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第五十七番

鶴林寺



巡礼日 平成二十一年八月一日
山号・寺名 刀田山鶴林寺
宗派 天台宗
所在地 兵庫県加古川市加古川町北在家424
 聖徳太子が高句麗の高僧のため創立した「刀田山四天王寺聖霊院」が始まり。養老二年(718)七堂伽藍建立。天永三年(1112)鳥羽天皇より勅額をいただき「鶴林寺」と改められた。播磨の法隆寺ともいわれている。
新四国三十三個所第27番札所。



仁王門    
鶴林寺の正門。
旧四天王寺の石碑    
「日本佛法最初旧四天王寺刀田山鶴林寺」とある。
本堂     
応永四年(1397)建立。本尊の薬師三尊像は秘仏(重要文化財)。国宝。
太子堂     
天永三年(1112)建立。国宝。
鐘楼     
応永十四年(1407)。梵鐘は高麗中期の朝鮮鐘。鐘楼、梵鐘とも重要文化財。
三重塔     
室町時代。大火にあい、その後大修理された。
護摩堂     
永禄六年(1563)。重要文化財。
宝物館     
ここに収められたいる金銅聖観音立像は高さ90センチ弱で腰を少し右にくねらした様子が優美。元は金メッキがされてい光り輝いていたという。その他に聖徳太子絵伝や木造釈迦三尊像など見ごたえがあった。
不開の門跡(あかずのもんあと)     
鶴林寺には聖徳太子が12歳の時滞在しているがそのために建てた「木の丸御殿」の門があったところ。門はその後閉じられたという。
常行堂     
太子堂と同時代のもの。重要文化財。
行者堂     
応永十三年(1406)。重要文化財。
新薬師堂     



御朱印



あとがき
 今年は8月というのにまだ梅雨明けしなくて雨のなかの巡礼となった。そのせいか土曜日というのに、訪れた時はほかには誰もいないので寂しかったですね。宝物館に展示されていた太子堂壁画写真と、復元模写がありましたが写真のほうはすすけた壁画そのままなので、何が書かれているか良くわからないのが、復元模写では見事に再現されていたのが印象に残りました。
(鶴林寺ホームページ)


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