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第六十一番

山 寺



巡礼日 平成二十一年三月十九日
山号・寺名 宝珠山立石寺
宗派 天台宗
所在地 山形市山寺4456-1
 貞観二年(860)清和天皇勅命により開山。比叡山の法灯をうつしている。松尾芭蕉の「奥の細道」でも知られている。
最上三十三観音2番



寺入口    
この階段を登ると根本中堂へ。
根本中堂    
創建時に比叡山から移された法灯が1100年の間途切れることも無く現在も光を放っている。重要文化財。
芭蕉句碑     
松尾芭蕉が元禄二年(1689)に訪れた時に詠んだ名句の碑。     
「閑さや巌にしみ入る蝉の声」
芭蕉像     
常行念仏堂     
山門     
ここから仁王門、奥之院へと続く800余段の石段がはじまる。
姥堂     
奪衣婆(だつえば)が本尊。ここから上は極楽という浄土口。
四寸道     
参道中最も狭いところ。
せみ塚     
「閑さや巌にしみ入る蝉の声」の句を書いた短冊を埋めて、石の塚をたてたところ。背後は百丈岩。
仁王門     
ここまで来ると、奥の院はもうすぐ。
納経堂(左)と開山堂(右)     
百丈岩の上に建てられている。
五大堂     
開山堂右手奥にある展望台。
五大堂からの眺め     
山寺の街や遠方の山並みが展望できる。
奥の院     
参道終点。
修行の岩場     
奥の院向かって右手にある岩場、修行者以外は立ち入り禁止。
山寺案内図     
拡大図



御朱印



あとがき
 石段が多いので行く前にはかなりの覚悟をしていたが、参道途中に見るべきものが多数あって、思ったより楽に登ることが出来た。松尾芭蕉は旧暦5月27日の真夏なので季節は違っているが、名句の「閑さやーーー」が実感できる岩に囲まれた寺だった。


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