を数えたという。



大門    
参拝にはまずこの大きな門をくぐる。和歌山県では高野山根来寺に告いで規模が大きい。
本堂    
この建物も大きく西国三十三ヶ所で最大のもの。大門とともに江戸時代中期建立。
燈篭     
本堂前に1対置かれている。細部まで精緻に細工されていて見飽きない。
粉河寺庭園     
国指定の名勝で桃山時代の作。崖地を枯山水に仕上げている珍しいもの。
地蔵堂     
中門を入った正面にある。
カンヒザクラと大門     
すぐ近くの空き地に咲き誇っていたカンヒザクラ越しに見た大門。
不動堂     
大門をくぐってすぐのところ。
童男堂     
童男とは千手観音の化身といわれる童男大士のことで、境内にある出現地から白馬に乗って現れたという。
太子堂     
中門手前左側にあり聖徳太子をまつっているお堂。
中門     
天保三年(1832)建立、「風猛山」の扁額は紀州十代藩主の直筆。
若山牧水歌碑     
中門をくぐってすぐ左手にある。西国第三番札所らしさがよくわかる。「粉河寺 遍路の衆の打ち鳴らす 鉦々きこゆ 秋の樹の間に」
芭蕉句碑     
若山牧水歌碑から少し入った丈六堂前にある。「ひとつぬきて うしろにおひぬ ころもがへ」
丈六堂     
文化三年(1806)再建。丈六(1丈六尺)阿弥陀如来が安置されている。
六角堂     
享保五年(1720)建立。
千手堂     
内部に千住観音と歴代紀州藩主位牌が祀られている。
本堂俯瞰     
お堂の右角から。城郭のような屋根組みが特徴で全体がより大きく立派なものとなっている。
サクラと本堂     
境内には沢山のサクラが植えられているが、まだ時期的に早くわずかにこの1本が咲き始めていた。
土塀     
大門から中門までの本坊近くにある、少し崩れかけた塀が少し痛々しい。縄張りがしてあるので近く修繕されるようだ。
お遍路さん     
境内を行く西国三十三所観音巡りのお遍路さん。
念仏堂     
阿弥陀如来をまつる江戸時代後期の建物。



御朱印



あとがき
 天候のせいだけでなく全体に明るい感じをうけ心も晴々した、牧水の歌碑にあるように、今にも鉦々が聞こえそうなきがする。(粉河寺HP)


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