ホームページトップへ 百寺巡礼トップへ

第五十六番

弘川寺



巡礼日 平成二十年九月十四日
山号・寺名 龍池山弘川寺
宗派 真言宗醍醐派準別格本山
所在地 大阪府南河内郡河南町弘川43
 665年、役行者創建の古刹。西行入寂後で墳墓がある。山号は天武天皇から与えられたもの。



本坊への坂道    
駐車場から続く道、石垣と白壁の塀が美しい。
本坊の皐月    
人の背丈より高く立派なもの。無人の本坊受付には呼び鈴代わりの梵鐘のミニュチアがおいてあり、、澄んだ音がとてもよかった。
本坊から本堂への石段        
本堂は一段高いところにあり、この石段を登って左手にある。 
本堂    
西行堂への坂道から臨む本堂    
紅葉の季節にはベストショットとなりそう。
西行堂    
歌僧似雲法師建立による。
西行墳への坂道    
西行堂から先のこの道を登りきったところに西行墳と似雲墳がある。
西行墳     
西行は文治六年二月十六日((1190)73歳でこの地において入寂。
西行歌碑     
「願はくは花の下にて春死なん、そのきさらぎの望月のころ」
似雲墳     
似雲は江戸中期の僧。西行を慕ってこの地周辺に千本桜を植え、庵を建てて住んだ。
護摩堂     
本堂前右手に鐘楼と並んでいる。
隅屋桜(すやさくら)     
南朝の忠臣隅屋與市(弘川城主)がこの地で奮戦しこの桜の下で討死したとある。



御朱印



あとがき
 1350年以上前に創建された古刹ながら、伽藍は小規模でどこか親しげな感じがした。西行終焉の地なので、西行に興味のある人には、ある意味聖地なのでは。


ホームページトップへ 百寺巡礼トップへ